【NEWS】西村”コン”(きのこ帝国)らによるバンド add 新曲「ニヒルな月」配信開始 & MV公開 映画「Bittersand」の主題歌
西村”コン”(きのこ帝国)、黒川”バンビ”絢太(可愛い連中、ex.アカシック)、タグチハナによって結成されたadd(アド)は12日、シングル「ニヒルな月」の配信を開始した。
本楽曲は映画「Bittersand」の主題歌に決定している楽曲。
映画「Bittersand 」は井上祐貴(『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』)×萩原利久(「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」) × 木下彩音(『劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』)という俳優の豪華共演で、情報が解禁されるや否や早くも話題沸騰となっており、杉岡知哉(『ステップ』『虹色デイズ』助監督)が監督を務める。
映画のために書き下ろしされた主題歌「ニヒルな月」は、大人になり、目を背けて来た記憶を塗り替えるために不器用ながらも必死に向き合う男女の物語を優しく包む。
また、本日同楽曲のMVも公開された。
メンバーが撮影・編集した映像は”メンバー3人が過ごした日々”と”現在”に重きを置き、結成から現在までのかけがえのない時間が収められている。
「ニヒルな月」/ add
2021年5/12リリース
フォーマット:デジタル配信
<配信URL一覧
映画『Bittersand』
主題歌:add「ニヒルな月」
公開:6/25(金)からシネ・リーブル池袋、UPLINK吉祥寺他、全国順次公開
出演:井上祐貴 / 萩原利久 / 木下彩音 / 小野花梨 / 溝⼝奈菜 / 遠藤史也 / 搗宮姫奈 / ほか
監督:杉岡知哉
配給:ラビットハウス
公式サイト
映画ストーリー:特にこれといった目標もなく、ただ何となく日々をこなすだけの吉原暁人(井上祐貴)だったが、ある日、高校時代密かに想いを寄せていた石川絵莉子(木下彩音)と偶然再会する。その再会によって蘇る、2人の〝変えたい記憶〟と〝消したい記憶〟過去を全て拒絶する絵利子を目の当たりにして、暁人はある計画を目論むことにする。高校時代の2人にとっての忌まわしい過去を清算するために。
暗い過去を持つ登場人物達が、大人になり目を背けて来た思い出の記憶を塗り替えるために不器用ながらも必死に向き合う姿を描いた、ストレートでちょっぴり苦い青春群像ストーリー。
【メンバーコメント】
十代のあの頃、自分の想いを真っ直ぐ言葉にし伝えるには 心は余りにアンビバレンスで。
人の数だけの真実があり、それはたまに大きくすれ違い傷跡になります。
私自身も葛藤し 悩み 諦め 嘆き 越えようともがいたあの日々を思い出しながら
ヒロインである絵莉子の視点を借り、傷跡と共に、今日より少し温かい明日を歩けたらとこの曲を作りました。
– タグチハナ(VO./Gt.)
最初にこの曲を弾き語りの状態で聴いた時に思い浮かんだ月は真昼の月でした。喧騒とは無関係に座視している姿に、何か問われているように感じるからかもしれません。
レトロで乾いた雰囲気の中淡々と刻むリズムは、シンプルだけど少し不思議な感じが出るように作りました。
それぞれの特別な日常にこの曲が寄り添えれば嬉しいです。
– 西村”コン”(Dr.)
やっと皆さんに聴いて頂けるなという気持ちです、今。
コロナが拡大し始めた時期に、データのやりとりで進めたこの曲は慣れないことで苦戦はしましたが、良い曲になるという自信はデモを聴いた段階でありました。
手探りではあったけど、ちゃんとaddのサウンドで、歌詞もメロディーも映画を観て改めて聴くとすごく引き立たせあってる。
誰もが主人公、そしてどこか懐かしく、切ない、そんなお気に入りの一曲です。
映画共々、たくさんの方に観て、聴いて頂けたら嬉しいです。
– バンビ(Ba)
【映画関係者コメント】
曲を初めて聞いたのは、試写会で映画を観た時なのですが、なんて言うか、すごくしっくりきました。1番の歌詞の「優しさでは越えられないものがある」のところで、高校生の暁人が頭に浮かびました。そしてとても素敵な楽曲だと思いました。
– 井上祐貴
楽曲を聴いて、心地よい優しい音ながら
10代だからこそ生まれてくる葛藤や迷いを感じました。
葛藤や悩みは決してマイナスなだけではなく
次に進む為のものにも感じ、僕達の演じた高校生の頃の彼ら、その10代を経て大人になった彼ら、
全てを優しく包み込んでくれるような楽曲だなと思いました。
– 萩原利久
優しい歌声で包み込まれるような温かい気持ちになれる曲だなと思いました。この作品の為に作曲して頂いたときいてとても嬉しいかったです。
– 木下彩音
頂いたデモを聴いた時、この映画の最後にとても相応しい曲だなと率直に思いました。
映画の中で描いている過去と現在、そして未来。その一つ一つの思いを丁寧に紡いでくれたこの曲のおかげで、映画を完結することができました。素敵な曲をありがとうございます。
– 杉岡知哉監督
2021.5.12 12:00