【INTERVIEW】『光』ほたるたち / 『世界へ』穂高亜希子





今の感じで続けるのは2010年までの自分を無視してたんだなって気がついたんです

–:穂高さんはベース/ボーカルというスタイルですけど、そういうスタイルは以前もやられていたりしたんですか?
穂高:ほとんどないですね。自分のバンド自体がベース/ボーカルというのは一度もないし、弾き語りもベースで弾いたりはしてなくて。ただ、ミッシング箱庭というバンドでベースを2005年くらいからやっていて、そこではベースを弾きながら歌うということもしていました。なので、ベースを弾きながら歌うことは違和感なかったですね。けど、最初にほたるたちを始めた時はやっぱり歌を歌っているとベースがうまく弾けなかったんです。強く弾けなくて。でも、ライブをやっているうちに、歌っていない時くらいにはベースも弾けるようになったっていうか。なんで、今はとにかくけっこうベースをかなり強い感じで音を出すようにしています。
松尾:実は、ベースが一番ちゃんとしているんじゃないか、という。ライブの音源を聴くと、ベースに安定感があって音もいいしフレーズもしっかりしているし。
吉川:穂高さんのベースには激しい、ハードコアっぽさを感じることもあります。
–:そういう要素もあるんですか?
穂高:全然自分ではわからないんですけど、もともとピアノを弾いていて、そのあとギターより最初にベースを始めたんですよ。19の時に。ベースだけは教則本とかみて練習して。ビデオと一緒に弾いたりしたことがあって。実は一番基礎ができているのがベースでなんです。
–:ベースを手に取ったきっかけは?
穂高:その頃……九州にいた時は今みたいに歌ったり弾き語りとか全くしていなくて、高校のバンドやっていた友達にベースがいないからやってくれって言われただけなんです。その人たちが……彼らはかなりちゃんとしたロックバンドだったので凄く熱心に教えてくれて。頑張ってニルヴァーナのバンドスコア買って練習したりしてました。もしかしたら今もその時のニルヴァーナ感が残っているのかもしれませんね。
その時は音楽が全然楽しくなくて1年も経たずにやめてしまったんですよ。自分の中ではその時トラウマになるくらいで、そこから逃げてしまって東京出てきたみたいな感じで。だから以前はベースはもう弾くつもりはなかったんですが、一番やっているという。
–:ベーシストとしてはどのくらい活動しているんですか?
穂高:今まで7バンドくらいベースで参加していて、今までベースやったバンドはほとんど一緒にプレイしたい人がいるからやるって感じなんですが、自分の曲だけじゃなくて人の曲をやるといろんな自分が持っていない要素があって、それが楽しいから人とやるのが好きで……結局ベースがすごく楽しいんですよね。
それに私、ベース以外だと私の我が出過ぎてしまうので、ベースしか呼ばれなくて。上物だと激しくソロ弾いちゃったりするんですが、ベースだと自分を出さないで弾ける。それで、ベースをやる時だけは人とやれるということもあって。もしかしたら、ベースがバランスがいいのかもしれないです。もし私がエレキギターでベース、ドラムの人とやってたら、こんなにちゃんと続かなかったかもしれない。



–:最初にベースを提案した時はそんな予感ってありました?
松尾:なんもなかったですね。なんも考えないでなんとなく。
–:それがはまったという。
松尾:それがここまできたポイントだったかもしれないですね。
穂高:2人がちゃんと交互に出てくる感じが出せたから見てくれている人からしたら「穂高さんのバンドじゃなくて3人がそれぞれフロントマンみたいな感じがするね」というふうに言ってくれたり「全部の音が個性があってその人の音がして面白いね」と言ってもらえることがあって、それでよかったな、と思っています。
–:意図的でないのにそういう方向に進んでたわけですね。それぞれのソロがくっきりあったりするせいかもしれないですが、少しオールディーズっぽい感じもするんですけど、そういう意識ってありました?
松尾:意識的にしてたわけではないんですけど、今までやってきたバンドがそういうタイプのものが多かったので。自分で曲を作る時はギターソロをいれようと意識していないんですけど、ギターを弾いているハカラズモ!ではソロは毎回出てくる。そこで見せ方を身につけてきた感じですね。
–:それにしても、この3人がやっているのがすごいですよね。各々がいろんなところで活動されているので、皆さんの活動範囲をどこまで把握しきれいているか自分でもわからないところもあって。でも、みんな無善寺(注:無力無善寺 高円寺のライブスペース)さんがキーになっている感じですか?もしくはブラックナードフェスとか。
松尾:そうですね。無善寺は土台になっていますね。
穂高:私が東京に来て初めて一緒にやったのが利光雅之さんで、その人があみのめってバンドをやっているんですけど、そのレコ発でショウヘイマンがベース弾いてたりして。
松尾:あみのめってバンドは僕はずっとファンでライブにたぶん3~4年ぐらいファンとして通ってたんですけど、穂高さんのソロもそのあみのめの利光さんとのツーマンがあるからということで無善寺で見たんですよね。
穂高:その時初めて話したんだよね。
松尾:そうです。そこがきっかけで。ぼくは利光さんとあみのめの大ファンだったんです。で、大ファンだったあまりに最終的に加入するという。
–:すごいですね。
松尾:そうですよね。
穂高:やっぱり共通の知り合いとか基本その周辺で。好きな音楽が近いし認め合っているからいずれは出会うだろうってかんじだよね……。
松尾:でもやっぱり、タイミングですね。しかるべきタイミングで仲良くなった感じがしますね。
穂高:まさか、無善寺の時の打ち上げでは数年後に一緒にバンドやるとは思わなかったよね。
松尾:そうだよね。全然思わなかった。お互いに「誰?」って感じで。
穂高:最初私嫌われてるのかなって思ってて(笑)
松尾:利光ファンだったんで。利光さんの最高さを穂高さんに語った気がする。
穂高:なんかショウヘイマンが自分のバンドやってるって話をしてたよね。あれが2014年くらいかな?
松尾:その時はお互い全然追ってなくて。無善寺のシーンには夢中だったんですけど。その時、穂高さんは無善寺のシーンからはちょっと離れてたのかも。
穂高:2010年にJOJO広重さんのコンピに参加させて頂いた時に一気に色んな人に聴いてもらえて、「デビュー」って言われて。「綺麗な歌を歌う人」とか「可憐な乙女」とか書いて頂いたりして(笑) なんかそういう推され方だったから、何も言えなくて。それまではエレキギターを下駄で踏みつけながらやってたりしたので「そんな感じじゃないな……」って少しおとなしくなっちゃって。なんか「デビューしました!新人です!がんばります!」って感じで友達から離れて1人で色々やってみて、それまで全然知らなかった大人の方々に呼んでもらって色んなイベントに出たりして。その時期は無善寺には行ってなかったかもしれないですね。
–:何か理由はあったんですか?
穂高:先ほどお話ししたミッシング箱庭をやっていた頃、ボーカルの大柴(陽介)君って人が高円寺の中心人物……面白いことを起こしてくれる台風の目みたいな感じで、そこにいることが本当に楽しかったんですけど、私は高円寺周辺だけにいてはいけない、もっと色んな人に歌を聞いてもらわなければいけないという気持ちも大きかったんですよ。大人の中にも入って行かなければいけない、友達とだけやってもダメだと思って1人でそういう中に入って行ったんですよ。でもその時の新しい居場所と今までの大柴君の周辺だと自分の中でバランスをとるのが難しくなっちゃって。
–:アンダーグラウンドな場所から大きな場所に出ようとしたわけですね。
穂高:大柴君は全然世の中に知られようとしなかったし、あんなにすごい人なのに全然注目されていなくて歯がゆいなと思いながら何もできずにいたら、2014年に大柴君が突然亡くなっちゃって。クモ膜下出血で。それでワーっと混乱したし、一年ほど放心状態で大柴君とのことばかり考えてて、それをきっかけに最初に東京に出てきた2002年頃からそれまでのことを一気に思い出すことになったんですよね。売れたいとか知られたいとか思わなくて、とにかくそこで面白いことをしようと思っていた空気感みたいなものが蘇ってきて、やっぱり今の感じで続けるのは2010年までの自分を無視してたんだなって気がついたんです。
そういう事があってまたエレキギターを弾き始めたんですよね。綺麗な室内楽で1枚目と2枚目作って……それもほんとに全力でつくったもので、すごく好きなんですけど、それだけではない自分も出さないと音楽を続けられないと思って。完全に大柴君が亡くなった事がきっかけですよね。
–:大きなきっかけだったんですね。
穂高:今はほたるたちを始めてベースをハードコアみたいに弾けることがかなりしっくりきてるんですよ。そんなに可憐じゃない……すごく暴力的な部分が自分の中にずっとあってその反動で自分の音楽を始めているし、歌がどんなに静かでも自分の中の苛立ちとか強い何かをベースを弾きながら歌えていて。
2人とやっていると自然と力を入れなくてもそういう事がやれている気がしてやっとバランスが取れたって感じです。
静かな綺麗なこともそうじゃないことも両方やれている今が一番。
–:それは少しわかりますね。ものを作っていると衝動だけでやりたくなる瞬間は絶対でてきますし。
穂高:でも、ほたるたちだけ出しちゃってそっちの側面だけになってしまうとまた違うんですよ。だから今回、ソロも滑り込みで出せるようになって。自分としてはやっと同時に見てもらえるという。



ソロの全然ドラマチックになっていない感じがよくて

–:今回2枚同時リリースというのはようやく両輪のそろった自分を提示したいという事なんですね。同時リリースというのをもちかけたのも穂高さんの提案で?
穂高:そうですね。
平澤:最初ほたるたちのレコーディングは3回ぐらいで終わりますと聞いていたんですが、ショウヘイマンがこだわり出して延びたんですよ。
松尾:レコーディング中にアイデアがどんどん溢れてきてなんかもう、表とか書いてメンバーに渡すんだけど、自分だけ書いてる量がぜんぜん違うっていう。中村さんもいいアドバイスくれるからそれもあって。コーラスとかも自分でデモ音源とか送ったりとかしてて、気づけばそうなってしまいました。
–:レコーディング中にこういうところが譲れなかった、とかそういうのはありますか?
松尾:んー……なんと言うか、自分のこだわりがうまく言葉にできないんですけど、自分1人だけかなり上物を重ねていて、ロックバンドにたくさんの楽器が重なっている状態をシンプルなバンド編成でやろうとしているところがあるのかもしれません「ハーモニーがあるところで重なったりする瞬間がばっちし決まってないとやだ、、」みたいになっているんだと思います。ほんの小さな音で鳴ってるバッキングギターにほんの少しだけトレモロがかかっているかどうか、そういった細かいイメージを大事にしすぎた結果こんなかんじになってしまったと。
–:その譲れないギターを聞いてどうでしたか?
穂高:みんなはちょっと怒ってた(笑)。ライブ感からちょっと遠ざかってしまったから。ライブ感がいいと思ってたけど、結構作りこんだ感じになっちゃって。まあでも、結局自分がやりたいことが変わるのがバンドなので、今となってはすごくいいものが出来たと思ってます。
–:逆に、穂高さんのソロの方は一発録りで重ねない感じですよね
穂高:三富栄治さんというエンジニアの方で、ご自宅でレコーディングをさせていただいて。途中で三富さんは2階に行って、そのあいだ録音を回し続けてもらって私がひとりで歌い続けて……そんな感じでレコーディングをしていたので、家でひとりでやっている感じになりましたね。だから本当にほたるたちとは真逆……。
–:三富さん、Twitterで「僕は本当に録音していたのを聞いてただけ」とツイートされていましたね。
穂高:でもやっぱり、ミックスは三富さんにしていただいて、多分すごく繊細な感性でやってくれているから柔らかい音になっていて、ほたるたちと対比がすごく出たので本当によかったと思います。
–:対照的ですね。ソロの話が出てきたのでそちらの件もお伺いしたのですが、ソロの制作ってどんな経緯で進んだんですか?
穂高: ソロ制作を始めてぎりぎりまでやって「やっぱりもういいや!」って状態だったんですけど、ほたるたちと同時発売になっちゃってて。ほたるたちのレコーディングを始めたらソロのことぜんぜん考えられなくなったし、ソロの曲は重い曲が多すぎると自分では思っていて、それでちょっとこんな重い曲を並べたら聴けないんじゃないかなと思って。やっぱりもうちょっと軽い曲を作ったらまた出そうってことで平澤さんとも話をしてたんですよ。一回頓挫しているんです。
で、私はとにかくデモを録ってみて、どこで録るかとかも含めて考えてみよう!ってことで三富さんと録ったんですよ……それが6月ぐらいかな?ほたるたちの録音が終わったぐらい。で、ミックス出来たら送るねって言われていて、それから一ヶ月以上連絡がなくてなかったから忘れてたんですよ。そしたら突然連絡が来て、ちょうど休みの日で朝から再生してみたらすごく良くて。すぐに「これ出します」って三富さんに伝えましたね。「曲順までうかびました!」って。



平澤:ほたるたちの制作途中で「そういえば、ソロで出すっていってたけどどうなってるの?」って聞いたら「やっぱ無理です~」って言ってて。で、ショウヘイマンに別件で会った時に「穂高さんソロ作るのやめたんでしょ?」って聞いたら「なんですかそれ?」って言われた、ほたるたちのメンバーすらその構想を知らなかった。なのでもうソロを作るのはいいのかなって。ほたるたちの録音が終わって穂高さんにいつ出そうか?って相談したら「実はソロの方も出来たんです」って言われて。「え!このあいだまで出来ないって聞いてたのに、いきなり出来たってどういうこと?」って聞いたら「このあいだ三富さんのところでデモを10曲ぐらい録ったらこれいいので出します!」って言われて、とりあえず一回聴いてくれって言われたんです。それで僕、デモ・テープがレコードやCDになったりする作品が好きなんですよ。あと一人多重録音のアルバム、ロイ・ウッドとかトッド(・ラングレン)とかが作ってる一人多重録音の作品ってどこかデモっぽいじゃないですか。そういうのが好きで。
穂高:私も好き。デモ好き(笑)
平澤:聴いてみたら、誰にも聴かれることを前提にしてない感じがすごく良くて。
穂高:そう。本当にデモのつもりで録ったから誰かに聴かれることを考えてなかったですね。そのあと、間違えてるところがあったからもう一回録ってみたら、同じようには録れなかったんです。環境は一緒だけど出すつもりで録ったらぜんぜん違ったんですよ。面白いですよね。で、やっぱりそのほたるたちちゃんと作って、ソロの全然ドラマチックになっていない感じがよくて。レコーディングスタジオでミュージシャンを呼んで録ったら私張り切っちゃってもっと力の入った曲になっちゃってたと思うんですよ。力が抜けた感じで録れてたんです。ライブともまた違う……ライブもあんな力の抜けた感じではないと思うし。
–:納得の行く力の抜け方に?
穂高:こんなにあっさり聴けるなるならいけるな!って思ったんですよ。自分ではもっとどろどろしたものになるんじゃないかと想像していて、それだと出せないなと思っていたんですけど。多分、三富さんのミックスに透明感がすごくあったし、自分がデモ用に録っているから力が入ってないのもあって。今までのアルバムってけっこうファンタジーの要素というか、現実と違う感じの歌詞が多かったんだけど、今回は四畳半じゃないけど、ひとりで考えてるみたいな歌詞が多くて全然そういう軽くなる感じの歌詞がなくて。そういうのをがっちり録ってたら重くなっていたと思うんだけど、出すつもりではなくす~っと録ったらその曲たちもけっこう楽に聴けたぞ!って。
–:聴き手を意識してないという環境ですもんね。レコーディングエンジニアの方すらも途中いなかったという。
穂高:ピアノの曲の時は居てくださったんですけどね。その時三富さんにじっとみられていて自分の曲が恥ずかしいなと思いながら……こんな昭和みたいな曲聴いてどう思うんだろう、と思いながら演奏していたところもあって。なのに聴いたらあれ?こんなに清々しいかんじになってる!っていう。自分が思っていたより爽やかというか、どろどろしてないなーって。
–:曲自体はいつごろ作られたものなんですか?
穂高:曲は7インチを2015年に出して、それ以降の3年間で出来たものになります。
–:前作や2ndと比べて心境の違いとかありますか?アートワークを比べてみても変化を感じるんですが。
穂高:そうですね。三富さんとも話してたんですけど、2作目までも私がギター1本で出していればよかったかというとそうではなくて、やっと素が出せる力がついたからやっとこういうものが出せるんじゃないかって。1枚目と2枚目は……やっぱりサポートの素晴らしいミュージシャンたちに支えてもらってるんですよ。彼ら無しで世の中に出せる力が自分の中になかったから、そうやって自分の曲を他の人たちと一緒に盛り込んでフォローしてもらったものを作らせてもらったんだけど、その後ひとりで弾き語りをずーっとやり続けていて、歌もひとりでやってもちゃんと聴いてもらえるぐらいの安定感が出てきたからこのタイミングで素の作品として出せるのかなって。



–:ほたるたちで荒れた部分を出しつつ、ソロではそういった自然なものが出せるようになった。色々と気負いがなくなっているのかなという風に感じます。
穂高:そうですね。リリースというのは、以前はすごく遠くの人たちに聴いてもらうという感じで、荒い部分の自分はあんまり出さないようにしないと伝わらないんじゃないかっていうか……その時はまだ心が今より暗かったし、人見知りが激しすぎて、アルバム出すのも人見知りしながらという感じで。自分の素の姿を見せられるようになったのがここ2~3年なんですよ。以前は、口下手というか、喋る時にものっすごく考えて、こんなことを言ったらどう思われてしまうんだろうみたいに考えてしまって。人に心を開けなくて。だから、最初の2枚とかはやっぱり全部見せるのが怖くて、心を開けない中で一生懸命心を開こうとしてる作品だと思ってます。でももうあの時の感じは逆に今は作れない、もの凄く大切な作品でもあって。そこを経て、今やっと全部見せても怖くなくなってきたというか。
–:それはシンガーソングライターとしては成長ですね。
穂高:そうかもしれないですね。
–:そうなると作る曲なんかも広がりが違ってくるんじゃないんですか?
穂高:これからどうなるんだろう……でもたぶん、明るい曲って前はなかったけど、ほたるたちにはアップテンポの曲とか「五月の風」とかありますしね。
–:やっぱり、制作するものには幅がでてきた?
穂高:でも、両方が大事で。心の中の憂鬱な感じとかも消えたわけじゃないから。そういうのが出せるのがソロ。ほたるたちで私の憂鬱な気持ちをみんなに共有してもらうのは違う気がする。
–:ソロはソロで出力する理由が明確になったと。
穂高:お客さんも明確に分かれていて。ソロ好きなひとはほたるたちを見にこないし、前の続きのままでいてほしいと思っている人もいると思うんですよね。もちろんソロはずっとやってきたことの続きで、ほたるたちのファンは私個人を好きなんじゃなくてバンドを好きって言う人がいるから、私の精神的なことには興味ないんじゃないかな。音楽を好きできてくれてる。ソロの方は歌詞に思い入れを持ってくれている方が多い気がします。
–:実際今回の作品を聞いた時、ソロの歌詞をじっくり追いたくなる感じがありましたし、ほたるたちではそれぞれの音に耳がいく……バンドとしての空気を楽しむという感じはすごくするなと思っていました。そうなるとやはり聴き手の層が違うというのは自然な事な気がします。ファンが付いているという事はどちらの出力にも魅力があるのかなと思いますね。
穂高:そう考えるとすごく人気者みたいですね(笑)そんなにお客さんの数は多くないんですけどね。
–:でも、結成してまだ1年くらいで、そう考えるとまだまだ増えるのでは。
穂高:毎回来てくれるファンの方は何人かいますね。
–:熱狂的なファンの方がもういるということですか?
穂高:確かに熱狂的といえば熱狂的ですね。平日のブッキングライブでも全部来てくれてたり。
–:それはかなりのファンですね。固定ファンがつくようになったのはいつぐらいからなんですか?
穂高:やっぱりブラックナードフェスかな。あの日見てくれた人がずっと来てくれてる。

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『光』/ ほたるたち
2018年10/24リリース
フォーマット:CD
レーベル:なりすコンパクト・ディスク / ハヤブサ・ランディングス
価格:¥2,200(税抜)
【Track List】
01.あの頃のこと
02.五月の風
03.恋をした男の子
04.街の光
05.緑
06.うそ
07.夜と風
08.風、青空
09.朝焼けの夢




『世界へ』/ 穂高亜希子
2018年10/24リリース
フォーマット:CD(紙ジャケット)
レーベル:なりすコンパクト・ディスク / ハヤブサ・ランディングス
カタログNo.:HYCA-3075
価格:¥2,000(税抜)
【Track List】
1.五月のまぼろし
2.ふるえてねむる
3.出発のうた
4.夜道
5.夜中の話
6.世界へ
7.ぼくの心は空の中
8.夜明け前

録音/MIX:三富栄治
マスタリング:peace music中村宗一郎
絵:前川茜
デザイン:saori


『ミチノヒ「but to do」× ほたるたち「光」ダブルレコ発tour』
2018年11/30日(金)東京 渋谷:(旧 渋谷LAST WALTZ)
ACT:ほたるたち / ミチノヒ / bjons / 冷牟田敬band
Open 18:30 / Start 19:00
Adv. ¥2,500 / Door ¥2,800(+1d ¥600)

『ほたるたち+穂高亜希子同時発売記念イベント』
2018年11/19(月)新宿dues
ACT:ほたるたち / 穂高亜希子
Open 19:00 / Start 19:30
イベント詳細




山口やまぐ&松尾翔平 共同企画
『ブラックナードフェス!vol.4』
~Let’s Go World Nerdy Journey~
2018年12/16(日)墨田区 八広地域プラザ 吾嬬の里(あづまのさと)本館
ACT:オシリぺンぺンズ / 割礼 / RUINS(吉田達也+増田隆一) / ほたるたち(穂高亜希子+松尾翔平+吉川賢治) / 3776 / SAKA-SAMA / xoxo(Kiss&Hug) EXTREME / HOMMヨ / otori / 田島ハルコ / Weekday Sleepers / 吉田和史×夜窓 / Cobalt / 横沢俊一郎 / Super Ganbari Goal Keepers / 山口やまぐと地獄少年 / ロクトシチ / しののめ / 内田るん / 山口やまぐ Another Hell Meeting / and more…
Open 10:30 / Start 11:00(close 20:00予定)
Adv. ¥3,000(+1d ¥500)
高校生 無料

3ステージ制
Foodあり Freeお菓子あり
内装:ヤバイネーション

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2018.11.14 20:58

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