【INTERVIEW】miha mōyo『” “』『multiverse』「sunny」

東京都出身のシンガーソングライター、miha mōyo(ミハ ・モーヨ)。
ジャズ/60年代洋楽ポップスの影響を強く感じるmiha mōyoの音楽は、その影響を隠そうとしない渋谷系にも近い音楽センスに溢れている。
3/12ににリリースしたアルバム「” “」、シングル「sunny」はmiha mōyoのソングライターとしてのセンスを遺憾なく発揮したものだ。
その発売を記念して、そしてmiha mōyoとは何者なのか?その謎を探るべく今回インタビューを行った。

ストリーミングなどで1曲単位で聴くより、アルバムで音楽を聴く聴き方の方が好みなんです

–:アルバム&シングルリリース、おめでとうございます。デモ音源をネットで公開したところ、ユメノマの中島氏がそれを聴いて楽曲制作に繋がっていったとお聞きしました。
miha mōyo:歌とピアノだけの簡単なデモをサンクラ(sound cloud)にあげてたら中島君がそれを聴いて連絡をとってきて。音楽の好みが近かったからすぐ話は合いました。
ピアノで弾き語りしながら曲のベースの部分を説明して、細かいアレンジはお任せしました。
–:アルバム「” “」はジャズ・60年代洋楽ポップスの影響を感じさせる作風になっていますね。
miha mōyo:The Monkees、Lesley Gore、Frank Sinatra、Glenn Millerが特に好きで、あとは60年代洋楽のヒットチャート、ジャズは寝る時によく聴いています。
–:アップテンポな曲が多く曲間が無くて、あっとゆう間に駆け抜けるアルバムになっています。
miha mōyo:ストリーミングなどで1曲単位で聴くより、アルバムで音楽を聴く聴き方の方が好みなんです。
だから曲繋ぎまで考えて曲順通りに聴いてもらえる、アルバムで1曲のような、そんな作品にしたかった。
アップテンポな曲が多いのもあって、5曲で12分。確かにあっとゆう間ですね。
–:全曲歌詞がラララなど、一般的な付け方をされてないのですが、これには何か理由があるのでしょうか?
miha mōyo:元々デモを作った時点で歌詞は付いてなくて、ラララで歌っていて。
音源制作の段階で歌詞を考えたのだけど、全く思い浮かばず(笑)。歌詞どころか曲名も出てこなかったんです。
デモとはいえラララで歌ったのが自然な事で、後付けで歌詞考えたり無理に言葉乗せるのは不自然だし、そもそも歌詞にして言いたい事なんて無かったからデモ通りのラララのままにしました。
–:アルバムタイトルも「” “」で無題になっていますね。
miha mōyo:歌詞が無くて、歌詞が無いから曲名も無くて、曲名が無いからアルバム名も付けなくていいかなと。
The Byrds、Led Zeppelin、Prince、Korn、Sigurrós、Hedy West。タイトルの無いアルバムは世の中に沢山ありますからね。

何処かに出かける時とか、そんな時に聴いてもらえたら合うんじゃないかな?

–:アルバム「multiverse」を同時リリースされますが、こちらは「” “」のインストバージョン、ファミコン音源風のチップチェーンにリアレンジされています。
miha mōyo:YMCKが好きでいつか8bitジャズ作品を作りたいと思っていて。「” “」の制作途中に今回の作品こそまさにピッタリなのでは?と思い、急遽作る事にしました。
–:シングル「sunny」はアルバム未収録になっています。
miha mōyo:昔の洋楽によくあったリリース方法ですね。シングル曲はアルバムに入れないやり方。
本当は「” “」の5曲目をシングルで切る予定だったんだけど、このやり方を思い付いて、「sunny」は急遽制作しました。どうせシングル用に作るならちゃんと曲名も付けようと思い、「” “」にも繋がる様に前向きで明るいsunnyとゆう曲名に決めました。
–:今回の作品制作は急遽決まった事が色々多かったのですね。
miha mōyo:時間や手間がかかったりリリースが延期になったりしても(本来は23年12月リリース予定だった)、良いアイデアだったらどんどん追加していくべきですね。
ネットがこれだけ普及してると一度世の中に出たら取り返しがつかないから、より良い作品にして送り出したいです。
–:影響受けた・制作の参考にした曲、元ネタを隠さない姿勢は渋谷系にも近い印象を受けました。
miha mōyo:あー、分かります、そして好きですね。コーネリアス、ピチカート、フリッパーズ。あとRoger Nichols、The Millennium、Harpers Bizarre。元々、渋谷系は60年代の文化とポップスから影響受けてるから、好みで共通するところは多くて。
影響を受けた音楽を隠そうとしない・曲からそれが解る、それでいいと思っていて。私がそこに影響を受けましたから。
–:今回の作品をどの様な聴かれ方をして欲しいと思っていますか?
miha mōyo:どの様な聴かれ方(笑)?うーん……そうですね。デモの制作時がコロナが一旦落ち着いた時期で。意識した訳じゃないけどその影響あってなのか、ポジティブで軽快な曲調になりました。
だから何処かに出かける時とか、そんな時に聴いてもらえたら合うんじゃないかな?
–:今後の活動予定などはありますか?
miha mōyo:今のところ何もないです。曲を作って歌うのは好きだけど人前に出るのは苦手で。だからライブもSNSもやらなくて。今も曲は作り続けてるけど世の中には出さないかもしれないし。何も決まっていません。
–:では逆にすぐ次の制作にとりかかる可能性も?
miha mōyo:あるかもしれないし、無いかもしれないし(笑)。未定ですね。
–:今日はありがとうございました。
miha mōyo:ありがとうございました。


『” “』
/ miha mōyo
2024年3/12リリース
フォーマット:デジタル配信
レーベル:open sesame records
【Track List】
1. untitled #1
2. untitled #2
3. untitled #3
4. untitled #4
5. untitled #5
Bandcamp



『multiverse』
/ miha mōyo
2024年3/12リリース
フォーマット:デジタル配信
レーベル:open sesame records
【Track List】
1. quasar
2. neutrino
3. dark matter
4. void
5. big crunch
FMA



「sunny」
/ miha mōyo
2024年3/12リリース
フォーマット:デジタル配信
レーベル:open sesame records
マルチリンク
Bancamp

【クレジット】
miha mōyo :
lyric, music, voice, keyboards
中島しんや(yumenoma) :
arrange, programming, mix, mastering
タカユキカトー : vocal editor
さとざき幸 :
「sunny」MV director
thank to まつもと尚こ







2024.3.17 20:00

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