【NEWS】Shingo Suzuki、mabanua、関口シンゴによるOvall 最新アルバム『Glimmer』リリース Ovallが提示する”全てが便利になりながらも自分の存在意義を問われる困難な時代へのアンサー”

Ovallアー写

Ovallによる最新アルバム『Glimmer』が27日にリリースされた。

Shingo Suzuki、mabanua、関口シンゴと、メンバー全員がプロデューサーとしても活躍する音楽集団 Ovall。

4月にリリースした先行E.P.『Glimmer 〜Ray of Light〜』のリリース時に明かされた通り、本作は当初1作のアルバムとして完結する予定だった。
しかし、制作過程で生まれた楽曲群が「眩い光」と「内省的な影」という鮮やかな2面性を持っていたことから、彼らは2階に分けて物語を解き放つという特異な構成を選択した。

本作は、単なる「先行曲+新曲」のパッケージではない。
眩い「拡散」の多幸感から、深い水の底へと沈み込むような「収束」の美学へ。このグラデーションを1本の作品として鳴らし切ることこそが、Ovallが提示する”全てが便利になりながらも自分の存在意義を問われる困難な時代へのアンサー”である。

アルバムの前半を彩るのは、世界を肯定する圧倒的なポップネス。
タイはバンコクの新鋭バンドとの化学反応が生んだ「Bloom feat. KIKI」は、洗練されたプロダクションとKIKIのフレッシュな感性が重なり合うハイライトトラック。
また、ライブで1番の盛り上がりを見せる「Cubism」に続く“歌えるインスト”として進化した「Brainstorm」は、関口が作った土台にSuzukiとmabanuaが想いを乗せて完成させた、ポジティブなエネルギーがみなぎるダンスナンバー。
さらに、Nenashiの歌声が足取りを軽くする「Telephone feat . Nenashi」や、村岡夏彦を迎えたワウを効かせた変幻自在のギターとエッジの効いた鍵盤がスリリングに交差する「Navy」、別所和洋をレコーディングに迎え、重厚なサウンドとご機嫌なジャズの躍動感が同居する「Dirty Paws」が聴く者の心を外側へと解き放っていく。

しかし、物語はそこから静かに、深く「影」の領域へと潜り込んでいく。
洗練されたRhodesとエッジの効いたビートが知的な夜を想起させる「99」、そしてローファイ・ビートからエレキの旋律が切なく染み渡る「Velvet Dusk」。
そしてアルバムの核心を突くのが、新録曲「Needed」。寂寥感のあるピアノと慈愛に満ちたメロディが溶け合うこの曲は、深い水底から存在を肯定する祈りのように響く。重なり合う3人の声は、孤独の果てに見つめた『兆し(Glimmer)』そのものと言えるだろう。
そしてこの物語は穏やかな「Shimmer」で結ばれる。

1音1音に意図を宿らせる卓越した演奏技術と、今の音像をアップデートし続ける先鋭的なプロダクション。
本作は、耳の肥えたオーディオ層から、最新のネオソウルやシティポップに触れる若年層まで、あらゆる音楽ファンを唸らせるに違いない。

“光”と”影”、”喧騒”と”静寂”、”理想”と”現実”ー……。
そのあわいに立ち続けるOvallが、今この瞬間にしか鳴らせない「進化」を刻んだ、紛れもないJapanese Neo Soulの最高到達点。その全貌が、ついに明らかになる。

『Glimmer』/ Ovallアートワーク
『Glimmer』/ Ovall
2026年5/27リリース
フォーマット:CD/デジタル配信
レーベル:origami PRODUCTIONS
【Track List】
1. Navy
2. Telephone
3. Bloom
4. Brainstorm
5. Dirty Paws
6. 99
7. Velvet Dusk
8. Needed
9. Shimmer
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2026.5.27 12:00

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