【NEWS】エレクトロニカ・ユニット macaroom 2年ぶり5枚目のフルアルバム『burning chrome』7月にリリース決定
エレクトロニカ・ユニット macaroomは、フルアルバム『burning chrome』を7/10にリリースする。
ボーカルのemaruを中心としたエレクトロニカ・ユニット macaroom。
NHKドラマ『生理のおじさんとその娘』のサウンドトラック発表や戸田真琴による映画『さじを投げる』への主題歌を音楽家 知久寿焼とともに書き下ろすなど、映画界からも評価を得ているほか、アトランティック映画祭で最優秀監督賞に選ばれたアシュリー・マッキンジー監督の最新作『Queen of the Qing Dynasty』にオウテカらとともに楽曲提供するなど海外からの注目される。
また、タレント ゆうちゃみのグラビアDVD、韓国トップグラビアアイドル ビョ・ウンジのグラビア映像、世界的なユーチューバーBarış Özcan(登録者数659万)のサウンドロゴ、KCS鹿児島情報専門学校のTVCM、コンビニエンスストア「ローソン」のWebCM、1400万再生超えを記録したFISH13によるキャンプ動画のBGMなどなど、幅広い分野で楽曲が起用されている。
今作は前作『inter ice age 4』以来2年ぶり5枚目のフルアルバムとなる。
全楽曲を歌唱するemaruによる極端に弱々しい透明な歌声、巧妙な発音と発声の実験、さらに電子的な加工や音響合成によってポップスの枠組みを拡張する。
作詞作曲のアサヒは木石岳名義で文筆家として活動し、昨年は言語学や心理学などの知見から独自の歌詞音響理論を体系化する書籍『歌詞のサウンドテクスチャー』(白水社)を発表し、大きな話題となった。アサヒは過去にも同じく木石岳名義で理論書『やさしい現代音楽の作曲法』(自由現代社)を刊行しており、これら現代音楽の手法や歌詞音響の理論は今作『burning chrome』の中に実践されている。
この数年の間にサウンドデザイン担当の秋山ボブ大知は東京藝術大学でライブ・エレクトロニクスの授業を受け持つ講師となった。
ボブは今作で20世紀にスペクトル学派と呼ばれていた音楽家たちの方法論を発展的に取り入れ、『burning chrome』でもパーシャル・トラッキングによってボーカルの分析合成を試みている。
楽曲はフォークトロニカ、アンビエント、IDM、ヒップホップ、シンスウェーブ、民謡、盆踊り、現代音楽、バロック音楽、ミニマル音楽、現代フォークの要素が詰め込まれながらも、emaruの歌を中心としたポップス作品に仕上がった。
『burning chrome』
/ macaroom
2024年7/10リリース
フォーマット:デジタル配信
カタログNo.:ASHI-0014
【Track List】
01. geinin
02. q&p
03. lamb
04. heike
05. hole
06. burning chrome
07. chikyuu
08. machino uta (it was Christmas Eve)
09. count
10. walden
11. kyoukai
12. Supai No Kodomo ft. Post Coal Prom Queen
2024.6.10 20:00