【NEWS】Maïa Barouh 「東京音頭」のリアレンジカバー「TOKYO ONDO」配信開始 & MV公開

Maïa Barouh(マイア・バルー)によるシングル「TOKYO ONDO」が本日1日に配信を開始した。

本楽曲は民謡「東京音頭」のリアレンジカバー楽曲。
Maïa Barouhが今まで共にツアーをしていたピアニストCong Minh Phamとのライブリハーサルでの即興セッションをきっかけに生まれたアレンジをロンドン在住のイギリス人プロデューサーMaJiKerがプロデュースをした楽曲となっており、トラップミュージックのリズムと低音、フルート、エフェクトがかかった合の手により「東京音頭」がアーバンでクレイジーかつ普遍的なサウンドに変貌を遂げている。

またMVも併せて本日公開となった。
Maïa Barouhが東京のアーティスト仲間達を集め、一緒にお祭りを再現すると言うコンセプトで製作された作品となっている。
併せてチェックしてみよう。


『TOKYO ONDO』
/ Maïa Barouh
2021年10/1リリース
フォーマット:デジタル配信
レーベル:EDITIONS SARAVAH
配信URL一覧






【Maïa Barouh コメント】
それまでに触れていた民謡と同じくメロディの面白さに惹かれこの歌を歌いはじめていた2019年の春頃、パリのあるミュージアムでコンサートをする事になり、共にツアーをしていたピアニストCong Minh Pham とリハーサルをしていました。「東京音頭」を練習する予定はなかったのですが、いつの間にかこの曲の即興セッションとなり、Cong Minhが伴奏をつけてくれました。雰囲気が現行のダンスミュージック的になり元のバージョンとかけ離れているのに不思議に曲の世界観にマッチしていて2人とも気に入り急遽本番で演奏することになったのが「東京音頭ニューバージョン」の誕生の瞬間でした。
その後、最初のアイデアを元にアレンジを続け、アルバムの他の曲と同じくイギリス人プロデューサーMaJiKerにプロデュースを託し更にサウンドがパワーアップしました。トラップミュージック的な低音の響くリズムにフルートやエフェクトのかかった合の手が重なり、アーバンでクレイジーで、無国籍感の漂う全く新しい”TOKYO ONDO”になったように思えます。

これまでは音楽を作りながら映像のことを考えるのが苦手な方だったのですがこの曲に関しては早い段階でイメージが湧いていました。
私にとっての東京は何かと考えた時、思い浮かんだのが東京のアーティスト仲間達でした。彼らをみんな集めて一緒にお祭りを再現するのはどうかと。

私は17歳の頃、戸川昌子オーナーのキャバレー「青い部屋」に出入りしていました。戸川さんと当時の青い部屋の店長のネオシャンソン歌手「ソワレ」は何が起こるかわからない大胆なブッキングを毎晩計画していました。そこでネオちんどん屋さんやシャンソン歌手、ドラッグクイーン、バーレスクダンサー、ストリッパー、ロックなのかジャズなのかジャンル分けもできない数えきれない程数の個性的なアーティストに出会い、学び、セッションし、たくさんの豊かな経験をしました。
まだミュージシャンの卵だった私にとって非常に刺激的でそこで培ったものは一生の宝であり、アーティストとしての私の土台になっていると思います。
今もその輪は広がり新しい才能とも出会いが続いています。

ベルギー人が経営している映像プロダクションDMBZに相談したところARTEM SKIY という日本在住の若手ロシア人映像作家が、直ぐにアイディアにのってくれました。
撮影の前日に彼はコロナに感染してしまい急遽リモート撮影に全てオーガナイズし直し、カメラ越しに私の衣装や髪型を決めたり、困難もありつつ、何カ国語も飛び交う中、みなさんのエネルギーと協力で撮影は無事終了という流れでした。

東京は私の2つの誕生があった町です。母が私を産んだ町であり、私がミュージシャンとして生まれた町でもあります。この曲とこの曲のビデオを通していろんな意味で私がどこから来たのか表現できる上、ずっと心がけてきた日仏両文化の橋渡しとなる曲ではないかと思っています。
来年春にリリースする新譜作アルバム「Aïda/間」には、私自身も初の試みの日本語詞に加えフランス語詞も織り交ぜアレンジした民謡やオリジナルの新曲などを収録する予定ですが、まずは東京音頭一緒に踊ってからいきましょう!
やっとな~ソレ ヨイヨイ!

2021.10.1 21:00

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