【NEWS】六角精児 初のソロアルバム『人は人を救えない』がアナログ化決定 純国産楽曲をブルース&カントリーを基調としたカバー集
六角精児による初のソロアルバム『人は人を救えない』のLPが9/7にリリースされる。
往年のフォーク/ロックのカバー集である本アルバム。
けれど、遠い目をして昔日を偲ぶような作品では全くない。
かまやつひろし、浅川マキ、休みの国、西岡恭蔵、猫など一筋縄ではいかない選曲のラインナップからも伺えるように、懐かしのヒット・パレード的なものとは一線を画した、六角自身のパーソナルが濃厚に滲むカバー・アルバムである。
サウンド・プロデュースを手掛けたのは谷口雄。
彼を中心としたロック新世代のミュージシャンと、伊賀航や江上徹ら熟練の腕利き達による新たな解釈のサウンド、六角との世代を超えたセッションも本作の聴きどころだろう。
また、鈴木慶一の「スカンピン」には本人が参加。
さらに鈴木茂、高田漣、岡田拓郎、さらには春風亭昇太など多彩なゲスト陣も要所で素晴らしいプレイを披露している。
スーパーバイザーに迎えたのは日本のロック/ポップス界の最重要裏方ともいうべき長門芳郎。
鮮烈な印象を残すジャケットの題字とイラストを手掛けたのはしりあがり寿。
強力なメンバーが顔を揃えた本作だが、その中においても六角のボーカルが得もいえぬ存在感を放っている。
人は人を救えないかもしれないが、彼の歌声は人の心をそっと動かすことができるのだ。
『人は人を救えない』
/ 六角精児
2022年9/7リリース
フォーマット:LP
レーベル:P-VINE
カタログNo.:PLP-7858
【Track List】
A1.やつらの足音のバラード(かまやつひろし)
A2.告別式(高田渡)
A3.あたしのブギウギ(浅川マキ)
A4.雪の月光写真師(若林純夫)
A5.各駅停車(猫)
A6.スカンピン(鈴木慶一)
B1.追放の歌(休みの国)
B2.サーカスにはピエロが(西岡恭蔵)
B3.女の証し(加川良)
B4.風景(中塚正人)
B5.お前の町へ(六角精児オリジナル曲)
*カッコ内オリジナル・アーティスト
配信URL一覧
【クレジット】
-Musicians-
六角精児(Vocal/Acoustic Guitar)
谷口雄(Piano/Organ/Accordion/Chorus)
江上徹(Acoustic Guitar/Chorus)
宮下広輔(Steel Guitar)
伊賀航(Bass)
増村和彦(Drums/Percussion)
-Guest Musicians-
鈴木慶一(Electric Guitar)
鈴木茂(Electric Guitar)
高田漣(Resonator Guitar)
春風亭昇太(Trombone)
岡田拓郎(Gut Guitar)
渡瀬賢吾(Electric Guitar)
サボテン楽団(Banjo)
笹倉慎介(Acoustic Guitar)
ヒロヒサカトー(井乃頭蓄音団)(Mandolin)
たまきあや(Fiddle)
ジャケットイラスト・題字:しりあがり寿
2022.6.9 12:00
カテゴリ:NEWS タグ:cover, folk, JAPAN, たまきあや, サボテン楽団, ヒロヒサカトー, 伊賀航, 六角精児, 増村和彦, 宮下広輔, 岡田拓郎, 春風亭昇太, 江上徹, 渡瀬賢吾, 笹倉慎介, 谷口雄, 鈴木慶一, 鈴木茂, 高田漣