【NEWS】夜夏 5thシングル「蔀越しにあなたに」配信開始 安藤百花とゆうさりをボーカルに迎えた楽曲

ソングライターの夜夏による5thシングル「蔀越しにあなたに(feat. 安藤百花 &
ゆうさり)」が本日8日に配信を開始した。

楽曲ごとに客演を迎えて制作する東京在住のソングライター 夜夏。

2023年初のシングルとなる本作は、ボーカルにモデル業の他、楽曲制作やフォトグラファー、自身のバッグブランドのディレクター、デザイナーを努めるなど分野を横断して活動する安藤百花と、シンガー・ソングライターniikawa rikoのソロプロジェクト ゆうさりの2人が参加している。

元々は安藤百花のYouTubeチャンネル「台所日和」のBGMとして制作された楽曲であるが、夜夏自身によって新たにアレンジが施され、歌も加えられた。

作編曲からマスタリングまでは夜夏の手によるもの。


「蔀越しにあなたに」
/ 夜夏, 安藤百花, ゆうさり
2023年2/8リリース
フォーマット:デジタル配信
マルチリンク




【コメント】
夜夏としての5作目に「蔀越しにあなたに」と名付けた楽曲を発表します。「シトミゴシニアタナニ」と読みます。海外向けのタイトルについては、これを「Sprachgitter」としました。
日本語では既に「言葉の格子」と訳されているPaul Celanの同名の詩と、詩集があります。そのままの拝借を迷いましたが、そうとしか名付けられませんでした。
蔀とは板戸の一種で、格子を組み、板を張った建具の名です。今ではほとんど見かけませんし西洋の格子窓とも異なるものですが、いずれにしても窓や扉は、言葉と同様に私たちを繋げるものでもありながら隔てるものでもあると言えます。
いつも私たちのあいだの、隔たりについて歌を書いている気がします。この曲も、コロナウイルスが流行しはじめた頃、安藤百花さんの映像につける楽曲制作の依頼をいただいて、やはり距離について考えることから始まりました。距離というと、はじめは空間的なそれが思い出されそうですが、時間的、精神的、言語やイメージ的な隔たりもまた、私にとっては大きな主題です。
それぞれに別々の言葉を歌う2人のボーカルが、すれ違うように交錯する歌を書きたいと思って歌詞を書きました。
もう会えなくなった誰か、或いはまだ会っていない誰か、今は存在しない誰かに、私たちはどう想像の手を伸ばすことができるのか、その声を聴くために何ができるのかを考え続けています。
– 夜夏

2023.2.8 18:00

カテゴリ:NEWS タグ:, , , ,