【INTERVIEW】FAVO pilgrim


今は作品をどんどん作りたい時期なのかもしれません

–:2018年の7月に最初のシングル「Dying Emotions」をリリースしていますが、どのぐらいの時期から活動を始めたんですか?また、バンドが始動するきっかけがあれば
FAVO pilgrim:バンドとしては去年の4月頃からになります。その前年の終わり頃に、SHUNとhiroyukiが知り合って意気投合し、そこにhiroyukiの長くからの親友のtakahiroとshogo、そしてSHUNの繋がりでhisayoshiが加わって始まりました。
–:YOKOHAMA MUSIC STYLE 2019」で優秀賞を受賞されていますが、こちらはどのような経緯で応募されましたか?
FAVO pilgrim:僕たちは作品のリリース手段としてTuneCoreをメインに使っていて、定期的にオーディション情報が流れてきます。丁度『DESTINATION』をリリースした時期にこのオーディションがあって試しに応募したら優秀賞を頂きました。バンドとして最初に制作した楽曲が評価されたのは僕たちにとって大きな自信に繋がっています。
–:実際に横浜の大桟橋のステージに立ってみた印象はいかがでした?
FAVO pilgrim:コンテストの優秀賞を頂いて大さん橋ホールという大きなステージに立つことに、期待と緊張感は感じていました。しかし、実際にステージに立てば素晴らしい環境といつも通りのメンバーがそこにはあったので、楽しくダイナミックなパフォーマンスができたと感じています。
–:あまりライブ出演が多くないという印象なのですが、これについては意図的でしょうか。また、意図的だとしたら出演するライブはどのような基準で選んでいますか?
FAVO pilgrim:意図的とまでいかないですが、今は作品をどんどん作りたい時期なのかもしれません。その為にライブは少しセーブしつつ作品が増えてきたら大きなフェスとかに出たいなと考えています。ただ制作ばかりだとステージでの感覚が鈍ってしまうので、そこは小さなイベントにちょこちょこ出させてもらったりしてキープする努力はしています。もちろんみんな練習もしっかりやりたいタイプなので演奏にも力を入れています。ゆくゆくはエフェクティブで面白い演奏ができるように、色々な機材を導入しながらライブができればいいなと考えています。



–:pixivFANBOXやサブスクリプションといったツールを実験的・効果的に使っているという印象があるんですが、こういったツールに対する意識みたいなものがあれば聞かせてください。
FAVO pilgrim:デモ音源の話とも重なりますが、YouTubeなどのネットメディアがこれだけ普及している時代ですから、多くのアーティストが作品を披露する場が増えているんだなと感じています。
そんな混沌としたネット上でも、ありきたりなものでなく、ファンの方々が見て楽しいものや本当に知りたい情報などが簡単に手に入れられるようにしたいなと思っています。そのためのツールとしてpixivFANBOXなどは活用させていただいています。
–:前作『DESTINATION』をアゲハスプリングスのTwitterアカウントにコメントされていましたがこれについてなにかコメントああれば。


FAVO pilgrim:始動したての最初のE.P.にも関わらず拾っていただいて感激したのが正直な感想です。
沢山の音楽を扱っていて、聴いているであろう方に好意的な発言をしていただいたのは自信になりました。ありがとうございます。

–:今回3ヶ月連続企画の2作目リリースですが、どのような作品に仕上がったと思いますか?また、聴きどころがあればお願いいたします。
FAVO pilgrim:今回の作品の全体としての雰囲気は、前へ進みながらもどこか心の奥にある戸惑いの様な部分と、その戸惑いの中にある小さいが消える事のない力強い光の部分が上手く出ている作品になってると思います。 サウンド的にも、今までの作品から逸脱し過ぎず近過ぎない新しいものになっているので、そこを感じてもらっても面白いかと思います。

インタビュー・文:sabadragon




『Bluff』/ FAVO pilgrim
2019年3/31リリース
フォーマット:デジタル配信
【Track List】
01. Warp
02. Tepid
03. Embed
04. Contrast (feat. CFE)
05. Awkward
iTunes/Apple Music
Spotify
その他配信サイト




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2019.4.25 19:00

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