【NEWS】あがた森魚 50周年企画アーカイブ・コレクション第3弾『蓄音盤』、第4弾『あがた森魚コンサート~「永遠の遠国」at 渋谷ジァン・ジァン』リリース決定 & トレーラー公開
あがた森魚50周年企画アーカイブ・コレクションの第3弾、第4弾として、『蓄音盤』と『あがた森魚コンサート~「永遠の遠国」at 渋谷ジァン・ジァン』が6/22にリリース決定。
『蓄音盤』』は1970年にリリースされた幻の自主制作1stアルバム。
1969年に鈴木慶一や斉藤哲夫らとライブ活動を本格的に開始、翌1970年夏、新宿の御苑スタジオで風都市スタッフの協力のもと3日間で録音され、歌詞カードなどはガリ版刷りで作られたわずか100枚のLPレコード。
ドノバンやボブ・ディランを思わせるフォーク・ロック的な弾き語りを中心にガレージロック的なサウンドも。
さらに1972年のメジャー・デビュー作『乙女の儚夢』に通じる感覚もすでに見受けられ、ラスト2曲は早川義夫とボブ・ディランのカバーで終わる。
歌に正面から挑んだあがた森魚22歳、碧いイノセントに満ちた等身大の傑作。
*本作は1970年に自主制作で発表、そのマスターテープは存在せず、1997年にオリジナルLPレコードからLP復刻され、1999年と2007年にCDで再発されました。本商品は1997年LP再発時のマスターから新たにマスタリングしましたが、お聴き苦しい箇所がありますことご了承ください。
『あがた森魚コンサート~「永遠の遠国」at 渋谷ジァン・ジァン』は、超大作『永遠の遠国』のための「永遠の遠国コンサート」、1978年11月その千秋楽として行われた1夜のショウを完全収録した貴重なライブ音源。
「あがた森魚コンサート~永遠の遠国」は、何度も暗礁に乗り上げ、8年ががりで完成した自主制作による超大作『永遠の遠国』の遠国プロジェクトを継続しようと、1977年11月から1年に渡り繰り返されたショウで日本教育会館や渋谷ジァン・ジァンで行われた。
本作に収められた1978年11月7日の千秋楽は、ここで『永遠の遠国』が1度棚上げとなったこともあり、諦めにも似た”泣き節”による情念のステージとなった。
それはデビュー前の純粋で繊細な佇まいを思い出させてくれ、特に「マドンナK」や「春の嵐の夜の手品師」でのボーカルは絶品。
あがた森魚の歌が“永遠”へと昇華し、また、ソングライティングも水晶のように結晶化していく時期の重要な記録である。
2007年にVIVIDより初CD化された内容と同じ、その15年ぶりの再発売となる。
現在YouTubeでは『蓄音盤』と『あがた森魚コンサート~「永遠の遠国」at 渋谷ジァン・ジァン』それぞれのトレーラーが公開されている。
『蓄音盤』/ あがた森魚
2022年6/22リリース
フォーマット:CD
レーベル:SUPER FUJI DISCS
カタログNo.:FJSP456
【Track List】
1. 冬が来る~冬の祈り
2. 神さまなんているのかい
3. 漆黒の雨
4. 俺にとって俺とは何か
5. ぼくの楽曲
6. 青い華燭
7. もてない男たちのうた
8. ハッティキャロルの淋しい死
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『あがた森魚コンサート~「永遠の遠国」at 渋谷ジァン・ジァン』
2022年6/22リリース
フォーマット:CD
レーベル:SUPER FUJI DISCS
カタログNo.:FJSP457
【Track List】
・Disc 1
1. 金魚鉢の中のハムレット(インストゥルメンタル)
2. 金魚鉢の中のハムレット
3. ひとさらいの唄
4. 永遠のマドンナK
5. 太陽がいっぱいのテーマ~ サルビアの花
6. ズンドコ節
7. 夜は静か 通り静か
8. 小さな喫茶店
9. 誰も僕の絵を描けないだろう
・Disc 2
1. 淋しいエスキモウの様に
2. 春の嵐の夜の手品師
3. 赤色エレジー
4. 朗読(森鴎外 著「雁」より)~ 雨 ~ せいくらべ
5. いとしの第六惑星
6. 永遠の遠国のうた
7. つめたく冷やして
8. 清怨夜曲(アンコール)
ディスクユニオン
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2022.4.28 12:00
カテゴリ:NEWS タグ:JAPAN, super fuji discs, あがた森魚