【NEWS】Shōtaro Aoyama アイヌ音楽とのコラボレーションE.P.『Ainu Utasa』の配信を開始 文化交流を通して制作された作品

Shōtaro AoyamaによるE.P.『Ainu Utasa』が配信を開始した。

サカナクション山口一郎が主催するプロジェクト“NF”で活躍中のShōtaro Aoyama。

本作は北海道阿寒湖のアイヌコタンに代々受け継がれてきたアイヌ音楽とのコラボレーション作品であり、アイヌに古くから伝わる歌”ウポポ(座り歌)”や”リムセ(踊り歌)”、アイヌ楽器 “トンコリ” の伝統的な楽曲などをモチーフに、 原曲には手を加えず、「今の音」をトラックで表現することにより、日本の音楽を現代的なアプローチで提案している。

音源はこの作品のために全て新たに録音され、音楽的なコラボレーションだけでなく、文化交流を通して制作された。
今後は奄美大島民謡や、沖縄琉球音楽など、日本各地の音楽とのコラボレーション作品のリリースを予定している。

リリースはShōtaro Aoyamaが立ち上げた自身のレーベルHyōguから。
HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。

また、本楽曲のリリースに合わせてMVを公開している。

【Shōtaro Aoyamaコメント】
世界中の音楽を深く掘り下げていく中で、自分の国の音楽のルーツに向き合いたいと思うようになりました。
日本は、アイヌ音楽、奄美民謡、琉球音楽、和太鼓や大陸から伝わった雅楽など、土地によって様々な音楽や楽器で溢れていますが、今年の2月にアイヌの方達と交流する機会をいただき、この作品が生まれました。
ルーツミュージックは生活の中から生まれた音楽のため、その土地に出向き、対話をして、文化を理解した上で、歌を録音させていただくことが重要で、サンプリングなどではなく、すべての楽曲は北海道釧路市阿寒湖のアイヌの方々にご協力いただき録音しています。
その昔から伝わる音楽を元に、原曲のグルーヴや世界観に寄り添いながら、現地で見た景色や感じた音を、僕の音楽の基盤であるダンスミュージックと融合させて、作品にしました。
日本人でも知らない音楽がとても多く、自分自身勉強し教わりながら、形にしていきました。
一曲ずつの歌の解説も動画にしてあるので、一人でも多くの方に日本の音楽を知るきっかけになればいいなと思っています。




『Ainu Utasa EP』
/ Shōtaro Aoyama
2020年12/23リリース
フォーマット:デジタル配信
レーベル:Hyōgu
【Track List】
1. Ihunke feat. Fukiko Goukon
2. To Kito Ran Ran feat. Fukiko Goukon
3. Atuy So Kata feat. Emi Toko
4. Sarorun Rimse feat. Kikuko Hikawa
5. Urar Suye (Cosmic Dance Version) feat. Kapiw Apappo
配信URL一覧


2020.12.23 18:00

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