【NEWS】lo-fi chill bedroom pop作家 tamao ninomiya ソロ名義のフルアルバム『忘れた頃に手紙をよこさないで』を11/28にカセットテープでリリース 参加アーティストに入江陽、hikaru yamada、loveles、theextraordinarymachines

宅録音楽家 tamao ninomiyaは、ソロ名義で初となるフルアルバムをカセットテープで11/28にリリースする。

実験音楽やASMRに近い場所で活動をしていた彼女は2017年12月頃より”tamao ninomiya”名義での音楽活動を開始。
パソコン内蔵マイクに向かって歌を録音する、古いレコードを回した時のようなジリジリ音を意図的に鳴らす、ASMR的な生活音を曲にランダムに入れ込むといった独自の感性で「lo-fi chill bedroom pop」という独自の内省的なジャンルを構築している。

今作は2018年6月頃に制作が発表されたもので、Bandcampのプレオーダーを経てリリースされたもの。
アルバムには入江陽、hikaru yamada(hikaru yamada and the librarians、feather shuttles forever)、loveles、theextraordinarymachinesが参加している。

アートワークはsommeil sommeilや洗脳ミームなどのアートワークを手がける「いいね活動」(@iine_katsudou) によるもの。

また、プレオーダーの段階でtofubeatsやimdkmが購入をしており、彼らからのコメント(あくまで個人的なコメントでありタイアップや推薦文ではない)も寄せられている。

tamao ninomiyaはレーベル 慕情tracksのオーナー、メトロノリとの音楽ユニット「mirai:mi」の活動やメトロノリのtiny mix tapesのインタビューの翻訳、川本真琴の「願いが変わるまでに」の『FUNTION』の作詞、松永天馬の「ラブハラスメント」の歌詞を英訳するなど、幅広い活動を行なっている。



『忘れた頃に手紙をよこさないで』/ tamao ninomiya
2018年11/28リリース
フォーマット:カセットテープ + MP3
カタログNo.:tmo-001
価格:¥1,200(税抜)
【Track List】
side-A:
01. love me tender, night time
02. 夜の神さま feat. 入江陽
03. peanut butter and pool
04. waiting an airplane
05. 踊れないのに feat. theextraordinarymachines
06. wahhed without you
07. i miss you so 2
side-B:
08. an egg waiting to hatch 1000 years
09. a tiny shell found nearby a skyscraper
10. chinese girl
11. ecriture living alone feat. hikaru yamada
12. 南の島 southern regrets
13. 幸せだったかもしれない 一度は feat. loveles
14. If i could see the light
15. my tiny old vynyl


コメント

【tofubeats】
なんとなく気になったCDRをショップで買って帰る、みたいなことがすっかり減った2018年ですが、Bandcampを眺めていると未だにそんな音源に出会えます。

知人が購入していてタイトルが気になって聞いてみたこの音源は、

たまに年下の子から届くデモより「デモっぽい」音質で、何を作ってもむしろ高音質になってしまうような今、むしろ新鮮に感じました。

これからきっとどんどんいろんなことが上手になっていくと思いますが、そんな途中に書き残した手紙のような作品です。

——-

【imdkm】
どこに落ち着くでもなくふらふらと浮遊するビートに、ささやきと歌声のあいだのようなヴォーカル。その響きがあまりに無防備なので、間違って他人のプライヴェートな空間に踏み込んでしまったみたいな気分になる。ちょっとした居心地の悪さを覚えつつも、それでも時折訪れる夢のように甘い瞬間を味わいたくて、ふとしたときに再生してしまう。ベッドルームポップなんていう言葉をよく聞くけれど、これはベッドルームそのもののような音楽だ。

2018.11.21 12:07

カテゴリ:NEWS タグ:, , , , , , , , ,