【NEWS】涼井夕映 E.P.『手放した声』をKAOMOZIより配信開始 逆再生のコラージュ、ASMRエレクトロニクス【BCF】
トラックメイカー 涼井夕映によるE.P.『手放した声』が11/3にKAOMOZIより配信を開始した。
OMOIDE LABELからのリリースや、ビクターがバックアップする2000年代生まれのシンガー・ソングライター・プロジェクト from00などでリリースを重ねる涼井夕映.
作曲を自分なりのASMRと公言する涼井のサウンドは、様々な音像をコラージュして作られているが、本作の制作前後で涼井夕映は、作品の作り方が明確に変化したと述べる。
いままでは聞こえてきた音、頭の中に存在する音を取りこぼすまいと全てスケッチすることで楽曲を制作していたのが、意図的に無視をするようになったという。
今回はその「目を背けて無視してきた音、声」に焦点を当てて、こぼれて拾いきることのできなかった音たちを表現した3曲をE.P.の形で発表する。
エレクトロニックというには挑戦的で、逆再生や加工を繰り返された声は原型を留めず言語の形を為さない、しかしそこに存在するメロディはどこかポップに私たちを包み込む。
アートワークはレーベル KAOMOZIのオーナーの駒澤零が担当。
線で書かれたキャラクターがキュートなアクセサリーや液体に沈んでいくビジュアルは、解体と構築を繰り返す涼井の作品との親和性も高い。
配信はBandcampの他、Apple Music、Spotify等の各種サービスにて行われている。
なお、Bandcampでは日本時間 11/3 16:00から24時間「Bandcamp Friday」を開催中。
この期間にBadndcampで音源やグッズ等を購入すると、通常時よりも多くの金額がアーティストに入る。
『手放した声』
/ 涼井夕映
2023年11/3リリース
フォーマット:デジタル配信
レーベル:KAOMOZI
【Track List】
1. エスカ
2. 逆时针曲线
3. 3 Days
Bandacamp
マルチリンク
2023.11.3 12:00
カテゴリ:NEWS タグ:electronic, experimental, JAPAN, pop, 涼井夕映