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自分達のやりたい事をやる、というスタンスは今も昔も一貫してると思います（タナベ）

–：前回のインタビューでも「リスナーの事を考えていない」「リスナーという単語が出てきたことがない」というお話がありましたが、ロクトシチの頃と比べてどうです？

カシマ：あまり覚えてないですが、そういえばロクトシチの時からリスナーにどう聴こえるかとかは意識してなかった気がします。なのでそこら辺は変わってないのかな。

タナベ：ロクトシチには半年くらいしか在籍してませんが、あの頃はライブ中にビール買いに行って飲み干したり自分の頭から被ったりしてお客さんを盛り上げようとしてましたね。今はやってません（笑）
自分達のやりたい事をやる、というスタンスは今も昔も一貫してると思います。

–：みなさんがご自身のやりたいことをやるというスタンスは1stの時のインタビューの時から一貫しているなと思っています。また、同時にそれが「リスナーが聴きたい音楽だと思う」と以前Twitterで語っていたのが非常に印象的だったのですが、やはり今作でも同じようなスタンスで制作されていたりしますか？

いよいよ今月5日(水)、我々の1st ALBUM「BODY」が発売されます。
我々が自分で1番聴きたい音楽を作っただけですが、それは今、皆さんが聴きたい音楽だと思うので予約まだの方々は是非。

限定Tシャツセットは売り切れとなりました。ありがとうございます。

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— SPOILMAN (@band_spoilman) August 1, 2020

カシマ：うーん！まあ……そうですねぇ！（笑）
Twitterで言っている「皆さん」て誰だよって感じですけどね（笑）

タナベ：正直かなり絞られてくるとは思うけど、自分達の様な音楽性が好きな人達には「こんなバンドを待っていた！」と思ってもらえる様なカッコいい事が1stから変わらず出来てると思ってます（笑）

「いいこと思いついたぞ！」って表情だったのがすごく印象的でした（笑）（ナガイ）

–：カシマさんは、1stから今回のアルバム発表までの間にSPOILMANだけでなく他のバンドのMVも結構制作されてますよね。

カシマ：そうですね。sassya- は特に3rdの曲から3曲も作らせてもらえて楽しかったです。

–：他のバンドのMV制作からSPOILMANのMV制作にフィードバックされたものはありますか？

カシマ：うーん、難しいですね……。ないと思います。

–：新しいアー写、インパクト強くて良いですね。どういうシチュエーションで撮影したんですか？

カシマ：ありがとうございます（笑）下北沢BASEMENTBARのトイレで適当に撮りました。

タナベ：個室トイレにメンバー3人で入り、iPhoneのインカメラで自撮りしました（笑）

ナガイ：みんないい笑顔で撮れたのでよかったです。

–： BASEMENTBARのトイレ……なぜそんなところで（笑）

カシマ：なんでか覚えてないです(笑）

ナガイ：カシマさんが「今からアー写撮る！」と急に言いだして、トイレに連れて行かれました。「いいこと思いついたぞ！」って表情だったのがすごく印象的でした（笑）

今はスケジュールさえあえば基本どこでもやります（カシマ）

–：前回のアルバムリリースから今回までずっとコロナ禍真っ最中という感じでしたが、制作への影響ってありました？また、ライブ活動への影響はどうでした？確かライブを受ける条件みたいなものに少し変更加えてましたよね？

カシマ：制作への影響は特にないですね。ライブは結成当初はライブハウス以外の環境かつチケ代1000円以下のイベントで限定してやってたんですが、それだとキツくなってそこら辺の条件みたいのは全部撤回しました。今はスケジュールさえあえば基本どこでもやります。

タナベ：コロナ禍でスタジオライブが出来なくなりましたからね。でも活動は変わらず続けたかったので、条件に拘ってる場合じゃないよなと思い、今までの条件は撤廃しました。

ナガイ：ライブハウスがコロナ対策をしっかりしてくれていて安心してライブできています。おかげで活動ペースも落ちてないですし、ありがたいです。

–：縛りを外してみて、何か変わった事ありましたか？

カシマ：特に何も感じないですねえ……。

タナベ：改めてライブハウスってやりやすいなって思いました（笑）

ナガイ：あまり馴染みのない場所や人たちとライブする機会が増えたような気がします。

–：元々の「ライブハウス以外の環境かつチケ代1000円以下のイベント」という縛りはどのように生まれたものだったんですか？

カシマ：すいません覚えてないです……。

ナガイ：気づいたらカシマさんがそう言っていたので僕もなぜかは知りません。

タナベ：“自分たちの好きなスタジオライブという形式で、自分たちの好きなバンド達を誘って、お客さんも来やすい格安の値段で続けていきたい！”てな事をカシマ君は言ってたと思います。