【NEWS】しずくだうみ プロデューサーに石田力丸を迎えた5thミニアルバム『美しい人』をリリース

シンガー・ソングライターのしずくだうみは1日、5thミニアルバム『美しい人』をリリースした。

5曲を収録した今作は、小説家の小川洋子の作品というフィルターを通して描かれる書き下ろしのコンセプトアルバム。
フィルターとして使用された小説の作品名は明かしていないが、1曲が1作品に対応しており、しずくだうみのこれまでの作品の流れを汲みつつ、新たな切り口で少しだけ異次元の世界を描いている。

全ての収録曲は既にライブで演奏されているが、既に披露されているアレンジともまた違った、静かでありながら熱を持ったエレクトロなポップスが展開される。

サウンドプロデュースとレコーディングにはこれまでにもしずくだうみのライブ演奏時のサポートとして参加してきたシンガー・ソングライターの石田力丸が参加。
レコーディングスタジオはかもめ児童合唱団のプロデューサーである藤沢宏光が神奈川県三浦市三崎の自宅に持つスタジオを利用した。

また、このアルバムについてしずくだうみのコメントが到着している。

今作でしずくだ過去作と一番違うところは「圧倒的コンセプトアルバム」として制作した点です。制作自体誰に求められているわけでもなく自主レーベルからの発売ですが、締切を決めて曲を作り、レコーディングをして完パケまでがんばりました。

当初の予定だと秋発売(!)だったのですが伸びに伸びた結果、タイミングよく声をかけてくださった藤沢宏光さんの三崎のスタジオでレコーディングすることができ、よいものができたと思っています。

今までしずくだうみを聴いていたみなさまはもちろん、なんとなく遠巻きにしずくだうみの存在を認知はしている人々に絶対に聴いて気に入って買ってほしい、そういう気合いで作りました。

「全ては他者の為のもので、個人の事情はそこには介在しなくて、あくまでも他者のもの。聴いてくれた人が、生きて行く上で、その音楽が必要かどうかです。」と藤沢さんはおっしゃっていて、今回の盤を作る上で一番大きな指針になりました。

そして、それは裏返せば「今現在私自身が必要としている音楽」なのだと思っています。歌いたい歌ではなく、聴きたい歌を意識しました。歌詞、曲、歌い方、すべては聴く人のために。

ほんとうに好きなもの、ほんとうに歌いたいこと、ほんとうに聴きたい音は何かを考えて約1年の制作をしました。
小川洋子さんの小説は歌を歌い始める中学生の頃から好きで、私の原風景のような存在となっています。彼女が描く世界は「少し現実離れしているようで地に足がついている時間」だと思っていて、私が10年前に出会った「美しい人」もまた、「少し現実離れしているようで地に足がついている人」でした。小川洋子さんの小説と私にとっての美しい人は、私の創作の源流であり、憧れや目標であり、それでいていつもそばにいてくれた気がしています。
これを聴いたみなさんの生活に、心にそっと寄り添い、歳を取ってからふとCDの棚を見た時に暖かい気持ちになれますように。

#しずくだうみ #しずくだREC2019


購入はそわそわRECORDSのオンラインショップで通販を行っている他、タワーレコード、HMV、ディスクユニオンで購入可能。
また、Apple Music、Spotify他での配信も行われている。



『美しい人』/ しずくだうみ
2020年4/1リリース
フォーマット:CD/デジタル配信
レーベル:そわそわRECORDS
カタログNo.:SOWACD013
価格:¥1,500(税抜)
【Track List】
1.美しい人
2.矛盾の海
3.この星では花が咲かない
4.ほんとうの自由は
5.永く短いお別れ
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Spotify

【クレジット】
サウンドプロデュース・レコーディング:石田力丸
レコーディング協力:藤沢宏光
マスタリング:中村宗一郎(ピースミュージック)
制作協力:かい(そわそわRECORDS)
ジャケットデザイン:Dolce.外須
デザイン協力:I.N.


2020.4.1 16:44

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