【NEWS】寺治爽子 サウンド・プロデュースにTia Rungray参加のアルバム『合鍵』を7/10にリリース
関東を拠点として活動する寺治爽子は、アルバム『合鍵』を7/10にCat&Bonitoからリリースする。
芥川賞作家の三田誠広からも注目される彼女の文学性の高い言語感覚と、破滅的なピアノを組み合わせた全7曲を収録したデビュー作となっている。
哀しみに溺れ、弔い怒り、日々喜びと幸せを探す。そんな楽曲は猟奇的であっても儚さを感じる世界観で聴く者を離さない。彼女は自身の楽曲を「或る少女の物語であり、遺書である。」と語っている。
また、今作のサウンドプロデュースにはTia Rungray、アートワークにはTakayuki Noami(Non-REM Studio)、写真撮影にはtomikeが参加。
12/13(金)には吉祥寺の曼荼羅にて単独公演『-或る少女の記録-「夜更け綴るは、明日の遺書。」』の開催も決定している。
『合鍵』/ 寺治爽子
2019年7/10リリース
フォーマット:CD/デジタル配信
レーベル:Cat&Bonito
カタログNo.:CB-024
価格:¥1,800(税別)
【Track List】
1.エチゾラム
2.シオン
3.雨音
4.最果て
5.精霊流し
6.合鍵
7.20140604
Sound produce:Tia Rungray
Cover Art:Takayuki Noami(Non-REM Studio)
Cover photograph:tomike
【リリースに向けてのコメント】
ピアノの弾き語りということですが、
単純な和音を伴奏にして歌うというのではなく、かなり激しい演奏に載せて、風が渡るように声が流れていくという感じで、既存の音楽にはない新しい領域のサウンドだと感じました。哀しげだけれども聴いていると癒されるような特異な声が魅力的です。
その歌声の魅力の支えとなっているのが、紡がれた一つ一つの言葉の魅力です。これも既存のポップスにはない、魂に染み入るような、尖った言葉が並んでいて、文字だけにすると少しつらくなるような感じの言葉ですが、ピアノに載せて歌われると、耳に心地好く響きます。
この人はいったいどんな人生を送ってきたのだろうかと、心配になるような危うげなものを感じますが、力強いピアノの演奏を聴いていると、音楽というものが確実に人の生き方に関わり、魂の支えになるのだと痛感させられました。聴いている人に、生きる勇気をもたらしてくれる音楽ではないでしょうか。
三田誠広(作家)
単独公演
『-或る少女の記録-
「夜更け綴るは、明日の遺書。」』
2019年12/13(金)吉祥寺曼荼羅
2019.6.27 11:26
カテゴリ:NEWS タグ:JAPAN, tia rungray, 寺治爽子