【NEWS】Isik Kural ニュー・アルバム『Motorcycles and Cherry Wind』からの先行シングル「Motorcycles and Cherry Wind / Under the Canopy」配信開始

Isik Kuralアートワーク

Photo by Stephanie Roxanne Ward


10/30にニュー・アルバム『Motorcycles and Cherry Wind』をリリースするIsik Kuralは、アルバムからの先行シングル「Motorcycles and Cherry Wind / Under the Canopy」の配信を開始した。

トルコにルーツを持ち、現在はグラスゴーを拠点に活動する作曲家/ソングライター Isik Kural。

『Motorcycles and Cherry Wind』は、語られることを待ち、語られることを望んでいる物語の数々を音で綴った旅の記録。
旅の途中で出会った風景や記憶、古代遺跡に刻まれた時間の痕跡、そして日常のなかにふと立ち現れる束の間の感覚。
そこには、受け継がれてきた民間伝承のような時代を超越した響きと、どこか借り受けたもののようなノスタルジアが漂い、聴き手それぞれの記憶と結びつきながら、その姿を変えていく。
考古学遺跡に漂う埃っぽく謎めいた空気のように、豊かで鮮明な個性を湛えた本作のなかで、Kuralは今を生きる者にも、遠い昔に去った者にも等しく静かに語りかける。

今回公開されたタイトル・トラック「Motorcycles and Cherry Wind」は、記憶のなかを穏やかに歩いていくような1曲。
マラケシュの秋の午後に満ちる気ままな温もりを、花のように鮮やかで束の間のメロディへと束ねていく。
フィンガーピッキングによるギターと軽やかなストリングスが描き出すのは、Kuralの旅を断片的に綴った儚いスクラップブックのような情景。
風に漂う甘い香り、道行く人々の明るい話し声、市場の屋台に繊細に積み上げられた色鮮やかな果実。
やがて円環状のハーモニーは静かにほどけ、穏やかなシンセの響きへと移ろいながら、蜂蜜色に染まった追憶のひとときに別れを告げる。

一方の「Under the Canopy」は、移動の最中に書かれた楽曲だ。雨に濡れたグラスゴーの午後を背景に、Kuralはあらゆる旅に付きまとう静かな憂いを描き出す。
きらめくシンセ、発車する列車の低い振動、ひび割れたスピーカー越しにぼんやりと聞こえる駅のアナウンス。
それらはやがて雷鳴と雨音が満たすアンビエンスへと溶け込んでいく。メロディとフィールド・レコーディングが重なり合うことで、到着と出発のあいだにある曖昧な時間が浮かび上がり、ごく日常的な移動という行為を、出会いと別れのあいだに生まれる束の間のつながりへの静かな内省へと変えている。


『Motorcycles and Cherry Wind Out』/ Isik Kuralアートワーク
『Motorcycles and Cherry Wind Out』
/ Isik Kural
2026年10/30リリース
フォーマット:CD/デジタル配信
レーベル:PLANCHA / RVNG Intl.
カタログNo.:ARTPL-268
※日本盤ボーナス・トラック2曲収録
※解説・歌詞・対訳付き予定
【Track List】
01. Olives
02. Iki Kadikoy
03. Motorcycles and Cherry Wind
04. Many Only Manolyas
05. Altinoluk
06. A Single Bee On a Meadow
07. Vanilla Custard
08. Winter Sun
09. And a Petaled Side of a Road
10. Under the Canopy
11. Eliyana
12. Eliyana ve Sonra Ay
13. Phaselis to Olympos (Bonus Track)
14. Waiting for the Night Sky Train (Bonus Track)

「Motorcycles and Cherry Wind / Under the Canopy」アートワーク
先行シングル「Motorcycles and Cherry Wind / Under the Canopy」
マルチリンク




2026.9.21 12:00

カテゴリ:NEWS タグ:,