【NEWS】モントリオールのBraids シングル「Slayer Moon / 2020」配信開始 & セーラームーンのスマホ・ケースにインスパイアされたという「Slayer Moon」のビジュアライザーを公開

モントリオールのアート・ロック〜エクスペリメンタル・ポップ・バンド Braidsは24日、シングル「Slayer Moon / 2020」の配信を開始した。

本作は昨年リリースされた5年ぶりのアルバム『Shadow Offering』をリリースして以来となる新曲。

リリースと同時に日本ツアーをした際に購入したセーラームーンのスマホ・ケースにインスパイアされたという「Slayer Moon」のビジュアライザーを公開している。

また、これらの新曲のワールド・プレミアとしてライヴ・パフォーマンスを披露した映像も公開されている。

「Slayer Moon」に関してのラファエルからのコメント
「Slayer Moon」は、日本でのツアー中に大阪か東京で午前3時に買ったセーラームーンのスマホ・ケースにインスパイアされたものです。子供の頃、私はセーラームーンに夢中になっていました。特に、魔法の力で普通の女の子から神秘的でパワフルなセーラー・スカウトに変身する能力に夢中になっていました。先日亡くなった私のいとこは日系カナダ人で、VHS、コスチューム、キャンディーなど、日本からのセーラームーン関連グッズをたくさん持っていました。私たちのお気に入りのアイテムは、セーラームーンの杖で、「MOON PRISM POWER, MAKEUP!」と叫びながら空中にかざすと、世界の悪の勢力と戦うための戦闘態勢になるというものでした。大阪でケースを購入した当時の私は、携帯電話という別の大人のアイテムに夢中になっていました。セーラームーンの杖のように、華やかで想像力をかきたてるような変身はできませんでしたが、フィルターをかければ変身しますよね。日本でのツアー中、私は不安と睡眠障害のためにザナックスを服用していました。毎晩、寝る前にザナックスを飲んで、インスタグラムを深く読み込んでいました(おそらく眠れませんでしたが)。興奮した状態で奇妙な眠りに落ち、しばしばInstagramの能力によって、自分の人生が他の人たちよりも陽気ではないような気がして、嫌な夢を見ることがありました。つまり、この歌詞にはあまり比喩がないということです。セーラームーンのスカウトマンは、これまでに描かれた中で最も長い足を持っています。私はその足の長さと、ピンクの棺桶のセーラームーンの携帯電話という奈落の底で自分を見失った後に感じた自分の人生の可能性のなさとを重ね合わせました。最近、いとこが亡くなってから、この曲は私にとって新たな意味を持つようになりました。この曲を聴くと、世界の悪に勝てると思っていた無邪気な子供たちが一緒に過ごした時間を思い出します。私たちはまだ勝てると思います。ただ、みんなで携帯電話を捨てなければなりません。




「Slayer Moon / 2020」
/ Braids
2021年3/24リリース
フォーマット:デジタル配信
レーベル:Secret City Records
【Track List】
01. Slayer Moon
02. 2020
配信URL一覧






Braids – Slayer Moon (Official Visualizer)

Directed by Bobby Léon
Performance by Miranda Chan




2021.3.25 19:00

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