【REVIEW】 metsän eläimet / illuminative waves
sabadragon
metsän eläimet / illuminative waves 正月からトラック3にはまっている。 http://t.co/6yVTzgy4aA #bandcamp_d
日本のエレクトロポップユニット
soundcloud / twitter
先日友人の企画したイベントに遊びに行った時に、そこで東京ゾンビという名義で音楽をやっていた方と知り合った。
その方が一緒にイベントをやるという事で教えてくれたユニットがこのilluminative waves。
ambientのようなelectro popのような、時にフォーキーで時に童謡のような、日本的でありつつ日本でないどこかっぽく…とにかく個性的でこれまで聴いてきた所と違う箇所に迷い込んだ感が楽しめる。
彼らが今年の1月12日にライブを行っているのだが、その時のテキストを借りると「北欧けもの系エレクトロユニット」。
なるほど。
最初にはまったのはトラック3の「くつろぐかいじゅう」。
木琴を思わせるような音で奏でられるラインに乗って流れてくるヨーロッパの民族調を思わせるボーカルと遠くから重なってくるコーラスに揺れているうちに奥深い森の中にでもいるような情景が浮かんでくる。
竹村延和のまほうのひろばを聴いてた時の事を思い出しながら聴いてるうちに正月が終わっていた。
おそらくこのアルバム自体がそういうファンタジーやメルヘンという空気に満ちた空間をelectroというフィールドで構築したかったんだろうなーと思っていたら、このユニットのメンバーのゴースケさんがtwitterで「森を舞台にした絵本やアニメをイメージして作りました。」と語っているので恐らく印象としては間違っていないんだろう。
そしてそういうイメージが聴き手に伝わっているという事はクリエイターの目論見が見事に成功している。
エレクトロポップユニットと紹介したが、前述の「ゴースケ」と「ミノリ」2人によるユニットになる。
また、twitterの記述を見るとゴースケの作った曲に対してミノリが歌詞をつけるという形で曲を作っている模様。
現在このアルバムの後の音源は確認できていないが、次はどのような展開をするのかが非常に気になる。
2014.1.16 21:40
カテゴリ:REVIEW タグ:alternative, electropop, illuminative waves, JAPAN