【NEWS】郡山ワンステップフェスティバル50周年 1975年開催「空飛ぶカーニバル」の編集盤が2枚組のCDでリリース決定 内田裕也、悠木千帆、ジョー山中、クリエイション、四人囃子他

『空飛ぶカーニバル』アートワーク

郡山ワンステップフェスティバルの2回目として1975年8月に開催された「空飛ぶカーニバル」の編集盤が5/22にSUPER FUJI DISCSより2枚組のCDでリリースされる。

1974年8月、内田裕也がプロデュース、佐藤三郎が主催し、福島県郡山市開成山公園で開催された日本初の大型ロック・フェス「ワンステップ・フェスティバル」。
その翌年同月10日、同じスタッフと主旨によるロック・コンサート「空飛ぶカーニバル」が郡山総合体育館で行われた。
これは、同年、内田裕也プロデュースによるジェフ・ベック、ニューヨーク・ドールズ、フェリックス・パパラルディらが参加した「ワールド・ロック・フェスティバル」が8月3日の札幌から7日の後楽園球場など日本全国5カ所で行われたが9日の仙台での最終公演の翌日のこと。
内田裕也、悠木千帆、ジョー山中、クリエイション、四人囃子、ダウンタウン・ブギウギ・バンド、イエロー、ハルヲフォン、OH! MAN GO、タージ・マハル旅行団が出演、さらに引田天功や花柳幻舟のショウや手塚治虫アニメ上映もあった一大スペクタルだった。

世界進出直前でノリに乗るクリエイション。
「FUNKYダッコNo.1」でデビュー、キャロン・ホーガンをボーカルにフィーチャーしたハルヲフォン。
リー・リバチェック、森園勝敏、近田春夫とのジョー山中スーパー・セッションはフラワー・トラベリン・バンドの名曲を披露。
そして内田裕也&悠木千帆(樹木希林)による「ロックン・ロール・バカ」など聴きどころ満載、いずれも世界初出、残された少ないテープから、約80分、2枚組CDに編集したものである。

なお、ポスターは1975年9月から「ぴあ」の表紙に起用される及川正通(自身のバンド、OH! MAN GOで出演)が手掛けた。

もう49年も昔の話 若者は踊り、革命を叫ぶ。
アングラ劇団は街頭で演じ ロックは大音量で都会をゆらす。
プロデューサーの佐藤三郎氏が我が家を訪れて、言った。
「サーカスの様なロックイベントをやりたい!」
1975年7月3日「空飛ぶカーニバル」のポスターが出来上がった。

『空飛ぶカーニバル』ポスター

『空飛ぶカーニバル』アートワーク
『空飛ぶカーニバル』/ V.A.
2024年5/22リリース
フォーマット:2CD
レーベル:SUPER FUJI DISCS
カタログNo.:FJSP499
【Track List】
DISC-1
[イエロー]
1. 国旗はためく下に
2. ゴーイング・アップ
[ハルヲフォン]
3. FUNKYダッコ No.1
4. ロック・ステディー
5. スタンド・バイ・ミー
[クリエイション]
6. ユー・ベター・ファインド・アウト
7. ロンリー・ナイト
8. タバコ・ロード
DISC-2
[内田裕也 with クリエイション]
1. ルシール
2. ロックン・ロール・バカ (feat. 悠木千帆)
3. メイク・アップ (feat. ジョー山中スペシャル・セッション with 森園勝敏、近田春夫、リー・リバチェック)
4. ウーマン ( 〃 )
5. ジョニー・B.グッド
ディスクユニオン
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【クレジット】
内田裕也 Vocal
悠木千帆 Vocal

ジョー山中 Vocal
森園勝敏 Guitar
近田春夫 Keyboards
リー・リバチェック Drums
[クリエイション]
竹田和夫 Guitar, Vocal
飯島義昭 Guitar
松本繁 Bass, Vocal
樋口晶之 Drums
[ハルヲフォン]
近田春夫 Keyboards, Vocal
小林克己 Guitar, Vocal
高木英一 Bass, Vocal
恒田義見 Percussion, Vocal
長谷川康之 Drums
キャロン・ホーガン Vocal, Guitar
[イエロー]
垂水孝道 Vocal
垂水良道 Bass
吉長信樹 Drums
川崎雅文 Keyboards
中村純作 Guitar
上田伸一 Percussion


2024.4.12 19:00

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