【NEWS】 David Moore ソロ・ピアノ作品集『Graze the Bell』リリース

Photo by Nina Gofur
David Mooreによるソロ・ピアノ作品集『Graze the Bell』が1/30にリリースされた。
Bing & Ruthのメンバーとして、そして近年はSteve Gunnとのコラボレーションでも知られるDavid Moore。
Bing & Ruthはこれまでの数々の作品において、しばしばその形態とサウンドを変化させてきた。
最大15名編成まで膨らんだ時期もあれば、最終的にトリオとしての在り方に到達したこともある。
最新作『Species』ではMooreのファルフィサ奏法が前面に押し出され、同名のEPではその楽曲をMoore自身がソロで再解釈した。
この長い「精製」のプロセスの中心には、常にMooreによるピアノへの作曲と理解が存在している。
20年にわたるアンサンブルでの活動を経て登場した『Graze the Bell』は、Mooreにとっての“帰還”とも言える作品。
それは特定の場所や時間への回帰ではなく、それらを超えた、より内側にある光の中心へ帰っていくような瞬間である。
「graze the bell(ベルにかすかに触れる)」というフレーズは、数年前に突然Mooreの心に浮かび、詩的な響きを伴ってMooreの中に留まり続けた。
人生はいつか何かに到達する「頂点」に向かう旅だという考えを、Mooreは長い間信じつつも次第に疑うようになった。
いまMooreは、“いまここにいること”にこそ確かな実感を見出している。
「山頂なんて存在しないし、そこへ続く道もない。ただ、運が良ければ、時折ベルにふれることができるかもしれない――それだけなんです」とMooreは綴る。
その気づきはピアノ演奏にも取り込まれている。
今作では、自身の癖、そして楽器そのものの癖をも受け入れ、微細な音、素朴なジェスチャー、幸運な偶然を大切にしている。
カバーに用いられている刺繍は、ノースカロライナ州の海岸で凧揚げをする妻を描いたもの。
アルバムのミックス作業と並行し約10カ月をかけて一針ずつ縫われており、その期間に起きた個人的な出来事――悲しみと希望の両方――が、その手仕事に織り込まれている。
またMooreは双極性障害とも向き合っており、このアルバムの制作と刺繍の作業は、Mooreにとって瞑想的で癒やしをもたらす営みでもあった。
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『Graze the Bell』
/ David Moore
2026年1/30リリース
フォーマット:CD/デジタル配信
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
カタログNo.:ARTPL-249
※ボーナス・トラック1曲収録
※解説付き予定
【Track List】
01. Then a Valley
02. Graze the Bell
03. No Deeper
04. Offering
05. Will We Be There
06. All This Has to Give
07. Rush Creek
08. Being Flowers
09. Pointe Nimbus (Bonus Track)
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『Graze the Bell』/ David Moore
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2026.1.31 16:22
カテゴリ:NEWS タグ:david moore, USA

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