【NEWS】Asa Toneのメンバーとしても知られるKaazi ニュー・アルバム『Incidental Scenes』の日本独自CDリリース決定 映画/ドキュメンタリー/短編映像のために制作してきた音楽をまとめた作品

Kaaziアー写

Kaaziによるアルバム『Incidental Scenes』が4/17に日本独自CDでリリースされる。

KaaziことIzak Jerasimoは、レコーディング・アーティスト、プロデューサー、実験的な作曲家/サウンド・デザイナーであり、Melati ESP、Tristan Arpとともに多国籍プロジェクトAsa Toneの創設メンバーとしても活動している。
ニューヨークを拠点にしながら、ソロ名義や匿名性を帯びたプロジェクトでの作品発表、他者作品のプロデュース、さらに映画やドキュメンタリー、テレビ、オンライン・キャンペーンのための音楽制作まで、領域を横断しながら活動を続けてきた。

今作は、Kaaziが映画、ドキュメンタリー、短編映像のために制作してきた楽曲群をまとめた作品集である。
収録曲には、ジャワの現代美術家/活動家Arahmaianiを扱った「After The Flags」、New YorkのアーティストFutura 2000に焦点を当てた「Beyond Dualism」、そしてYogyakartaを拠点とする映像作家Natasha Tonteyを題材にした「Anatomy of An Artist」などのための音楽が含まれている。
映像監督たちのビジョンを直接受け取りながら、場面ごとの感情や人物像に寄り添うかたちで組み立てられたこれらの楽曲は、単なる劇伴集というよりも、映像と音が交差する現場から生まれた、独立した作品集として響く。

本作はニューヨークとインドネシアのG Zui studiosをまたいで録音され、響きの豊かなパーカッション、深く潜行するようなシンセのレイヤー、静けさのなかに感情を沈殿させるような間合いによって構成されている。
Kaaziの音楽は、Asa Toneでの実践にも通じるように、声、シンセシス、弦楽器、metallophone、フィールド・レコーディングを素材としながら、リズムと共鳴のテクスチャーを直感的に編み上げ、聴き手や対象との接続を探るものでもある。

また『Incidental Scenes』の多くは、Kaaziにとって私的にも大きな転換期にあたる時期に生まれた。
短い期間のうちに親しい友人たちを相次いで失い、そのなかには近年の重要なコラボレーターであったAriel Kalmaの死も含まれていたという。
そうした喪失と再定位の時間を背景に持ちながら、本作は映像のための音楽という枠を超えて、記憶、追悼、移動、内省の感覚を静かにたたえた作品集として結実している。

『Incidental Scenes』/ Kaaziアートワーク
『Incidental Scenes』/ Kaazi
2026年3/27リリース(デジタル配信)
2026年4/17リリース(CD)
フォーマット:デジタル配信/CD
レーベル:PLANCHA / Leaving Records
カタログNo.:ARTPL-256
【Track List】
01. How Does The World Sound?
02. Glass Mallets, Dawn
03. Ecosphere (Blue Garden)
04. Water Walker
05. Residua
06. A Rainforest Teeming With Small Soil Voices
07. Phosphorescent Picoplankton
08. Niskala Scene (ft. Melati ESP)
09. Kris & Maskir
10. Light Drops On Violet Leaves
11. Beyond Dualism
12. Natasha_s Process
13. Living Reef Archive
14. The Macaques
15. Tracework Roh
16. After The Flags (End Scene)
マルチリンク

【クレジット】
Music by Izak Jerasimo
Mastered by Studio Oposisi
Film Still: “After The Flags” Dir. Kathleen Malay




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2026.4.1 12:00

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