【NEWS】吉田和史 シンガー・ソングライターとしての活動終了を発表
シンガー・ソングライターの吉田和史は、5/16に行われたbar toiletの配信ライブの中で、シンガー・ソングライターとしての活動が終了したことを発表した。
吉田和史は新宿を舞台に活動するシンガー・ソングライター。
2017年には吉田和史×夜窓名義でアルバム『ルーザーズ』を、2019年にはソロ名義でのアルバム『誰もいない夜の果てを』をフィジカルでリリースしている。
活動終了の理由としては、2018年10月以降、自身が歌うための新曲が書けなくなったことを大きな理由としてあげている。
また、今年4月にリリースされたデビュー前の宅録音源集『Antholgy 2002-2013』の発表と、5月にYouTubeで順次アップロードされた2019年の吉祥寺曼荼羅ワンマンライブ映像の公開をもって「公に向けた活動は全て終えた」としている。
活動終了に思い至った経緯として、以下のコメントが届いている。
2018年10月に『明日へ』を書いて以降、何度も新曲を書こうとトライしてきたが書けなかった。新型コロナウィルスによる外出自粛で曲作りに向き合う時間は増えたがうまくいかず、逆に書きたいものがない事実を思い知らされてしまい、気持ちが切れてしまった」とコメント。「約6年間の音楽活動で様々な人たちと出会い新しい交流が生まれた。活動を終えることでそうした交流が失われてしまうことは残念であり悔しい。しかし、曲が書けない状況で人との繋がりのために活動を続けることは本末転倒であると考えから今回の選択に至った。自分の能力と気力が続かなかったことが原因。応援してくれていた周囲の期待に応えられなかったことを大変申し訳なく思っている
今後の活動については「現段階ではわからない」とする一方で、自主レーベルBoccie Recordsは今後も運営を続ける方針とのこと。
音楽・映像作品の配信・販売、公式ウェブサイトの運用などは継続される。
2020.5.17 0:00