【NEWS】ヘンショクリュウ シングル「変色流忍法帖」配信開始 2021年毎月シングル曲配信第3弾
“新しい日本の民族音楽”を作るべく邁進する活動を続けるバンド ヘンショクリュウは19日、シングル「変色流忍法帖」の配信を開始した。
現在ヘンショクリュウが展開している2021年毎月のシングル曲のサブスク配信の第3弾となる本作は、昨年にMVを公開したものの音源としては皆っ票だった楽曲。
Ba./Vo.の萩原は自身も会社員であり、同時にミュージックマンとして制作を続けていくことをこう表現する。
“現代を生きる忍者のように見知らぬところで天より与えられた表現という任務を全うし、たったひと雫でも世の中をより良いものとすべく邁進している”
このご時世にあらがうかのように、自らの苦悩をもとに聴いたものを救い上げようとする強い想いが秘められたメッセージに溢れる作品となっている。
うねるビートに怪しげなギターリフ、軽快なフローを余すことなく発揮したまさに変色流の作品と言えるだろう。
【萩原慈悲之 コメント】
電車に乗っているとたまに、ふと考える。今、この目の前にいる優しそうな男性は、実は超絶無敵の格闘家で、世間には知られずに地元のジムで白熱の対戦をしているのではないか、といった妄想をだ。何かしらの技術を持っていても、それを生業とするのは至難のワザだと実感する日々である。画して日々音楽を作り、このように作品をドロップさせて頂いているが、私も普段は一端の会社員である。社内の人間のほとんどが、私が“こんなフロウでもない、あんなフロウでもない”と頭を悩ませながら音楽表現に勤しんでいる事を知らないのだ。此のような影なる表現者は、現代を生きる忍者のように見知らぬところで天より与えられた表現という任務を全うし、たったひと雫でも世の中をより良いものとすべく邁進していると考える。そんな様をニューヨーク・ブロンクスよりストレイトアウタした悪餓鬼たちや、電気女スタジオにて実験を繰り返したブラック・メサイヤたちなどのレジェンドたちへの敬意を表現したDOPEなビートに乗せてみた。“誰だか知らんがカッコいいな”が変色流だ。
– 萩原慈悲之
『変色流忍法帖』
/ ヘンショクリュウ
2021年5/19リリース
フォーマット:デジタル配信
レーベル:生々屋
配信URL一覧
2021.5.19 11:00