【NEWS】Jim O’Rourke、石橋英子、山本達久によるバンドカフカ鼾 ニューアルバム『嗜眠会』リリース決定
Jim O’Rourke、石橋英子、山本達久によるバンドカフカ鼾(イビキ)によるニューアルバム『嗜眠会(シミンカイ) 』が12/13にリリース決定。
Jim O’Rourke、石橋英子、山本達久、世界でも注目される音楽家が集い、この3人でしか出来ない音を奏でるためのバンド カフカ鼾。
今作は近年もライブを中心とした活動を続ける中、『okite』、『nemutte』に続く3枚目のアルバム。
2023年に下北沢ADRIFTで開催された「レコーディングライブ」でのレコーディング音源をJim O’Rourkeが再編集し、ミキシング、マスタリングを手掛け、ライブレコーディングは彼らの盟友であるJoe Taliaがおこなった。
この3人でしか紡ぎ出せない即興演奏を最高の素材としているが、ただのライブ・アルバムにはならず、Jim O’Rourkeによってこれまでの作品同様にオリジナル・アルバムとしての強度を持った作品となっている。
録音されたドキュメンタリーから新たなる物語がしっかりと作り出されている。
完全に独立したミュージシャンたちでありながら、3人のライフワークとして定期的に続けているプロジェクトだからこそ、毎度「コンビネーションの深化」が彼らの演奏からは堪能できる。それぞれが固定の楽器奏者という枠組みからも逸脱しており、ある楽器を使ってみんなで1つの音楽を作り出すという行為が彼らの音楽をよりユニークなものにしている。即興音楽のもつひらめきも大切に、3人がその場で1つの楽曲をコンポーズすることでカフカ鼾の音楽となるのだ。
なので、この音楽はどういったサウンドであると論じること自体がナンセンスであり、ただカフカ鼾から生まれた音をいろんな角度から楽しんでいただきたい。更に歩みを進めたカフカ鼾の音楽がレコードに刻まれた。
『嗜眠会』
/ カフカ鼾(Jim O’Rourke・石橋英子・山本達久)
2204年12/13リリース
フォーマット:LP
レーベル:NEWHERE MUSIC
カタログNo.:PEJF-91052 / NWM-009
2024.10.21 20:00