【NEWS】ケニア・ルオー民族の伝統楽器ニャティティ奏者Anyango 7インチ『KAMBA NANE』を9/8にリリース
ケニアはルオー民族の伝統楽器「ニャティティ」奏者Anyangoの7インチ『KAMBA NANE』が9/8にリリース決定。
Anyangoはニャティティの世界初の女性奏者として知られ、ニューズウィーク誌の「世界が尊敬する日本人100人」の一人にも選出されている。
タイトルの『Kamba Nane(カンバ・ナネ)』とは、ケニアの伝統弦楽器ニャティティの別称。
ニャティティが8本の弦からできていることからそう呼ばれる。スワヒリ語で、”カンバ”は「弦」、”ナネ”は「8」を意味する。
本作品はバークリー音楽大学出身、米国の新進気鋭のエンジニアでありDJでもあるZack DJがHouseアレンジをした「Ogwang’」と、セネガルのゴレ島出身のパーカッショニストで、世界各国の首脳・VIPの歓迎式典、公式式典で多数演奏をするLatyr Syをフィーチャリングし、Latyr Syがレコメンドする、世界20都市以上でクラブ/フェス規模から国境事業まで、国境をまたぎ活動しているHIFANAによるRemixの「Kizashi」を収録。
ともに2014年リリースのアルバム『kilimanjaro』収録曲だが、日本とカメルーン、ケニア、セネガルの融合で新しく生まれ変わったワールドリミックス・ダンスミュージックとなっている。
「私の行けない所まであなたが行ってこの楽器を奏でてきなさい」と、師匠オクム・オレンゴが言った。偉大なニャティティ奏者であり哲学者だった故オクムの「行けない」所とはどこだったのだろうか。ニャティティは、ケニア・ルオー民族の伝統弦楽器で5音のペンタトニックの音階しかもたない。ルオー語のイントネーションがそのままシンコペーションとなりフレーズとなっている。他ジャンルとのコラボレーションをどう計るのか。盆踊りに代表されるリズムとテンポを持つ日本語をニャティティのフレーズにどう乗せるのか。いろいろと試行錯誤の末たどり着いたのが、トラディショナルとしてのニャティティから脱却し、コンテンポラリー音楽との融合で、その可能性を拡げることだった。今回新たな挑戦として取り組んだのが、私自身にとって初の試みとなるこの7インチ・シングルのアナログレコード「KAMBA NANE Anyango Club Remix」である。
Anyango
『KAMBA NANE Anyango Club Remix』
/ Anyango
2019年9/8リリース
フォーマット:7インチアナログ
レーベル:JOWI music
カタログNo.:JOWI-011
価格:¥1,800(税抜)
【Track List】
side-A:Ogwang’ (ZDJ House Remix)
side-B:Kizashi (HIFANA Remix feat.Latyr Sy)
『AFRICAN FESTA』
2019年8/25(日)横浜 クイーンズサークル(クイーンズスクエア横浜 1F)
ACT:Anyango×Latr Sy / and more..
Start 13:30〜/17:00〜(2回ステージ)
(問)横浜アフリカ月間事務局 tel.03-5355-0800(平日10:00〜17:00)
2019.8.6 13:24