【REVIEW】 Abisal (EP) / Arcadio Tornasol

Abisal

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sabadragon
Abisal (EP) / Arcadio Tornasol 美しくて美しいチリのfolktronica http://t.co/AoCM8gU1k6 #bandcamp_d



チリのPatricio Villarroel Olivaresによるソロユニット。

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今までbandcampの音源を色々掘ってみた経験から言うと南米というのは魅惑的。
英語以外の言語が使用される事が多いという事もあってかあまり情報が出てこなかったり出て来てもちゃんとテキストの内容が汲み取れない事が多い。
その一方で面白い音源がちらほらと出て来たりするので掘ってて非常に楽しい訳です。
今回少しまとめて掘って行く中で、チリの音源という今までちらほら面白い音源がありつつこのブログでは今まで扱った事がない国の音源がまとめて引っかかって来た。
ああ、これはチリウィークなんだなと思う中最初に取り上げる事にした音源がこれ。

abisal=深海と名付けられたこのEPはfolktronicaを基調としつつambientとの融合的展開を見せるなかなかの逸品。
soundcloud等を見てみるとaltanativeタグが付けられており、ミュージシャン側としてはかなりの実験性を込めている様子。

Arcadio Tornasolの中の人であるPatricio Villarroel Olivaresはsoundcloudに結構な数の音源をアップしている。
制作歴を見るとここ1年程の様子だが、その中で随分色々な音楽を試している。
フォーキーなものからelectro、noise等多岐に渡っており、かなりの方向性を模索した形跡が。



こういった作品群からソングライティングを追求した上でfolktronicaに方向性を定めて打ち出したユニットがこれなのかと思うと彼個人の進化を目の当たりにできるという意味も非常に楽しい。

また、凄くどうでも良い話だがトラック2のLa Inútil Señal辺りを聴いていると声の質が岸田繁に似ていると思うんだがどうだろう。

2013.12.3 21:49

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