【NEWS】Pot-pourri シングル「Dressed in Black」の配信を開始 コーラスにPSP Socialのメンバーが参加したプログレッシブ・パンク・チューン

Pot-pourriアーティスト写真

Pot-pourri(ポプリ)によるシングル「Dressed in Black」が25日に配信を開始した。

“アブストラクト・ポストパンク”を標榜し、普通のロック・バンドの編成とは異なるアンサンブルにて、メロディアスながらもカッティング・エッジなオリジナル・サウンドを追求してきたPot-pourri。

5月リリースのシングル「Y」以来7か月振りの新曲となる今作は、ミドル・テンポだった前作とは打って変わって、トライバルなリズムと不条理な展開に導かれるプログレッシブ・パンク・チューン。
激しいブレイクとシャウトの応酬が、緻密かつ過剰な音響のなかで繰り広げられる。

メンバーのSawawoはYoung Fathers『Heavy Heavy』を聴いて受けた衝撃のまま曲を作り始めたという。
The Cure「The Blood」やZAZEN BOYSのようなリズミカルなリフが楽曲を先導し、一筋縄にはいかない進行はCardiacs「R.E.S.」やPrince「Play in the Sunshine」などと通じるものがある。

楽曲全体を印象付けるコーラスは、今年アルバム『Second Communication』をリリースし、企画の中心バンドの1つとして即興コンピ『JET STREAM OF PSYCHIC YOUTH』リリースに携わったオルタナティブ・ロック・バンドPSP Socialのメンバーである田村陽玖、勢子雄大、アバラによるもので、コーラス・パートの録音は彼らの他の作品同様、ex.例のKのヤミニが担当している。

「Y」に続いて、今年Stones Throw StudiosのエンジニアCollin Davisとの共同プロデュースの 新曲「あなたがここに来るまでに用は済みそう」とそれに続く新曲「風俗」をリリースしたLanesの田村悠二がレコーディング・エンジニアとして参加している。
マスタリングも「Y」と同じく、Pot-pourriと縁が深いインディペンデント・スペースsoupの運営に携わり、インディペンデント・レーベル/イベント・シリーズ「0奏 (Edition Zeroso)」のコ・ファウンダーを務め、ENDONの『FALL OF SPRING』等のマスタリングも手掛けたエレクトロニック・ミュージックのプロデューサーNobuki Nishiyamaが担当。
また、今作もBandcamp版とは別の配信用のマスタリングが施されている。

シングルのアートワークもメンバーのRyo Nagaiが手掛けている。

また、Pot-pourriは新作アルバム『Eraser, Pencil』を来年2025年2月リリース予定。
前作のシングル「Y」そして今作「Dressed in Black」はアルバム・ミックスで収録される。

「Dressed in Black」Pot-pourriアートワーク
「Dressed in Black」
/ Pot-pourri
2024年12/25リリース
フォーマット:デジタル配信
Bandcamp
マルチリンク

【クレジット】
・Pot-pourri:
Sawawo: Vocals, Acoustic Guitars
Ryo Nagai: Programming, Synthesizer, Sampler, Guitar Effects
Shibasaki: Bass
Taro: Drums

Haruku Tamura (PSP Social): Chorus
Yudai Seishi (PSP Social): Chorus
Abara (PSP Social): Chorus

Written by Sawawo, arranged by Pot-pourri
Recorded by Daiki Iimura, Yuji Tamura (Lanes), Yamini (Sidecar Records) & Sawawo
Mixed by Ryo Nagai
Mastered by Nobuki Nishiyama (Edition Zeroso, soup)


2024.12.25 12:00

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