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【NEWS】nectic（Kalk）　初の単独ソロ名義のシングル「砂塵楼」配信開始　パレスチナ、ガザ地区への支援を目的としたシングル

necticによるシングル「砂塵楼」が19日に配信を開始した。

音楽グループ Kalkのメンバーであり、関東を拠点に活動する地下音楽家、nectic。

今作はパレスチナ・ガザ地区への支援を目的としたシングルであり、単独ソロ名義でのシングルは今作が初となる。

表題曲「砂塵楼」はイスラエルによるジェノサイドの続くパレスチナ、ガザ地区の現状を題材としており、戦禍の生々しい様相を描写した歌詞と、レゲトンのリズムを下敷きにした、タメが効きながらも浮遊感のあるトラック、憂いを帯びたメロディラインが特徴的な楽曲である。
ボーカルはnectic自ら担当しており、時折少年的にも聴こえる高音域に特徴のある歌唱で、楽曲の切迫した空気感を表現している。

カップリング曲「Liao Dix」はダブステップ、レゲエを基調としたインストゥルメント作品。地を這うようなベースラインを軸とする攻撃的なリズムセクションの上を、いくつもの電子音が飛び交う本トラックは、2024年5月のラファ侵攻時のいくつかの現地映像が基となっており、空爆の様子を模したエフェクトが楽曲中に散りばめられた、緊張感の伴ったレベルミュージックになっている。

配信プラットフォームはBandcamp。
本作の収益は全てパレスチナ・ガザ地区の一般市民への人道支援を目的に、”国境なき医師団「緊急チーム」募金”へ寄付される。

『砂塵楼』
/ nectic
2024年7/19リリース
フォーマット：デジタル配信
【Track List】
1. 砂塵楼
2. Liao Dix
Bandcamp

【クレジット】
作詞・作曲: nectic
ボーカル・トラック制作: nectic

2024.7.19 12:00

カテゴリ：NEWS　タグ：JAPAN, kalk, nectic