【INTERVIEW】かにちゃんに訊く、知っているようで知らないカニ研究会

アニメもゲームもずっと大好きです
- –:カニ以外にもアニメ、ゲーム、SF、プロレタリア文学などの要素が楽曲に見受けられますが、音楽以外のもので好きなもの、特に楽曲制作に影響を与えたものがあれば教えてください。
- カニ研究会:アニメもゲームもずっと大好きです。
とくにアニメはお父さんから教えてもらった「攻殻機動隊」が好きで、「甲殻機動隊」のオマージュ元になっています。
また楽曲制作に影響しているかは分かりませんが大好きなゲーム「UNDERTALE」っぽい要素を「カニカーニバル」のMVに入れてみたりしています。
- –:1stシングル「我愛你-上海蟹-」は中国版TikTokで累計再生回数30億回を突破とのことですが、元々中国のリスナー獲得は狙っていたのですか?
- カニ研究会:まったく狙っていませんでした。
中国でたくさんの方に聴かれているのもしばらく気付いていなくて、たまにSNSで中国語圏の方からフォローされるのを「なんでだろう?」と思っていました。
SNSのフォロワーの方に中国版TikTokで「我愛你-上海蟹-」が人気だと教えてもらえて良かったです。 - –:実際海外リスナーを獲得してみて、告知やその後の制作に影響はありましたか?「蟹蟹(謝謝)」あたりは中国のリスナーがターゲットになっていると思いますが。
- カニ研究会:はい、影響がありました。
いちばんの影響は中国の動画配信サイトbilibiliでのMVの配信を始めたことです。
皆さんコメントが優しいので本当に始めて良かったです。
また、中国のリスナーの方は私の奇妙な発音の中国語を面白いと思っているのかな?と感じたので、意識的に中国語を楽曲中に入れたりしています。
「蟹蟹(謝謝)」はまさに中国のリスナーの方への感謝の曲で、Meland x Haukenの「Tana High 2021」のオマージュです。
将来の夢は蟹御殿に住むことです
- –:アートワーク、MV、グッズなどもご自身で制作をされているんですか?
- カニ研究会:はい、自分で制作しています。
失礼じゃないけど固すぎない文章とは……??などかなり考えすぎてしまうためメールやSNSなどでやりとりするのがあまり得意ではなく、また通話も知らない方だととても緊張してしまうので、消極的な理由でこのスタイルになりました。 - –:あのMVをお1人で作ると大変そうだと思うんですが、どのくらい時間がかかっていますか?
- カニ研究会:少しずつ進めたので2ヶ月くらいかかったと思います。
今までアニメーションを作ったことがなかったのでとても大変でした。
MVの制作には主にClip Studioを使っています。
いつも楽曲のリリースと全く関係のない時期にMVが公開となっているのは、MVの制作が必ず難航しているからです。
いつか楽曲のリリースと同時にMVを公開したいと密かに思っています。
- –:私がSNS等で知っている限りでは、カニ研究会名義ではライブは行っていないと思っているのですが、ライブなどは行っていますか?行っていないようであれば今後ライブ等をする予定はありますか?
- カニ研究会:はい、ご認識の通りライブ活動は行っていません。
また、人前で歌うのは恥ずかしいうえに緊張して絶対にミスをしてしまうので、今後もライブを行う予定はありません。 - –:今後の活動の展望等があればお願いします。
- カニ研究会:冬のピザのCMソングを作りたいです。
カニはエビに比べて何となく活躍する機会が少ないので、数少ない活躍タイミングであるカニのピザのタイミングを狙っています。
また、将来の夢は蟹御殿に住むことです。
そのためにはカニ研究会の楽曲をたくさん聴いてもらえるよう、これからも継続してカニの曲をリリースしていくつもりです。
インタビュー・テキスト:sabadragon
【最新シングル】
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「カニバリズム」
/ カニ研究会
2025年4/16リリース
フォーマット:デジタル配信
マルチリンク
1 2
2025.4.20 19:00
カテゴリ:INTERVIEW, PU3_ タグ:electronic, JAPAN, pop, カニ研究会

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