【NEWS】宅録音楽家 Monkey in Yellow バンドサウンドを前面に押し出した新作『Heroes and Villains』の配信を開始 

東京と静岡を拠点として活動する宅録音楽家 Monkey in Yellowのアルバム『Heroes and Villains』が本日6/19にTESTCARD RECORDSより配信を開始した。

初の全国流通作品としてカセットでリリースされた 1stフルアルバム『Tin Pan Chimapanzee』が、その遊び心に満ちたキャッチーなポップ・ロック・サウンドが各所で話題を呼び、Spotifyや音楽メディアのプレイリストに選出されるなどの反響を呼んだ Monkey in Yellow。

本作は前作の煌めきに満ちたポップ・ロックと打って変わって、硬質なオルタナティヴ・ロック〜グランジ・ロックを展開している。
以前よりエモーショナルなヴォーカルや、シンプルだが骨太なバンド・サウンドが印象的であり、収録曲「Miles Away」は2019年のミニ・アルバム『World Shrink Within a Blink』からの新録ヴァージョンで、今までのMonkey in Yellowを総括したハードボイルドさとトイ・ポップ感が共存する珠玉の一曲となっている。

bandcampでダウンロード販売が行われている他、Spotify、Apple Music他の各種プラットフォームでもサブスクリプションを含む配信が行われている。

今作を聴くにあたってレーベルからの質問にMonkey in Yellowは以下のように回答している。

・なぜ『Heroes and Villains』(ヒーローと悪党)というタイトルなのか?

T.3「Mr. Nobody」 の歌詞 ”How does it feel to be a someone”(「誰かで在るってどんな気持ちだろう?」)というイメージから入りました。それは「役を演じさせてもらえない人」のことなのかなと考えている間に、反対の立場の「役を演じている人」は本当は「役を演じさせられている人」なのじゃないのか?と思い当たり、その一番わかりやすい題材として『Heroes & Villains』 を選びました。

・前回のポップな作風から一転したのはなぜか?

飽くまで、前作と前々作の続きを作ろうとした結果、どちらのサウンドも引き継いだ合いの子が生まれました。
あと、前作は陽な雰囲気だったので、作風(歪んだユーモアや力が抜けた感じとか)はそのまま、陰を表現したらどうなるだろうか?と考えた結果でもあります。
また、前作は実はちゃんと聴くとギターポップ・バンドサウンドに被せ物をしているからバンドサウンドに聴こえないだけで、私としてはそこから大きく変えたイメージはありません。今回たまたまギターソロなどが入ることによってバンドサウンドが前面に出ているのかと思います。




『Heroes & Villains』
/ Monkey in Yellow
2020年6/19リリース
フォーマット:デジタル配信
レーベル:Testcard Records
【Track list】
1. Heroes
2. And Villains
3. Mr.Nobody
4. Swan Song
5. Miles Away
bandcamp
Spotify




2020.6.19 20:00

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