【REVIEW】 Love Film / Sherpa
sabadragon
Love Film / Sherpa ニュージーランドのvoの柔らかさが印象的なpower pop。 http://t.co/U56MR3tqL0 #bandcamp_d
ニュージーランド・オークランドの4ピース。
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このブログを始めてからなんとなく注目してる国の一つにニュージーランドがある。
数が多いとは言いがたいが、時々非常に印象的なバンドを排出しているので定期的にニュージーランドタグを漁って見る必要があると個人的には思っている。
power popper感涙のThe Eversonsや傑出したdream folk・French for rabbitsのウェリントン。
このブログを始めた初期に強烈な印象を残したdream pop・Watercoloursのオークランド。
そんな約束の地ニュージーランドからの贈り物、Sherpa。
過去のアルバムを見ると基本的な路線はPsychedelic Popらしいんだがこのシングルではサイケ色は抑えられていて、バブルガムポップやソフトロック寄りのアプローチにボーカルの繊細さをマシマシにした音作りにキュンとする。
またこのLove FilmはNirvanaやSmashing Pumpkinsのマスタリングで知られるHowie Weinbergがマスタリングを手がけている模様。
元々は高校の友人だったvoのEarly SansとドラムのVince McMillanが始めたバンドらしい。
結成が2006年頃なので現在20半ばぐらい。
そこからメンバーの変遷を経て現在の4人編成となっている。
かなり力の入った活動でありながら、facebookを見るとレコード会社は「Independent」となっているのでまだどこともレーベル契約は交わしていないと推測。
Tame ImpalaやUnknown Mortal Orchestraといったモダン・サイケからの影響やThe Beatles、Todd Rundgrenからの影響を語っており、Psychedelic方面へのぶれない趣向を感じる。
アルバムはもっとサイケ色が強くなっているのでそういうのが好きな方はそちらを聴いてみるといいんじゃないかな。
また、このシングルは今年の年末にリリース予定の2ndアルバムからの先行シングルとの事なので興味がある人は彼らのFacebookやTwitterのアカウントをフォローしておく事をお勧め。
最後に彼らの1stアルバムからTurtlesのMVを。
とびきりバイオレンスでほんのりナンセンスで最高!
2013.9.23 21:53
カテゴリ:REVIEW タグ:New Zealand, power pop, psychedelic, sherpa