【NEWS】peatmos ベスト盤『Watching Us With Archaic Smile』が25年の時を経てリリース

peatmosのベスト盤『Watching Us With Archaic Smile』が3/13になりすコンパクト・ディスク / HAYABUSA LANDINGSよりリリース決定。

peatmosは、Young Marble GiantsのStuart MoxhamがプロデュースしたLoisの1stアルバム『Butterfly Kiss』に触発されたClover Recordsの創設者サイトウマサトが、Kactusのメンバーであるスギノコウタロウとミツヤマジュリアをサポートメンバーとして結成。
その後クルスマナミがVo.、ナカタチカコがPerc.として参加し音楽性が固まった1996〜1998年の音源が本作である。
本作には1997年に名盤『Pop Jingu Vol.1』をリリースするUS Sonorama Recordsからの『Earl Gray Tea e.p.』と Clover Recordsからリリースされたカセットテープ『mess e.p.』を中心に、コンピレーションアルバムに提供した曲と未発表曲を収録。
さらに、1997年1/26に下北沢屋根裏での貴重なライブ音源も収録している。

前述『Pop Jingu Vol.1』はpeatmosの他、Lucy Van Pelt(現Advantage Lucy)、Kactus、Smiley、Red Go-Cartと800 cherriesも参加。
このコンピレーションでpeatmosの存在を知った往年のファンも多いはず。

Daniel Johnstonの様なシンプルでいて耳に残る力強いメロディー、アコースティックギターを基調とした必要最低限の音数ながら凝縮された1〜2分台の曲が多い。
後半のライブ音源を聴くとわかるが、全体として非常にバランスの良い演奏をしている。
クルスマナミの歌が持つ冷たくも熱くもないちょうど良い温度感。
その中に、何者にも迎合しない確固とした自分達のやりたい方向性を形する強い意志を感じる。

peatmosはその後、バンド名とメンバーを変えpervencheに発展。
ネオ(コ)・サイケデリックで時に実験的な振り幅を持ち合わせながら活動中。
2022年に20年ぶりのアルバム『quite small happiness』をリリースし、本作収録の「Out of The Room」や「Blue Painting」は進化しながら現在に歌い継がれている。


『Watching Us With Archaic Smile』
/ Peatmos
2024年3/13リリース決定
フォーマット:CD
レーベル:なりすコンパクト・ディスク / HAYABUSA LANDINGS
カタログNo.:HYCA-8068
【Track List】
01. earl grey tea
02. many suns
03. to my little friends
04. mad cow disease
05. mess
06. picnic
07. d’yer wanna dance with kids
08. out of the room
09. blue painting
10. play the wind
11. mess(live)
12. to my little frielnds(live)
13. picnic(live)
14. mad cow disease(live)
15. snufkin(live)
16. many suns(live)
17. blue painting(live)
18. out of the room(live)
19. d’yer wanna dance with kids(live)
20. earl grey tea(live)
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2024.2.9 12:00

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