【NEWS】COM.A 13年ぶりとなるニュー・アルバム『Fuck Dream and Kill Hope』リリース決定
COM.Aによるニュー・アルバム『Fuck Dream and Kill Hope』が6/3にP-VINEよりリリース。
前作『Coming of Age』から13年ぶりとなる今作はアンビエントやジャジーなセンスも注入しながらも、しかし、あの痙攣したビートと遊び心はさらに進化、そして混迷する現代への痛烈なメッセージも含んだ怪作。
出口の見えない状態が続くこの時代に、COM.A自身も自分のコントロールができず、混乱と混迷を繰り返している。
そういった日々の集大成となるアルバムとなっている。
『Fuck Dream and Kill Hope』
/ COM.A
2020年6/3リリース
フォーマット:CD
レーベル:P-VINE
カタログNo.:PCD-24941
価格:¥2,400(税抜)
【Track List】
01.Unintelligent Life Forms
02.Another D
03.Signs
04.Fortuitous Blood
05.Rife
06.Liar’s hand
07.Let us be thankful and be happy
08.You know who you are
09.False Repentance
10.Vanished Sprout
11.Centillionaire
COM.Aが復活した!
なんとも言い難い復活タイミングですね。
普段は人がゴミのような街でもゴミないと寂しいもんだから、
イヤホンでこれ爆音で歩くとかつて見た未来のようで楽しくなる。
夢の国も休業中。だったら頭に中に夢の国作っちゃおう。
あの頃からお互い変わらない部分と進化した部分、歳食った部分あるよね。
と50年後も同じこと言ってロボットスーツでハグし合い酒を酌み交わし、
酔っ払ってステージから飛び、また骨折りたいね。
まあ、お互い生き残ってたらね。
“world’s end girlfriend (Virgin Babylon Records)”
新型コロナウィルスに東京オリンピック延期、日々更新され加速してゆくディストピアな状況。COM.Aくんからもらったニューアルバムを聴きながら夜の首都高を走る。街はいつも通り動いている。2000年代にdream and hopeを初めて聴いた時に感じたチープな終末感とそれを笑い飛ばすジョークのようなクライマックスな気分。そしてこんな混沌とした2020年にこのアルバムが聴けるなんてね、めちゃくちゃ最高。
“Have a Nice Day! 浅見北斗”
沈んだ日本。暗い世界。先のない地球。こんな時にCOM.Aが昏睡状態から覚めるとは。玉手箱を開けると次から次へとパワフルな音楽が。ぜんぜん空気、読めてません草。
“三田格”
みごとなパラドックス。夢と希望の電子音楽のオンパレード。
“野田努(ele-king)”
十年どころか三年前がひと昔前のさっこん、干支がひとまわりしておつりがくる十三年ぶりの新作とは、開いた口も耳もふさがらないが、そこに流れこむ音響はかつての異形の美から美の異形へ、軽やかに翻っている。タイトルからは想像もつかない楽想のポップさと印象深いメロディ、それらが重なる縦の線の動かし方がとても秀逸。二〇二〇年のサウンドトラックとでももうしましょうか。
“松村正人(『前衛音楽入門』の著者)”
2020.4.1 11:59