【NEWS】3/14刊行予定の書籍『ボーカロイド音楽2017(仮)』にあわせてスッパマイクロパンチョップ選曲の15曲を収録したコンピレーション『合成音声ONGAKUの世界』をリリース

3/14にele-king bookより刊行される予定の書籍『ボーカロイド音楽2017(仮)』。
その同日にコンピレーションCD『合成音声ONGAKUの世界』がP-VINEよりリリースされる。
このコンピは合成音声ONGAKUくまつわるイベントの主催や、mixの発表を行っているスッパマイクロパンチョップが選曲した15曲が収録。
「ボカロの偏見が消えるボカロコンピ」とスッパマイクロパンチョップが語る通り、今まで合成音声ONGAKUに触れてこなかった人にこそ聴いてほしいコンピレーションとなっている。
以下のディスク情報には選者のスッパマイクロパンチョップが書いたプチ解説が記載されている。

『合成音声ONGAKUの世界』/ V.A.
2018年3/14リリース
フォーマット:CD
レーベル:P-VINE
カタログNo.:PCD-20389
価格:¥2,000(税抜)
【Track List】
01.春野 「nuit」 (17.12/4)
【17年1月/現在、合成音声シーンで最も注目されている新星。静寂と脈動。ドキドキしない?】
02.Treow 「Blindness」 (09.9/4)
【09年9月/ELECTROCUTICA「逆衝動P」「変拍子の貴公子」/誰が聴いても驚く究極の合成音声クラシックナンバー。】
03.piptotao 「春 etc.」 (17.4/26)
【17年4月/Pip(作詞,セクシー)とTao(作曲と絵)による2人ユニット/世界のインディーシーンと大共振。クリエイティヴです。】
04.羽生まゐご 「阿吽のビーツ」 (17.8/19)
【15年11月/求心力の強いメロディーと独特な音使いの魅力が凄い。】
05.拓巳 「Kaleidoscope」 (16.4/10)
【09年3月/包容力のあるミディアムROCK。とても美しいマスターピース。】
06.cat nap 「ぺシュテ」 (17.3/2)
【12年11月/ねこむら(曲)とねこみ(詩)による2人ユニット/多様な曲調のオリジナル曲群の中で最も可愛らしいナンバー。】
07.鈴鳴家 「フリーはフリーダム」 (16.3/9)
【10年1月/モダンでトリッキーな歌謡HIPHOPを得意とする「円盤P」の強力にキャッチーなヒット曲。】
08.松傘, mayrock,sagishi,緊急ゆるポート, trampdog 「人間たち」 (16.12/30)
【13年12月/合成音声HIPHOP界のエピックなコラボレーション。全員重要人物。】
09.でんの子P 「World is NOT beautiful」 (14.9/21)
【14年4月/問題作しか発表しないPOPなトリックスターのやんちゃ炸裂の逸品。】
10.のうん 「箒星」 (16.7/7)
【15年6月/これほど美しいメロディーとは滅多に出会えない。内省の空に人知れず光る一筋の彗星。】
11.ぐらんびあ 「孤独、すべて欲しい」 (17.3/2)
【12年4月/美メロ+ドラムンベース+青春PUNKの化学反応。堪らない疾走感。】
12.キャプテンミライ 「イリュージョン」 (08.10/14)
【08年4月/歴史に太字で刻まれるべき普遍的名曲。】
13.Dixie Flatline 「シュガーバイン」 (15.3/19)
【08年3月/多くの人に歌い継がれている近年のPOPスタンダード。】
14.yeahyoutoo 「lean on you」 (17.8/10)
【12年8月/鬼才「ケイシャー」のロマンティックでワンアンドオンリーな世界。】
15.Noko 「只今」 (17.6/28)
【15年12月/名曲だらけのNokoの稀有な魅力の1曲。この優しさに許されてください。】

(※ ナンバー/アーティスト名/収録曲名と初発表年月日:合成音声曲動画初投稿年/他の名義「あだ名」やプチ解説)

監修 / 選曲者プロフィール


スッパマイクロパンチョップ (Twitter:@suppasan)
1969年愛知県生まれ。1991年セツ・モードセミナー卒業。1998年から音楽作品を竹村延和のレーベルChildiscからコンスタントに発表。自由でファンタジックな作風のポップスを追求。2013年に個人事業「レコード水越」立ち上げ。サウンドプロデュース、イラスト、デザイン、選曲、等幅広い仕事を請け負う。


『ボーカロイド音楽2017(仮)』
/ 【監修】 しま
2018年3/14刊行予定
フォーマット:書籍(96ページ)
ISBN:ISBN-978-4-907276-93-5
価格:¥1,500(税抜)

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監修を務めるのは、これまで優れた観察眼でボカロ・シーンを追い続け、『別冊ele-king 初音ミク10周年』でも監修を務めた、しま。さらに、ありらいおん、あるか、アンメルツP、ヒッキーP、マンボウなど、強力な布陣が2017年のボカロ音楽を俯瞰する。オーヴァーグラウンドからアンダーグラウンドまで、ボカロ・シーンの“いま”を切り取ったこの1冊は、コアなボカロ・ファンはもちろん、これからボカロ音楽に触れてみたいという方にもオススメです。



2018.1.29 13:51

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