【NEWS】ギリシャラブ E.P.『無・無・無・無・無』リリース決定 6曲、17分の最も豊かな「無」を描いた作品
ギリシャラブによるE.P.『無・無・無・無・無』が11/22にリリース決定。
6曲、17分程度のこの作品の中にたびたび登場するのは、意味に乏しいリリックのリフレイン。
それはアルファベットの羅列(M1「ABCD」)であったり「アブサン」という酒名の連呼(M3「アブサン」)であったり、E.P.のタイトルでもある「無」という言葉の繰り返し((M5「無」)であったりするのだが、その無意味さがまさに彼らの禍々しい中毒性の源泉であり、最も刺激的な部分。
暗喩に満ちた歌詞と、総じて無機質なビートの上で変幻自在に唸りを上げる硬質なギター、憂いを含んだ響きで楽曲の舵取りを担うベースのアンサンブルが表現しているのは一回性と円環性、あるいは生と死、彼岸と此岸—その両立。
最も豊かな「無」が、ここにはある。
今作にはレコーディングエンジニアとして、ギリシャラブ・ギターの取坂直人、Mannish Recording Studioの石川泰隆(Helsinki Lambda Club / 羊文学等)、STUDIO CRUSOEの西村曜(17歳とベルリンの壁、Khaki、白い朝に咲く、kiss the gambler等)が参加。
ミックス/マスタリングは石川泰隆が担当。
アルバムのメインビジュアルは、前作「魔・魔・魔・魔・魔」のデザインも手掛けた若き油絵師 小林瑚七(こばやし こな)が担当。
一目で引き込まれるような深淵を感じさせるその絵画からは、「無」というタイトルの持つイメージ、ギリシャラブの持つ耽美で退廃的な雰囲気を印象づけられる作品となっている。
『無・無・無・無・無』
/ ギリシャラブ
2203円11/22リリース
フォーマット:CD/デジタル配信
レーベル:都市国家レコード
カタログNo.:TKDU1002
【Track List】
01. ABCD
02. ケンタウロス
03. アブサン
04. おごそかな遊び
05. 無
06. この世はあの世
マルチリンク
ディスクユニオン
先行シングル「ABCD」
マルチリンク
先行シングル「ケンタウロス」
マルチリンク
2023.9.17 12:00
カテゴリ:NEWS タグ:art pop, JAPAN, rock, ギリシャラブ
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