【NEWS】イベント情報:Helsinki Lambda Club 2ndフルアルバム『Eleven plus two / Twelve plus one』の全曲爆音試聴会 & アルバム再現ライブ開催決定

11/25に2ndフルアルバム『Eleven plus two / Twelve plus one』をリリースするHelsinki Lambda Clubは、11/14(土)に表参道のWALL&WALLにて全曲爆音試聴会を開催する。

いい音で大音量でアルバムを聴いてほしいという気持ちから企画されたこのイベントは、アルバムリリース前に全曲を聴くことができる機会となる。
当日は試聴会の他にメンバーによるトークも予定している。

さらに、リリース当日となる11/25(水)には新代田FEVERにてアルバム再現ライブを開催することが決定。
このイベントは有観客の他にライブは配信が行われる。

試聴会のチケットは先着順、再現ライブの有観客ライブチケットは抽選となり、両公演共に只今より受付を開始。

HLC presents.
『Eleven plus two/Twelve plus one』全曲爆音試聴会
2020年11/14(土)表参道WALL&WALL
Open 16:30 / Start 17:00
Adv. ¥1,500(+1d)
チケット販売:
livepocket
※先着順となります。

HLC presents.「Eleven plus two/Twelve plus one」最速再現ライブ
2020年11/25(水)新代田FEVER
Open 19:00 / Start 19:30
料金:
来場 ¥3,500(+1d)
配信 ¥1,500
チケット販売:
イープラスプレオーダー(〜11/5 18:00)
※抽選となります。
※配信視聴チケットは後日ご案内いたします。
一般発売(11/13 10:00〜)





『Eleven plus two / Twelve plus one』
/ Helsinki Lambda Club
2020年11/25リリース
フォーマット:CD/デジタル配信
レーベル:Hamsterdam Records / UK.PROJECT
カタログNo.:HAMZ-008
価格:¥3,000(CD、税抜き)
仕様:初回仕様あり)10inchジャケット仕様) ※初回仕様が無くなり次第通常盤に切り替わります。
【Track List】
01 ミツビシ・マキアート
02 Debora
03 それってオーガズム?
04 Good News Is Bad News
05 パーフェクトムーン
06 Shrimp Salad Sandwich
07 Mind The Gap
08 午時葵
09 IKEA
10 Sabai
11 眠ったふりして
12 Happy Blue Monday
13 you are my gravity




【アルバムに寄せて】

「Helsinki Lambda Clubと行く、マジカル・サウンド・ミステリー・ツアー」。前回のフルアルバム「ME to ME」から約4年ぶりのリリースとなった今回のニューアルバム「Eleven plus two / Twelve plus one」は、そんなキャッチコピーでも付けたくなる様な、彼らの音楽的な懐の大きさや先鋭性、そして「バンドの未来」を感じさせる、これまでに無く実験精神と冒険精神溢れる意欲作だ。

過去にLana Del Rey、Public Access TV、Porridge Radioなどを手掛けたFelix Davis(Metropolis Mastering, London)をマスタリング・エンジニアに起用するというバンド初の試みが行われた今作、00年代初頭のガレージロック・リバイバルや90年代前半のUSオルタナティヴ / インディーロックという彼らの原点を基礎としつつ、80年代のニューウェイヴ / エレクトロポップ、ファンクやヒップホップ、パンク、サイケロック、バロックポップ、エレクトロ・ディスコ、ブリットポップ、ドリームポップ、更には00年代終盤~10年代初頭のテムズビートやブルックリン・シーンまで、過去現在、様々な時代を彩ったエポックメイキングなサウンドを大胆に導入しており、バンド史上最も実験的で、カオスなまでに雑食でバラエティーに富んだ音作りに仕上がっている。

なんて言い方をすると、凄く雑多で取り散らかったアルバムという印象を与えてしまうかもしれないが、いやいや、そこは彼等のセンスの見せどころ!バンドのストロング・ポイントとも言える、一筋縄ではいかないが人懐っこいまでにポップでキャッチーなメロディーと、「?」を残しつつも自然に口ずさんでしまうくらいにフックと中毒性のあるリリックが、多様性に満ちた楽曲群に統一性をもたらし、バッチリ「Helsinki Lambda Clubなサウンド」にトランスフォームさせてしまっているのだ。

サラッと言ってしまったけど、これって実はそう簡単には出来ない事で、言うなればこれまでに海外に飛び出し、ワールドワイドな評価を得てきた日本人アーティスト達が持っていた、日本人ならではの絶妙なバランス感覚のサンプリング&エディット・センスとポップ・センスが成せる技なのだ。そう、Helsinki Lambda Clubにも確実にそれらが備わっている事がこのニューアルバムで証明されたと言えるだろう。

「今すぐに海外に飛び出すべき」。彼等の楽曲に触れ、そのライブ・パフォーマンスを観る度に思っていた。今までは何となく直感でそう思っていただけだが、この新作アルバムを聴いて「何となく」は「確信」に変わった。彼等のリミットレスな音楽性、ポップネスとクリエイティブさは、もう世界を相手にするべきレベルだ。

大袈裟でなく、このアルバムはHelsinki Lambda Clubのキャリアを大いに飛躍させるはずだ。日本国内は勿論、海の向こうにいるポップ・フリーク達にも是非届いて欲しいと心から思う。いや、絶対に届くはず!数年後、世界中のファンが言っているかもね、「このアルバムがきっかけだったね」と。

オナガ・リョウヘイ(Rimeout Recordings)

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【マスタリングエンジニアコメント】

“I really enjoyed working on this album. To me it sounded like a Japanese take on modern New York Indie Rock in the vein of The Strokes and Public Access TV. There were an eclectic collection of styles with huge basslines as well”

Felix Davis @ Metropolis Mastering, London

このアルバムのマスタリングは楽しみながら作業出来たよ。ザ・ストロークスとかパブリック・アクセス・TVみたいなモダン・ニューヨークのインディ・ロックみたいなサウンドでベース・ラインもカッコいいんだ。

フェリックス・ディビス
メトロポリス・マスタリング(ロンドン)


2020.10.30 12:00

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