【NEWS】チリのクィア・トラックメイカー anthï E.P.『YURI SIMULATION』が17日にKAOMOZIより配信開始

チリのトラックメイカー anthïによるE.P.『YURI SIMULATION』が17日にKAOMOZIより配信を開始した。
anthï(Photo by 吴雯婧)
日本のポップカルチャーへの深い傾倒、そしてラテンアメリカのクィア・アーティストとしてのバックグラウンドを持つanthïは、本作品の制作テーマとして人生観のシミュレーションを掲げる。
オンライン交流、テクノロジー、メディアなどを通して、私たちが普段「どのように生きるための世界を作り出しているのか」について考えることは、氏にとって真の自己のシミュレーションに値するものだという。
自己のトランスとしての経験や、ペルソナについての思考を、現実のものとして感じ取るための音楽。
この楽曲集はそういったコンセプトを持って制作され、全楽曲の作曲と演奏におけるまで、すべて本人が担当している。
女性同士の恋愛や親密な関係そのもの、またはそれを題材とした作品のジャンルを指す日本語”百合”をキーワードに進行するポップソング「YURI TELEPATHY」や、高音に極度にゆがめられた主旋律が疾走する「National Fem Symphony」など、多言語がカオティックに入り乱れたボーカルは色々なものを撹乱し、錯綜し、音の奔流の向こう側にある「if」の人生観へとリスナーを誘う。それは底抜けな明るさを持ちながら、グリム童話「赤い靴」の中でいつまでも踊り続けるようなちょっとした怖さや痛みをどこか感じさせる。
ポップで手書き感あふれるアートワークとトレイラー動画は、レーベルオーナーの駒澤零が手がけている。
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『YURI SIMULATION』
/ anthï
2026年7/17リリース
フォーマット:デジタル配信
レーベル:KAOMOZI
カタログNo.:KAMZ-0042
【Track List】
1. National Fem Symphony
2. naninaninanizakuzakuzakuzaku
3. YURI TELEPATHY
4. birthday present for Kasane Teto
5. GLTL (girls love to love!!!!!)
Bandcamp
マルチリンク
【コメント】
私がやりたかったのは、とにかく楽しいアルバムを作ることでした。自分が本当に楽しいと思える音楽を書くことを自分に許し、ブレイクコア、J-core、音ゲー音楽、J-popなど、私を最も幸せでエネルギッシュにしてくれる電子音楽のスタイルを集めています。また、電波ソングにも強く影響を受けています。電波ソング特有のエネルギーや歌い方は、別の言い方をすれば幼稚、社会的に受け入れられない、あるいは妄想的だと見なされてしまうような感情や考えを表現することを可能にしてくれるからです。歌詞はスペイン語、英語、日本語に加え、意味のない言葉やナンセンスな語を織り交ぜたもので、制作全体に通底するコラージュ的なアプローチから生まれています。私の声はアルバム全体を通して加工されており、制作という幻想の中でアイデンティティを変調させるという考えと結びついています。最初はボーカロイドのように聞こえると言われることもありますが、それは褒め言葉として受け取っています。
– anthï
I ultimately wanted to make a really fun album, to allow myself to write music as fun as I wanted it to be, bringing together styles of electronic music that make me the most happy and energetic, like breakcore. J-core, rhythm games music and J-pop. I also was heavily inspired by denpa songs, and hwo their particular energy and way of singing allows you to express things that would be seen as immature, socially unacceptable or delusional if you said it other way. The lyrics are a mix of spanish, english, japanese, and also gibberish and nonsensical words, and come from a collage approach that is present in the entire creation process. My voice is processed through the entire album, connected to this idea of modulating your identity in the fantasy of the production. Some people at first think it sounds like a Vocaloid, and I take that as a compliment.
2026.7.17 12:00
カテゴリ:NEWS タグ:anthï, Chile, kaomozi

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