【NEWS】 David Moore　再びピアノの“原点”へ帰還したニュー・アルバム『Graze the Bell』リリース決定 & 先行シングル「Rush Creek」がMVと共に公開

David Mooreアー写

Photo by Nina Gofur


David Mooreのソロ・アルバム『Graze the Bell』が2026年1/30にリリース決定。

『Graze the Bell』は、Bing & Ruthのメンバーとして、そして近年はSteve Gunnとのコラボレーションでも知られるDavid Mooreが、“最も純粋な自分自身”として向き合ったピアノ・ソロ作品。
これまでアンサンブル/コラボレーション中心の活動を展開してきたDavid Mooreだが、本作では“素材＝ピアノ”のみを通して、内省と静けさ、そして躍動を併せ持つ音楽世界を紡いでいる。

本作のアートワークは、David Moore自身が手刺繍で仕上げた写真をベースに構成されており、音とビジュアルがともに「ささやかな日常」から「深遠な時間」へと架け橋を成している。

先行配信された「Rush Creek」は、北カロライナ州ブラック・マウンテン近郊の小川をモチーフに、David Mooreがパンデミック期に体感した〈不確実性〉や〈流転〉の感覚をピアノ演奏で描いたもの。

「1年ほど、山のすぐ横の小川のそばに暮らしていました。その音は私の人生に常に存在していて、曲を書いた瞬間に“これはこの曲だ”と思えたのです。アクティブで、ある種〈甘くしつこい〉感じがあって、とても演るのが楽しかった」とMooreは語る。

この楽曲には、長年の協働者である映像監督Derrick Belchamによる没入型パフォーマンス映像も制作されており、アルバム全体の世界観を先取りする仕上がりとなってる。

David Mooreが参加してきたBing & Ruthというアンサンブルは、創設以来さまざまな編成とサウンドを経てきました。本作『Graze the Bell』は、そこからピアノへと回帰し、新たな出発点としての位置づけとも言える作品が完成した。

本作の録音は、ニューヨーク州マウント・ヴァーノンにある名門スタジオOktaven Audioにて、1987年製ハンブルク・スタインウェイモデルDを使用して行われた。
グラミー受賞エンジニアBen Kaneのプロダクションにより、“ピアノの音色そのもの”に極限までみずみずしい呼吸が与えられている。

アルバム・タイトル『Graze the Bell（ベルに触れるほどに）』は、David Mooreが長年抱き続けてきた感覚、「頂点へ行くのではなく、ひとときだけ〈ベル〉に触れることができるかもしれない」という信念を象徴する言葉であるという。

『Graze the Bell』 David Mooreアートワーク
『Graze the Bell』
/ David Moore
2026年1/30リリース
フォーマット：CD/デジタル配信
Label: PLANCHA / RVNG Intl.
カタログNo.：ARTPL-249
※ボーナス・トラック1曲収録
※解説付き予定
【Track List】
01. Then a Valley
02. Graze the Bell
03. No Deeper
04. Offering
05. Will We Be There
06. All This Has to Give
07. Rush Creek
08. Being Flowers
09. Pointe Nimbus (Bonus Track)


先行シングル「Rush Creek」
マルチリンク






2025.11.23 20:00

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