【NEWS】西中島きなこ シングル「啓蟄」配信開始 母親の愛に触発された作品
大阪を拠点として活動する西中島きなこは19日、シングル「啓蟄」の配信を開始した。
本作はデイサービスから帰ってくる知的障害を抱えた息子を待つ高齢の母親の姿を見て、その愛に心を動かされ制作したという楽曲。
配信はiTunes、Apple Music、Spotify等のサービスで行われている。
【西中島きなこコメント】
本日2021年5/19に「啓蟄(けいちつ)」という作品をリリースしました。
近所に住む80代くらいのお婆さんは、いつも息子さんが「障がい者デイサービス」のバスで帰宅するのを待っています。
大雨の日も、暑い夏の日も優しい瞳でずっと立っています。
小さな背中に大きな母親の愛を感じ、心をギュっと掴まれたので今回の歌を作りました。
いまを穏やかな気持ちで生きることの尊さをモチーフに創作をしたので、ぜひ耳を傾けて下さい。
ジャケット画像は、近所の野良猫ちゃんを起用しました。
よく通る散歩道で見かけるのですが、いつも喘息のような症状で苦しそうに息をしている野良猫ちゃん。
1日でも長く健やかに生きて欲しいです。
「啓蟄」/ 西中島きなこ
2021年5/19リリース
フォーマット:デジタル配信
レーベル:BINKAN
Apple Music
Spotify
「啓蟄」
作詞/作編曲:西中島きなこ
16時過ぎのバスに乗って
自宅に戻る我が子
猛暑の夏も大雪の日も
穏やかな瞳で待っている
ヘルパーさん週に3日やってくる
二人暮らし寄り添う日々
障害者という一括で
私の価値はからないで
他人と自分を比べ
自問自答を繰り返す
だけど
あなたを看て
生きてる意味が溢れた
人が生きる理由を探すのをやめる意味
2021.5.19 12:00