【NEWS】しずくだうみ 12/12リリースの2ndアルバム『やがて染まる色彩』より「これで終わり」のMVを公開



12/12に2ndアルバム『やがて染まる色彩』をリリースする闇ポップシンガーソングライター しずくだうみは、アルバムの収録曲「これで終わり」のMVを公開した。

しずくだうみとフォトグラファーの飯本貴子の共同ディレクションで制作されたこの作品は、アシスタントにあきえを加え、これまでのしずくだ作品にはなかったタイプの映像に仕上げている。



『やがて染まる色彩』/ しずくだうみ
2018年12/12リリース
フォーマット:CD
レーベル:ミロクレコーズ
価格:¥2,300(税抜)
【Track List】
01. 友達のまま
02. これで終わり
03. 映画みたい
 (sommeil sommeil 提供曲)
04. 忘れる
 (劇団癖者「真夜中ガール」提供曲)
05.「 」の作文
 (ジエン社 第12回公演「物の所有を学ぶ庭」提供曲)
06. Freaky,Freaky,Freaky,Freaky
 (電影と少年CQ提供曲)
07. ループ&ループ
08. また会えるさようならもう会えないさようなら
 (ジエン社 実験公演「いつか私たちきっとそこきっとそこで、そこに」提供曲)
09. 今日
10. 白い朝
 (劇団癖者「真夜中ガール」提供曲)




【鈴木博文】
矛盾を肯定する深海があるとするならそれはしずくだうみ。

深いのに時折青空が見えたりする。一行一行を噛みしめるように丁寧に歌われると悲しくなろうとしたいのにそうさせてくれない。「忘れる」ことの出来ない記憶がことばという火の粉になって散っているようだ。

しずくださんを取り巻く音楽家の奏でる奥ゆかしい演奏もいい。火傷しないように愛聴しよう。


【里咲りさ】
だうみさんの繊細な視点や、なんというか、20代女性の、10代の感覚とも違う、みずみずしさを感じられる作品でした。

幼さを意識していたりキャラ付けを意識しているいごごちの悪さのまったくない、等身大を感じられる言葉の紡ぎ方の安心感に包まれながら全編聴くことができました。

最後の曲で、どうなるかはわからないけどまだ真っ白なままの希望を感じられるのもすごくよかったです。繊細でいろいろなことを感じて常に心は翻弄されているのに、なぜか「日常」に確実につながれていて、ぎりぎり飛んで行ってしまっていない、という貴重な感性と景色を私は感じました。だうみさんの日常を疑似体験してる感覚にさえなりました。

トラック6だけ歌詞の様子が違って、この大人少年の感覚…!?と思ったら長田さん作詞なんですね。リリースおめでとうございます!


【イナダミホ】
人間は貪欲なので、色んなものや人の感情を欲しがる。 気がついたらたくさん抱え込んでいるのだ。 そしていつの日か気がつくのだ。
「こんなに欲しがるんじゃなかった。 全部大切になんてできなかった。 本当に大切なものはほんの僅かだったじゃないか。」って。
うみちゃんは、そんな世界を冷静さと距離を取りながら見つめる。 声と言葉が心地よい棘となって我々をじんわり締め付けるのだ。
通り過ぎたり、消化してしまった日常のドラマが蘇えるのだ。 切なさと愛しさがわたしたちを襲う。


【白衣イロハ】
この人の考えていることはよく分からん様で、実際分かりすぎるんだよ、数年ぶり、もっと言えば作品について、音楽についてちゃんと関わったのでいうと約10年ぶりに接したこのお人は、自分ではとてもとても赤面と軽い嗚咽によって吐き出せない様な言葉を容易く紡いでおりました。
奇妙な縁でこの作品も一部はレコーディングしたりしたけれども、歌を聴きながら「私には絶対に歌えないな、こんな歌」と思い、MIX中は何度も聞くことになってしまうので「もうやめてくださいよ」と思ったものだったな。 悪口みたいになっているけど違うんだよ。
こういうのがきっと「刺さる」って事なんだろうな。 おめでとう。


【ゆっきゅん(電影と少年CQ)】
この街の喧騒が突然無音と同質になり、ふと立ち止まってしまったとき、心に流れた音楽。流れゆく人々も世界も追いかけず、ここで静かに見送ってゆく。それでも私はここにいて、私の生活があって、だから大丈夫なんだと、生を掬われる気持ちがした。


【ルアン(電影と少年CQ)】
「大人っぽくしっとりとしたFreaky,Freaky,Freaky,Freakyにうっとりしました……!」

2018.12.6 11:54

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