【NEWS】スケボーキング 復活シングル第1弾『不気味の⾕/キャプテン隊⻑』配信決定 約12年ぶりの新作リリース
スケボーキングによる12年ぶりの新作リリース『不気味の⾕/キャプテン隊⻑』が12/2に配信決定。
2010年の解散ライブから10年の時を経て、2020年2⽉に再結成を果たしたスケボーキング。
本格的な活動再開を発表したその⽮先に世界中をコロナショックが襲い、4⽉に予定されていた復活ライブをはじめ全ての公演がキャンセルされた。
それから約半年間の沈黙を重ね、「SBKは果たして本当に復活したのか!?」そんな声まで囁かれ始めた2020年後半、今年も残すところあと僅かというこのタイミングでリリースされる本作。
彼らの現在(いま)がストレートに表現された両A⾯デジタルシングル「不気味の⾕」と「キャプテン隊⻑」。
“過去”“現在”“未来”を縦横無尽に⾏き来し、進化と普遍性を遊び⼼溢れるスタンスでクリエイトした新曲はまさにスケボーキングの真⾻頂となっている。
配信は各ダウンロード、サブスクリプションサービスにて行われる。
『不気味の⾕/キャプテン隊⻑』
/ スケボーキング
2020年12/2リリース
フォーマット:デジタル配信
レーベル:Things Records
カタログNo.:THNG-007
【Track List】
01. 不気味の⾕
02. キャプテン隊⻑
【SHIGEOによる楽曲解説】
今回12年ぶりのスケボーキングとしてのレコーディン グと言う事でいささかの緊張はありつつも、あの頃の古き良きミクスチャーバンドの新たな側面を探すべく我々の新たな旅路が始まりました。そこで新たに発表するスケボーキングの音楽を皆さんによりお楽しみいただくために、新曲2曲のテーマを エピソードを交えながら解説します。
まずは『不気味の谷』から
曲のテーマは、アンドロイドやA.Iの性能を高めてより 人間らしさを追及していけばいくほど皮肉にも不気味に感じてしまうというゾーンを指し示した“不気味の谷現象”が、いかにもスケボーキングらしいテーマだなと思ったので採用しました。
アンドロイドをより人間に近づけようと頑張ってるのも人なのに、近づけば近づくほど結局はその人間に不気味がられてしまうという皮肉めいた不条理さ、努力の報われなさや切なさが、なんだかバカらしくもありユーモラスだなぁと。
トラック制作の裏話的には、冒頭で使用しているヴォコーダーが10数年前に中古楽器屋さんで購入したもので、その頃は結局一度も使わずにそのまま放ってあったものを、今度のレコーディングで歌録りに来たSHUNさんと遊びながら音を出したところ、ビースティボーイズの“あの音”がたまたま出たことに大興奮!!そのヴォコーダーにバスガイド仕様のマイクを使ってSHUNさんが“不気味の谷”と連呼したものをそのまま採用しています。是非その光景を想像してみてください。
続いて『キャプテン隊長』
よくDragon AshのkjがSHUNさんのことを年上にもかかわらず“シュンちゃん先輩”って呼んでいて、その全然尊敬されてない先輩って感じがかなりオモロくて笑笑。
キャプテン隊⻑って“キャプテン”と“隊⻑”が意味重複しちゃっててなんかバカにされてる感じがするし、全然リスペクトされてないけど、他に適任者も見当たらずにしようがなく船頭やっちゃってる人っているじゃないですか?
そういう感じを想像して“キャプテン隊⻑“だなぁ……と。
リアリティを反映した部分でいうと、スケボーキングが解散した2010年に、その頃に所属していた事務所の社⻑が売り上げとかのバンドのお金を持ち逃げして行方がわからなくなった事件がありまして、その人への思いをニヒリスティックにユーモラスに歌にしました。
ピース✌
2020.11.18 12:00