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【NEWS】SPEKK『水のかたち / 松本一哉』12/24リリース

SPEKKは12/24に、Filflaやmergrim × kazuya matsumoto、イトケンwith SPEAKERS等、打楽器奏者として大活躍の松本一哉氏による初のソロ作『水のかたち』をリリースする。
フィールドレコーディングで制作されているこの作品は、録音機として１ビットレコーディング機MR-1000、マイクは無指向性で極めてノイズが低く原音に忠実なEARTHWORKS QTC40を使用している。
また、マスタリングはambient/droneとしても世界から評価の高いChihei Hatakeyamaが手がけている。

『水のかたち』/ 松本一哉
2015年12/24リリース
フォーマット：CD
カタログNo：KK030
価格:オープン価格
【Track List】
01: 触れる
02: 踊る水面
03: 刻む
04: 溜水する鉄の球
05: 鳴嚢と泡沫
06: 叩く
07: 梅雨の終わりと夏の始まり
08: ひぐらしそのひぐらし
09: 撫でる
10: 秋霖
11: たゆたう水月
12: 混ざる
13: とことこと夜の足音
14: もえもえ燃える雨ふるふる
15: 擦る
16: 波に消える波紋音



松本一哉氏による作品の概要

この作品は自然の中で自然の音と共に演奏をし、後に多重録音などをしないというコンセプトで作りました

僕は自分が指揮者になったように音を選んで聴けば、身の回りには常に偶然に作曲された音楽が溢れていると考えていました。

そして偶然のオーケストラに奏者として自分が音を足すことで、全く別の聴き方ができたり、もっと違う楽しみ方ができたり、今まで体感したことのない新しい価値を見出せるのでは？と考え、自然の中での演奏・録音をライフワークとしてきました。

作品のモチーフに水を選んだのは、年中雨や曇りの土地で育ったからなのか、昔から水の音や水っぽい場所などにインスピレーションを得てきたからです。

色々な年月、色々な場所で、その時間、その瞬間に偶然鳴った音。

ある瞬間に自分が鳴らした音、鳴らさなかった音など、自然と一緒に演奏をする醍醐味が作品内に詰まっています。

何度も何度も何度も通い尽くして録音出来た音や、たまたまそこに居たから録れた音など、1音1音とじっくりと向き合ってもらえるよう色々と趣向を凝らしました。

偶然と必然、作為と無作為なんかを意識しながら聴いてもらえたら良いなぁと思います。

2016年1/5（火）～1/17（日）には谷中 the ETHNORTH GALLERYで今作のアートワークを担当した銅版画家・kumi koshioの個展が開催。
1/11（月）に松本一哉とkoshio kumiのドローイングライブが企画されている。
詳細はギャラリーのサイトを参照。

『松本一哉とkoshio kumiのドローイングライブ』
2016年1/11（月）谷中 the ETHNORTH GALLERY
ACT：松本一哉 / kumi koshio
Open 16:15 / Start 16:30
完全事前予約制
http://ethnorthgallery.com/

2015.12.13 18:39

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