【NEWS】カニ研究会 2ndシングル「蟹光線」配信開始 小林多喜二「蟹工船」を下敷としたヒップホップ・チューン

カニ研究会アーティストイメージ

カニ研究会による2ndシングル「蟹光線」が本日20日に配信を開始した。

カニ研究会日本海出身のシンガー、トラックメイカー。kawaii future bassに憧れ、独学でDTMを学ぶ。

今作は小林多喜二の著作「蟹工船」を下敷きとしたヒップホップ・チューン。
現代社会に蔓延る”自分が最下層で一番辛いのだ”という主張に対するアンチテーゼとなっている。
リリックでは”最下層”を自称する人々を蟹工船の乗組員に見立て、缶詰にされる蟹が一番の”最下層”であるという、まさかの「下には下がいる」理論を展開。
カニ研究会の持ち味であるファニーな世界観を失わずに、昨今の階級社会に切り込んだ。

また、前作のローファイな雰囲気から一転して、パワーのあるダークなサウンドが印象的な今作。
トラップな雰囲気で展開されるロウの強いトラックはKMやGeG(変態紳士クラブ)を彷彿とさせ、カニ研究会の実力の幅広さを感じさせる。

テーマやトラックとは裏腹に、キュートな歌声と耳に残るフックによって、力強さとポップさが絶妙なバランスで同居している。

前作同様、ミックス、マスタリング及びアートワークもカニ研究会自身が手掛けている。


「蟹光線」/ カニ研究会
2022年7/20リリース
フォーマット:デジタル配信
マルチリンク


2022.7.20 12:00

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