【NEWS】矢部浩志(Controversial Spark / ex.カーネーション)のソロユニット MUSEMENT ニューアルバム『ソング・パビリオン』よりリリックビデオ「ドリーミング」と「スターダスト」を公開
7/5にニューアルバム『ソング・パビリオン』をリリースする矢部浩志のソロユニット MUSEMENTは4日、リリックビデオ「ドリーミング」と「スターダスト」を公開した。
類まれなメロディ・メーカーであり、カーネーション在籍時に多くの名曲を残した矢部浩志。
MUSEMENTは快楽ポップミュージック探求プロジェクトとして2007年に始動したソロ・プロジェクト。
2020年に急性骨髄性白血病の治療のため、活動休止をしていたが、今回約7年ぶりのアルバムリリースが決定。
前作「Musement Fair」は、1曲のインストを除く全曲が全てシンガーとのコラボで構成されたボーカル・アルバムだったが、今回は全作曲はもとよりキャリア初となる作詞も手がけ、ボーカルには歌声合成ソフトウェアを導入、全楽器も打ち込みで作り、全工程を1人で手掛けた、まるでTodd Rundgrenや(Roy Woodの諸作品ような文字通りの“完全ソロ・アルバム”ともいえる内容。
ソングライター矢部浩志の真骨頂というべき、全ポップミュージックへのリスペクト溢れた、メロディの洪水に酔いしれて欲しい。
今回の2作のリリックビデオの他にも「雨が世界を撫でて」、「MELODYLAND」のリリックビデオがYouTubeで公開中。
『ソング・パビリオン』
/ MUSEMENT
2023年7/5リリース
フォーマット:デジタル配信
【Track List】
01. MELODYLAND
02. 1970
03. ドリーミング
04. 空中ビュッフェ
05. WINDOWS
06. スターダスト
07. 歌のパビリオン
08. TWISTER
09. 夜と朝のバラード
10. 雨が世界を撫でて
マルチリンク
【コメント】
MUSEMENTの新譜が突然届けられた!もう、嬉しくて仕方がない。
そして再生して、聴き進めてもっと嬉しくなりました。
1曲1曲語ってしまうと読めたもんじゃなくなってしまうので1曲に絞って触れさせてください。私は今、「スターダスト」に心を奪われています。とてもシンプルな音像の中、「あなたによく似た消えゆくようなメロディ」という詩が今の私にはなぜか無性に刺さり、涙がこぼれそうになりましたし、「空っぽの心なら うまく笑えないだろう」と歌った直後にブラシで叩かれたスネアの音が入るのも完璧、美しすぎます。
アルバムの前情報として全作詞作曲プログラミング矢部さん、そしてAI合成音声による歌唱と知らされて、あらゆる意味で驚いていたのですが、最高のメロディ、最高のコード進行を前にすれば、身を委ねるほかありません。この感覚はプリファブ・スプラウトの『クリムゾン/レッド』を聴いたときの感覚にも似ている気がします。これがいくつかある最新型の
ベッド・ルーム・ポップ・ミュージックの中の、あるひとつの最高なんだと思います。
– 澤部渡(スカート)
2020年の白血病の闘病支援へ感謝を込めまして、新曲10曲のアルバムを作りました。
ハードな治療で脳が覚醒したのか、一生無理と思っていた作詞を手掛ける事が出来た、
束の間の貴重な記録でもあります。
さらにボーカルにはAIボーカルアプリを導入して、全工程を1人で手掛けた初の完全ソロ作品になりました。
何かテーマがあるとしたら、やはり「感謝」でしょうか。
自分の人生に明かりを灯してくれた人々や音楽への。
子供の頃から憧れてきた音楽に、この歳になってやっと少し近づけたかな、と思えるような内容です。
皆さんが助けてくれたおかげで、またちょっとした何かを作ることが出来ました。本当に、ありがとうございます。
– 矢部浩志(MUSEMENT)
2023.7.4 22:00
カテゴリ:NEWS タグ:carnation, controversial spark, JAPAN, musement, 矢部浩志