【NEWS】the sankhwa ニューアルバム『seasons』リリース 3年におよぶフィールドワークを行いながら制作された作品 フィールドワークをまとめた特設ウェブサイトの公開とサブスク時代のあり方を考えて制作された音源媒体の販売も
大阪を拠点として活動する5人組のバンド the sankhwa(サンカ)は2日、ニューアルバム『seasons』の配信を開始した。
明治以前に日本に存在した服わぬ民「山窩」を語源とするthe sankhwaは、繊細に綴られた日本語詞と、さまざまな楽器による心地良い響きのアンサンブルを探求するロックバンド。
本アルバムは廻り続ける「四季」をテーマに制作されており、季節ごとにさまざまな土地へ赴き、自ら食材を調達(名水汲み、鹿の解体など)し、時には演奏を行う、といったフィールドワークをコロナ期を含めた3年間に渡って行いながら制作されたもの。
タイトル曲「Seasons」を含む全11曲を収録している。
また、リリースと同時にフィールドワークの書き起こし記事や各種ビデオ、アートワークを掲載した特設ウェブサイトを『study』と名付けた記事にして、特設ウェブサイトで公開。
フィールドワークに同行した写真家や映像作家による記録とメンバーで書き起こしたテキストで構成されたこのサイト。
中でもコロナ禍に行われたフィールドワークでは、観客から離れ、メンバー自身が野外で楽器や音響設備を整えての演奏を試みており、その様子は映像作品としてサイト内に掲載されている。
さらにデザイナー_写真家とコラボレーションして制作した個々の楽曲の為の彫刻作品や、『databox』の組み立て方などを掲載しており、アルバム『seasons』のステーションとしても機能している。
さらに「databox」と称する再生素材を使用して作られたオリジナルの音源媒体も数量限定で販売。
サブスク時代の音源媒体のあり方を考えて制作された本作では音源媒体や歌詞カードなどの印刷物を制作せず、QRコードからデータにアクセスし、スマートフォンとコンビニのコピー機を使用して、購入者自身が好きなものを必要な分だけ組み立てることのできる仕組み。
内容は高音質音源、ステムデータ、リリックブックのデータ、『study』の印刷データ、ポスターの印刷データとなっている。
『seasons』
/ the sankhwa
2022年2/2リリース
フォーマット:デジタル配信
【Track List】
01.Seasons
02.Palm
03.Pulk
04.Last Step
05.Shadows
06.Colors
07.Golden Dawn
08.Silence
09.Kasuka
10.遠い船
11.to Moon
リリース情報
配信URL一覧
特設サイト
『databox』
/ the sankhwa
2022年2/2リリース
サイズ:130×130×55mm/各種データにアクセスするためのQRカード付属
価格:¥2,500(税抜)
【内容物】
・リリックブック
歌詞とクレジット、そして各楽曲に対応する彫刻作品が記載された小冊子
・studyブック
合計180ページに及ぶ、フィールドワークが纏められたブックレット
・ポスター
アートワークが掲載された全5種類のポスター
・楽曲ステム音源
全11曲×各楽器ごとに書き出された再編集可能の音源データ
・高音質音源
『seasons』全11曲の高音質(ハイレゾ)音源 96kHz/24BitのWAVデータ
販売場所:特設サイトをご確認ください
2022.2.2 12:00
カテゴリ:NEWS タグ:JAPAN, the sankhwa
関連記事
-
【NEWS】イベント情報:小松成彰による主催イベント『Deep Forest』幡ヶ谷Forestlimitにて開催 出演にShiShi Yamazaki 小松成彰 AK.okamoto 金富烈、iVy、vq 他
-
【NEWS】インディーロック・バンド cephalo 1stアルバム『Fluorite code』リリース決定 & 下北沢BASEMENTBARでリリパ開催
-
【NEWS】イベント情報:para de casa主催イベント『ESSLECTION 2025』渋谷WWW/WWW Xにて開催決定 & 第1弾アーティストとしてYONA YONA WEEKENDERS、西恵利香、AFRO PARKER、Kan Sano (Band Set)、 Czecho No Republicを発表
-
【DIG】Landscape Design EP / 響現