【INTERVIEW】宇宙初のポエムコア・アイドル owtn.
宇宙初のポエムコア・アイドルowtn.。
アンダーグラウンド感の強いのジャンルであるポエムコア界にその可憐なルックスをもって降臨し、キュートでありつつ鋭さを持つ詩で聴き手に強烈な印象を与えていく。
また、彼女のプロデューサーとしてもyano munenoli、Franz Snake、SCIBATTLON、SLATE/Glimus等の並々ならぬメンツが顔を揃え、mus.hibaの作品にゲストボーカルとして参加等、以前からindiegrabとしても気になる存在であった。
そんな彼女にBOOL主催のイベント『おもしろダークネス』でご挨拶をする機会があったためインタビューを申し込んでみた。
「本物のowtn.だ!実在してるんだ!!」
- —先日の『おもしろダークネス』ではご挨拶にお応えいただきありがとうございました。3/12日『甘噛みモーニングコール』と『おもしろダークネス』東京1日2公演を終えてみていかがですか?
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owtn.(以下o):こちらこそ、お時間いただきまして、ありがとうございました。
今回は1日2公演ということで、リハなど準備含め早朝から深夜までずっと動いていましたが、ファンのみなさん、共演者・スタッフの方々に温かく迎えていただき、うれしく思いました。
ライブとしても、満足いく良いパフォーマンスが出来たと思います。
『甘噛みモーニングコール』ではナマコプリさんや栗原ゆうさん、Pastel Pantsさんなど、わたしと同じく「自作型」のアイドルさんたちとの共演で良い刺激をもらいましたし、『おもしろダークネス』では、ポエムコアの聖地、西麻布BULLET’Sでライブを出来て、感慨深いものがありました。
あ、BOOLさんと念願の2チェキも撮りました!(笑)
- —東京でのライブは既に何度もご経験されているかと思いますが、北海道でのライブとの違いはありましたか?また、以前『クリエイティブ北海道ナイト』で台北でのライブがありましたが、海外と国内の違いなどがありましたらお願いします。
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o:やはりどちらも、普段触れ合うことのできないファンの方々とお会いできるのがとても嬉しいですね。みんな「本物のowtn.だ!実在してるんだ!!」とおっしゃいますが、わたし的にも「普段画面越しに見ているヲタさんたちだ〜!ホンモノだ!」って感じです。(笑)
海外はまだ、台湾の一回しか経験がないのですが、現地の方々は日本語のリリックでも純粋に音楽として聴いてくれて、壁を感じることはありませんでしたね。「言葉はわからないけどいい!」みたいな。
でもやっぱり、外国の言葉で自分の詩の微妙なニュアンスを伝えられたらいいなと思うので、引き続き英語は勉強中です。
あ!台湾の女の子たちはみんな元気いっぱいでオシャレで、日本からきたわたしに興味津々でした。美容専門学校の子たちが、メイクのお手伝いで楽屋に入っていたのですが学校の話や今流行ってるものの話をして、仲良くなれたのがうれしかったです。
- —『おもしろダークネス』のMCで現在アルバムを制作中とおっしゃってましたが、現在公開できる範囲で構いませんのでどのようなものになるか 教えてください。
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o:これは…まだまだ内緒の部分も多いのですが、プロデューサーの交代もあって、ちょっと趣の違うものになりそうです。
これまでのリリースは「水」を連想させる作品が多かったと思うのですが、ただ綺麗とか雰囲気の良さだけじゃない、そんな一枚にしたいです。
人の精神世界というか…感情を掘り下げたものにしたいという意図があって、今までの良さは残しつつ、新しいことにも挑戦していく作品にしたいな…。
なにより朗読の技術が以前よりついてきたと思うので、もっと言葉を聞かせる、そして考えさせるものにしたいですね。
…もちろん「以前に比べて」なので、まだまだ半人前と自覚しています。(笑)
- —アルバムはどのような感じで制作が進んでいますか?以前のインタビューでiPhoneを使用して朗読を録音しているとおっしゃってましたが、現在はどのような制作環境でポエム・テープを制作していますか?
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o:以前と変わらないです、iPhone6のまま、アプリもディクタフォンのままですね。
編集ソフトはAudacityと、リアルタイムではないのでわからないのですが、多分Windows創世記みたいなシンプルな環境なんじゃないかと思います。(笑)
でも、シンプルだからこそ操作性が高く、今のところ不自由していません。
ただ…そろそろインターフェースとマイクは購入しようと考えていて、目星をつけている物があります。
マイクは色々話を聞いたり調べたりして、SHUREのKSM9HSがいいかなぁと。
PCは古いiMacとLIFEBOOKを併用していたのですが、無理をさせすぎたのかiMacが動かなくなり(笑)、今はLIFEBOOK1台で編集などの作業をしています。
>>次ページ「自分にとっての「詩」はそもそも「呼吸」に相当するものだと考えています。」
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2016.4.17 21:00