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【NEWS】高校生ブルース・バンド Wine Headed Woman　1975年のライブ音源がストリーミングでリリース

高校生ブルース・バンド Wine Headed Womanの1975年ライブ音源が13日に配信を開始した。

岡地曙裕（ボ・ガンボス～吾妻光良スインギンバッパーズ）や、ブルースハープのパイオニア武田信輝らによる高校生ブルース・バンド Wine Headed Woman。
リトル・ウォルター、サニー・ボーイ・ウィリアムソンⅡ らの代表的レパートリーを中心に、エディー・テイラーやスヌーキー・プライヤーまでを含む通好みの選曲で王道のシカゴ・ブルースを演奏し、1975年春から冬にかけて活発に活動。
バンド名はシカゴの裏役的存在のドラマー W.W.ウィリアムスのソロアルバム収録曲名に由来している。
1975年、わずか半年ほどの活動期間に、上田正樹＆サウス・トゥ・サウス、妹尾隆一郎らのフロントアクトなどを務めた。

今回りリースされたのは1975年の秋に目黒区民センターで行われたライブの希少ライブ音源。
折りしも、1975年は、日本はブルース（/ ブラックミュージック）ブームと言われた年。
前年74年に開催された第1回ブルース・フェスティバルや郡山ワン・ステップ・フェスティバルなどの流れを受けて、ウエスト・ロード・ブルース・バンド、上田正樹、憂歌団、サンハウスらが一気にレコードデビューし、翌76年のソー・バッド・レビューらに続いていく。
一方で、74年に荻窪ロフト、75年に高円寺JIROKICHI などのライブハウスもこの時期多くが開店した。
J-Pop黎明期、ルーツ・ミュージックに根ざしたあるジャンルが確実に築かれた時期だったと言えるだろう。
そんな流れの中、このアルバムは、上記の第1世代より直接の影響を受けながら、すでに第2世代が育ちつつあった証左としても聴くことができる。

配信はApple Muisc、Spotifyでの限定配信。

『LIVE 1975』
/ Wine Headed Woman
2024年11/13りリース
フォーマット：デジタル配信
【Track List】
1. Rocker [Little Walter]
2. Boogie Twist [Snooky Pryor]
3. Bad Boy [Eddie Taylor]
4. Blues After Hours [Pee Wee Clayton]
5. Help Me [Sonny Boy Williamson Ⅱ]
6. Off The Wall [Little Walter]
7. Lonesome Cabin [Sonny Boy Williamson Ⅱ]
* [ ]内はオリジナルアーティスト
* 1975年秋、目黒区民センターでのライブ録音。
Apple Music
Spotify

2024.11.13 19:00

カテゴリ：NEWS　タグ：blues, JAPAN, wine headed woman, ボ・ガンボス