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theムッシュビ♂ト

【NEWS】Theムッシュビ♂ト 学生自主制作特撮映画『ウルトラユウスケ』に主題歌提供



ポジティヴレコーズ主宰、Theムッシュビ♂トは、大阪芸術大学の橋本彗が監督を務める特撮映画『ウルトラユウスケ』に主題歌「ウルトラなんだぜ」を提供した。
この映画は5/6(土)に京都みなみ会館で開催される『第9回 全国自主怪獣映画選手権』京都大会で公開予定。
また、同日この主題歌を含むサウンドトラック(堀本 陸プロデュース)がポジティヴレコーズからフリーダウンロードで配信リリースされる。

ウルトラユウスケ公式Twitter

ウルトラユウスケ(予告編)


『第9回 全国自主怪獣映画選手権』
2017年5/6(土)京都みなみ会館
詳細:
全国自主怪獣映画選手権公式Twitter

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2017.4.15 11:16

【NEWS】Theムッシュビ♂ト 自作のクリスマスMix「クリスマスの小箱〜monsiurbeat jewelries!〜」を公開

ポジティヴレコーズ主宰、Theムッシュビ♂トは18日、Mixcloudに自身の作品からのクリスマスセレクション「クリスマスの小箱〜monsiurbeat jewelries!〜」を公開した。

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2016.12.19 7:56

【NEWS】イベント情報:『Tokyolite, Welcome to Japan』9/16(金)神戸ヘラバラウンジにTheムッシュビ♂ト、Caro kissa、KEEWO、COZMIC SPOON

9/16(金)に神戸のヘラバラウンジで『Tokyolite, Welcome to Japan』が開催。
タイトル通りTokyoliteの他、Theムッシュビ♂ト、Caro kissa、KEEWO、COZMIC SPOONが出演。
インドネシアのTokyoliteが9月に行うジャパンツアーの神戸編となる。

『Tokyolite, Welcome to Japan』
2016年9/16(金)神戸ヘラバラウンジ
ACT:Theムッシュビ♂ト / KEEWO / Caro kissa / COZMIC SPOON / Tokyolite
Open 18:00 / Start 18:30
Adv ¥1,500 / Door ¥1,800(+1d)

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2016.8.13 16:06

【NEWS】イベント情報:Theムッシュビ♂ト & ノブ(BaaBooFAZ)弾き語りツーマン『手をとりあって vol.1』7/24(日)に茨木D Barで開催

ポジティヴレコーズ主宰者Theムッシュビ♂トと、ノブ。
共にBaaBooFAZのメンバーである両名によるピアノ(Theムッシュビ♂ト)とギター(ノブ)弾き語りのツーマンイベント『手をとりあって vol.1』が7/24(日)に茨木D Barで開催。
当日は2人でのシークレット企画も準備中とのこと。

『手をとりあって vol.1』
2016年7/24(日)茨木D Bar
Open 19:00 / Start 19:30
Charge ¥1,000(+1d)


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2016.5.20 21:29

【NEWS】MSSサウンドシステム & Theムッシュビ♂ト 『Answer For Voices』公開

神田の飲み屋でラッパーに絡まれてからラップに傾倒しているTheムッシュビ♂トとMSSサウンドシステムによるトラック『Answer For Voices』を公開。

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2016.5.20 11:50

【NEWS】イベント情報:4/10(日)『不思議な庭企画第Vol5 ラピスラズリの唇』原宿ストロボカフェ / canooooopy、Theムッシュビ♂ト 他

4/10(日)に原宿ストロボカフェで『不思議な庭企画第Vol5 ラピスラズリの唇』が開催される。

『不思議な庭企画第Vol5 ラピスラズリの唇』
2016年4/10(日)原宿ストロボカフェ
ACT:A.ULaboratory&ToupeMapeto / emamouse / canooooopy / Theムッシュビ♂ト / 永井昆布
Open 13:00 / Start 13:30
Charge ¥2,000(+1d)

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2016.3.26 13:21

【NEWS】OMOIDE LABEL ニューリリース『デートコースEP:We are(not) a couple / Theムッシュビ♂ト』リリース

OMOIDE LABELは11日、ポジティヴレコーズ主宰Theムッシュビ♂トのEP『デートコースEP:We are(not) a couple』をbandcampでリリース。
「あおなみ線、金城ふ頭行き」にはnemo asakuraが編曲/プレイヤーとして、ミンカ・パノピカのパノピカ・エイジがMix&Mastering.として参加。
「彼氏のマストアイテム予告編」にはnezire_in-culture_out/ミンカ・パノピカの古賀ゆうとが参加している。
アートワークはTheムッシュビ♂ト作品でおなじみ中川一。

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2016.3.12 11:59

【NEWS】Theムッシュビ♂ト 別名義・Positive工房で『もうすぐ素直じゃなくなる』をセルフリミックス

2/21まで開催中のネット同人音楽即売会・APOLLOにブースを出店しているポジティヴレコーズ主宰者・Theムッシュビ♂トは20日、アルバム『彼氏のマストアイテム』収録曲「もうすぐ素直じゃなくなる / Theムッシュビ♂ト×meina×堀本 陸」を自身の別名義であるPositive工房でセルフリミックス。現在soundcloudで公開中。

同人音楽即売会APOLLO ポジティヴレコーズブース



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2016.2.20 11:00

【NEWS】星空凛レコーズ(ポジティヴレコーズ) ニューリリース『凛と音楽の星/Theムッシュビ♂ト 』

星空凛レコーズ(ポジティヴレコーズ)は、星空凛のバースデーリリースとして『凛と音楽の星/Theムッシュビ♂ト 』をリリース。
FreeDL。

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2015.11.2 5:37

【NEWS】Theムッシュビ♂ト M3頒布アイテム『彼氏のマストアイテム』通販中

Theムッシュビ♂トが秋のM3でプレリリースした5thアルバム『彼氏のマストアイテム』がBOOTHで通販を開始している。

https://positiverecords.booth.pm/items/161041

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2015.10.31 14:16

【NEWS】Theムッシュビ♂ト 10/25 M3リリース作品『彼氏のマストアイテム』詳細情報公開

ポジティヴレコーズ主宰・Theムッシュビ♂トは、10/25に東京流通センターで開催されるM3でリリースするアルバム『彼氏のマストアイテム』の詳細情報を公開。
参加アーティストに三好リョウ、古賀ゆうと(ネジレインカルチャーアウト)、村上亜賢、山本浩、はぐれウシドリ、山岡迷子、きょうちゃん、パノピカ・エイジ(ミンカ・パノピカ)、ブラスタル、なかがわゆうすけ、meina、堀本陸、敷嶋萌子、nemo asakura、イシダストン、いちは、戸田ノブヒト、吉野なお。
アートワークは中川一。

http://togetter.com/li/887531

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2015.10.16 2:59

【NEWS】Theムッシュビ♂ト アルバム「彼氏のマストアイテム」より『ファンキーファイト』先行試聴開始

ポジティヴレコーズ主宰・Theムッシュビ♂トは6日、2015年10/25に東京流通センターで開催されるM3でリリースするアルバム「彼氏のマストアイテム」より、『ファンキーファイト』の先行試聴を開始した。
三好リョウ(三好リョウバンド、ホームラン)と古賀ゆうと(ネジレインカルチャーアウト)が参加している。

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2015.10.7 8:05

【NEWS】イベント情報:8/23(日)Theムッシュビ♂ト、PIG MARRY、yyBoys 他 大阪 茨木orange a go go

8/23(日)に大阪 茨木orange a go goで開催されるイベントにTheムッシュビ♂ト、PIG MARRY、yyBoys 他が出演する。

8/23(日)大阪 茨木orange a go go
ACT:ティアレ / Orange Gospel Singers / Azure Lala Choir / CHABATA / Red Tissue / Heart of Rain / Theムッシュビ♂ト / SolLa with Yui / PIG MARRY / yyBoys / Noi & Nob / あべひろえ / ナカジン / ヤノフェス / COZMIC SPOON / ENDAND / ana more..
Open 13:00 / Start 13:30
Ticket ¥1,000(d/f込)

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2015.8.18 1:14

【NEWS】Theムッシュビ♂ト新作アルバム『彼氏のマストアイテム』予告編第1弾公開

現在ニューアルバムを制作中のTheムッシュビ♂トは、youtubeにアルバム予告動画『彼氏のマストアイテム』予告編第1弾を公開。
ナレーションはネジレインカルチャーアウトの古賀ゆうと。

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2015.8.16 23:04

【NEWS】イベント情報:6/4(木)『ウタエバミヤコ!』大阪梅田HARD RAIN / 岩井わい、中林恵子、Theムッシュビ♂ト、岩田れな 他

6/4(木)に大阪梅田HARD RAINで『ウタエバミヤコ!』が開催される。
また、この日出演のTheムッシュビ♂トは生ピアノでのライブを行うとのこと。

『ウタエバミヤコ!』
6/4(木)大阪梅田HARD RAIN
ACT:岩井わい / 中林恵子 / Theムッシュビ♂ト / 岩田れな / and more..
Open 18:30 / Start 19:00
Adv ¥1,500 / Door ¥2,000

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2015.5.29 3:45

【NEWS】Theムッシュビ♂ト ライブ映像『去勢された男 at 十三スタジオ246(2014.10.19)』公開

ポジティヴレコーズ主宰・Theムッシュビ♂トは、youtubeにライブ映像『去勢された男 at 十三スタジオ246(2014.10.19)』を公開。

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2015.4.12 12:42

【NEWS】イベント情報: Theムッシュビ♂ト

ポジティヴレコーズ主宰・Theムッシュビ♂トのライブスケジュール。

『アナーキー弾き語り』
4/11(土)大阪 茨木Barアナーキー
ACT:Theムッシュビ♂ト / サイバー演歌歌手Σ / Blue Springs / いたさん / カズマ / 川端潤也
Open/Start 18:00
Ticket ¥1,000(1d込)


『ピーポーアーストレンジ』
4/15(水)大阪 梅田ハードレイン
ACT:LIke A Monkey In A Zoo / Theムッシュビ♂ト / 二十人 / 涼風美好里 / and more..
Open 18:30 / Start 19:00
Adv ¥1,500 / Door ¥2,000

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2015.4.9 3:31

【NEWS】THEムッシュビ♂ト 舞台出演 3/28(土)29(日)『オレ、劇団辞めます』京都市人間座スタジオ

ポジティヴレコーズのレーベルオーナーTHEムッシュビ♂トが舞台に出演する。
出演するのは3/28(土)29(日)に京都市人間座スタジオで上演される天心和風乙女団公演『オレ、劇団辞めます』。

『天心和風乙女団公演
 「オレ、劇団辞めます」』
3/28(土)3/29(日)会場:人間座スタジオ
作・演出:大妖精
出演:南乃もも / 朝日向青葉 / 月島紫音 / 原田圭輔 / メリ夫 / 藤枝テツヨウ(メイ同盟) / 林太一(STORM KING) / THEムッシュビ♂ト / クロベイ(劇団CLAP×CLAP) / ねん
3/28(土)14:00/19:00
3/29(日)14:00
Adv ¥1,000 / Door ¥1,500
http://bit.ly/1EFdF0L

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2015.3.25 12:04

【NEWS】迷われレコード  ニューリリース『フライングEP: we can(not)fly / Theムッシュビ♂ト』

迷われレコードは14日、大阪のシンガーソングライターにしてポジティヴレコーズ主宰・Theムッシュビ♂トのEP『フライングEP: we can(not)fly』をリリース。
マスタリングはミンカ・パノピカの長上鋭司、アートワークに「キラーチューンズ」や「MIKUHOP」のアートワークを担当した中川一。
また、トラック中に吉野なおとBaaBooFAZの戸田ノブヒトが参加している。

同時公開の「【INTERVIEW】Theムッシュビ♂ト 前編」「後編」もあわせてどうぞ。

http://mayoware.seesaa.net/article/414009048.html

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2015.2.15 8:56

【INTERVIEW】Theムッシュビ♂ト (1/2)




01

Theムッシュビ♂ト
大阪を中止として活動するシンガーソングライターにして、「J-POP」を中心として扱うネットレーベル「ポジティヴレコーズ」主宰。
他にも近年ではロックバンド「BaaBooFAZ」のキーボーディスト、女性シンガー「沙糸しろたま」のプロデュースやアイドル「吉野なお」への楽曲提供等、その活動は多岐に渡っている。
その彼が、アルバム「キラーチューンズ」以後初となるEPのリリースを控えていると聞き、インタビューを申しこんでみた。

wecannotfly

フライングEP: we can(not)fly』
1.ソニックウェーヴ/Sonicwave
2.翼をください/You Can (Not) Advance
3.スタンドアローン/Stand Alone
http://mayoware.seesaa.net/article/414009048.html
アートワーク:中川一

つけてみそかけてみそ


EP『フライングEP: we can(not)fly』

sabadragon:

おまたせいたいたしました。

Theムッシュビ♂ト:

いえいえ!

sabadragon:

まず簡単な自己紹介をお願いいたします。

Theムッシュビ♂ト:

TheTheムッシュビ♂トと申します。シンガーソングライターです。
トラックメーカー、ネットレーベル「ポジティヴレコーズ」主宰、ロックバンド「BaaBooFAZ」のキーボーディストという顔も持っていますが、この名義で活動するときの第一義はシンガーソングライターです。
好きなアイドルは菅谷梨沙子さん(Berryz工房)です。よろしくお願いします。

sabadragon:

まずは今回のEPの完成おめでとうございます。

Theムッシュビ♂ト:

ありがとうございます。

sabadragon:

今回のEPは、迷われレコードさんからのリリースとの事ですが、この制作はどの辺りからスタートしたものなんですか?

Theムッシュビ♂ト:

2013年秋にCDアルバム「キラーチューンズ」をリリースして、そこから暫くは燃え尽きじゃないですけど、CDを売ることを考えてて新作に歩を進められなかったんです。
その間に、自分がプロデュースした沙糸しろたまの「君に届け」をリリースしたり、BaaBooFAZのレコーディングとリリースで動いたりしていましたが、TheTheムッシュビ♂ト本体は「菅谷梨沙子レコーズ」からの企画盤「La Puclle/Le Soleil」しかリリースしてなくて。

でも、そうしているうちにどんどん停滞してきて、メンタル的にかなり落ち込んで来てたんです。それもあって、7月頃、心機一転する為に「今から新しいアルバムを作ろう!まずはリードトラックをネットリリースしよう!」と決めて着手しました。

迷われレコードさんからのリリースにしたのは、今までも沢山リリースさせて頂いたし、自分の原点の一つであるレーベルなので、そこからまた始めたかったんです。
単純に迷われレコードさんが好きですしね(笑)

sabadragon:

では今回のEPは新しいアルバムのリードトラックという立ち位置という事ですね。

Theムッシュビ♂ト:

そうですね。
「ソニックウェーヴ」がアルバムのリードトラックです。

アルバムは今年中のリリースを目指して作り始めていますが、「ソニックウェーヴ」ができるまでがほんとに長かったです。
すぐにできると思って、その時点で中川一さんにジャケットイラストをお願いして、7月中にはジャケットが上がってたんですが、結局かなり寝かせてしまいました。
「ソニックウェーヴ」が実際に楽曲として完成したのは10月でした。
そこからミックスやマスタリングなどが仕上がったのが、エンジニアを担当したミンカパノピカ鋭司さんのスケジュールの関係とか色々あって、先月頭になったんですけど。

この曲名は、一番最初に作ったバージョンが「音より速く君の元へ」みたいな歌詞で、そこから取ったんですが、そこから完成までに3回くらい、歌詞もメロディもアレンジも全部消してリセットしています。
なかなか納得できるものにならなくて、その間は本当に苦しくて、これができなかったら音楽辞めようってとこまで思い詰めたり。
それで、10月に完成したこのバージョンについてもそのリライトの痕跡として「ソニックウェーヴ」という曲名を残したんです。

sabadragon:

以前の楽曲と比べてもかなりモードチェンジしているので大変だったと思います。
そのモードチェンジのお話になりますが、今までの活動を見ていると初期の頃の音源から比べると々ポップな方向へと向かっていましたが、ここに来てその方向性が加速してると感じました。これは意図的なものでしょうか。

Theムッシュビ♂ト:

ありがとうございます。
ここ2年くらいで「ポップミュージックであること」についてかなり自覚的になりました。

ごく初期のスカムな方向性は、今にして思うと単なる逃げでした。
覚悟と信念を持ってそういう音楽をしているアーティストの方々は尊敬しますが、自分にはそういったものがなかったなと今は思います。
それと、やっぱり聴く人が楽しくなったり明るい気持ちになったりするもので在りたいなと思っていて、今回の作品では復活第一弾ということもあり、やりすぎなくらいポップにしようと思いました。
その辺り、Berryz工房にハマったことも一因かと思うんですが、やっぱりわかりやすいポップミュージックっていいなあと。

sabadragon:

「やりすぎなくらいポップ」は名言ですね(笑)
そのあたりは「ソニックウェーヴ」のイントロの部分から既に漂ってきています。
そのような方向に決定付けたものは何だと思われますか?

Theムッシュビ♂ト:

ありがとうございます(笑)
簡単に言えば「開き直り」じゃないかと思います。
僕はラブソングばかり作ったり歌ったりしているんですけど、そんなスタイルでありながら、昔から「恋愛弱者」っていう意識が強くて、恋をする度に自分が気持ち悪かったり、「相手にされてない感」を感じたり、「どうせ失恋するに決まっている」って思い込んだりして、いつも勝手に惨めな気持ちになっていたんです。
今まで一度も自分から好きになった人と男女の関係になったことがないですし。

前作「キラーチューンズ」のリードトラック「FIT」は「男は須く大事な人の王子様にならなければいけない」という歌詞で象徴されるように、そんな自分が「好きな人の為にカッコ良くなろう」と一歩踏み出した曲で、当時としては大きなブレイクスルーだったんですけど、そこから時間も経って、結局「カッコ良くないといけない」という意識が自分を縛って、余計に惨めになってしまったんです。外見とかだけの話じゃなく。
そんな中、EditerでDJの3106さんに勧められた清 竜人さんの「MUSIC」を聴いたんですけど、このアルバム、男性ボーカルで電波ソングとかアイドルソングみたいなのやってて、凄く気持ち悪いんですよ。褒め言葉ですけど。でも、凄く泣けるというか芯から救われたというか。今回の作品の音楽性の種明かしみたいな話なんでこの話はあんまりしたくなかったんですけど(笑)、「キモくていいんだ」と開き直って、カッコ付けることもやめようと思ったきっかけがこのアルバムだったんでそこは正直に白状します(笑)
それでまあ、「#ムッシュキモい」を経て「許してにゃん!」と言えたっていうか。

sabadragon:

なるほど。
理想的な自身ともっと自然な状態の自身のギャップを埋める作業とでもいうんでしょうか。
そのせいかもしれませんが、今作はムッシュさんの作品の持つ「内面の吐露」というテーマ性を保ってはいるんですが、従来の詞との大きな違いとして、明確な対話の形式になっていますね。

Theムッシュビ♂ト:

そうですね。
「FIT」が「理想の提示」だとしたら「ソニックウェーヴ」は「自然な状態の肯定」ですね。
「キモくて良いんだ!」ってブレイクスルーしたときに、以前のような、レトリックが多くて難しい言い回しを多用した歌詞って一見カッコ良いけど相手には伝わりにくいなと気づいたんですよ。
「キモくて良い」ってことは「素のまま相手にぶつかっていける」ってことで、それが「対話の形式」になることを促したのかなって思います。
できるだけ素の言葉で相手に伝えよう、「自分にしかわからない言い回し」は極力避けよう、と。
というか、この曲の歌詞については作詞したって感覚がないです。好きな女性への想いを文字数も何も考えず思いつくまま勢いで書いただけです(笑)

「私信」としてのEPリリース


03


sabadragon:

「好きな女性」って部分に突っ込んでいいですか?(笑)

Theムッシュビ♂ト:

はい(笑)ちょっと怖いですけど、話の流れ的に外せないですよね。
ちなみに、片思いです(笑)恋人とかでは全くないです。

sabadragon:

ここまでのインタビュー内容を総合してざっくりと言うと今回の「ソニックウェーヴ」は「好きな女性」への気持ちと彼女に対するパーソナルな語りかけ…という楽曲という事でよろしいですか?

Theムッシュビ♂ト:

そうですね。
EP全体がそうですけど、「ソニックウェーヴ」は特に「私信」という意味合いが強いです。
勿論、それをリリースしているので「私信という体のエンターテイメント」として捉えて頂いても構いません(笑)

sabadragon:

ただ、その「私信」の部分は今までにない「ポップ」な部分に明確に貢献してますね。
先ほどのお話とも絡みますが、「あるべき」である視点から聴き手というものを上手に認識した強みでしょうか。
J−POPというテーマ性から言えば今までで最もそのジャンルにコミットした作品かと思います。

Theムッシュビ♂ト:

ありがとうございます。
うーん。多分ですけど、「好きな人に聴いて欲しい」という気持ちに特化して、作品の焦点を今までにないくらい絞り込んだことが功を奏したんじゃないかと思います。
「誰に一番に聞いて欲しいか」って自問して、その「その子にだよな」って自答して。
歌詞もメロディもサウンドの方向性も全部「その子が気に入ってくれて、聴いたときに笑顔になるもの」を志向したんです。
勿論、実際はドン引きかもしれませんし、音楽は「人の心を癒したり元気付けたりするもの」であると同時に「暴力装置」であるとも思ってて、それを相手に向けてしまうことに対して一抹の不安というか怖さもありますけど。
ちなみに、ドン引きで思い出したんですが、「ムッシュキモい」という台詞はインディーアイドルとして活動中の吉野なおさんにやって頂いたのですが、その録音について「(ムッシュを)キモいと思ってないから難しい」と言われたので、自分のガチでキモいエピソードをこっそり教えました。
そしたら、「それはほんとにキモい」ってドン引きされて、結果「できました!」と(笑)
あと、曲中に唐突に「つけてみそかけてみそ」のCMを入れたのは、その子が聴いたときクスッとでもしてくれたらいいなあと(笑)

sabadragon:

その「つけてみそかけてみそ」は確か製造販売元にコンタクトを取られたとうかがっているのですが、その辺のエピソードについてお願いします。

Theムッシュビ♂ト:

「つけてみそかけてみそ」は愛知県を中心に販売されている調味料で、愛知では知らない人はいないくらいメジャーな存在なんですが、その製造販売元であるナカモ株式会社様に商標使用許諾を求めたところ快く許諾して頂きました。
この「つけてみそかけてみそ」は僕と「好きな人」との個人的なエピソードというか、まあそんな感じのアイテムなんですけど、そういった極私的な「おふざけ」にオフィシャルな「お墨付き」が付くことで、ある種の「本気度」をアピールできるかなと(笑)あとは、そこからCMソング…なんて展開も妄想しました。完全に妄想ですが、終止形で終わるメロディなので歌詞を改変したらほんとにCMソングっぽくなります!!(笑)
ちなみに、「許してにゃん」はももちこと嗣永桃子さんからの許諾を貰い忘れてました!不覚!

sabadragon:

実際にCMソングとして提案してみるという予定は?(笑)

Theムッシュビ♂ト:

反響を見てから、ですね(笑)

sabadragon:

インディーから企業タイアップというテストケースになると面白いと個人的には思いますね。

Theムッシュビ♂ト:

そうですね。
そう言った意味でも実際にタイアップしてみたいです。
どう道筋を作ったらいいかわからないので、ちょっと考えてみます。
商標使用許諾を得た時点で道筋の第一歩を歩み始めてる感もありますけど(笑)

sabadragon:

上手くいくことを心から願いますね(笑)
その部分に関して曲中に語りが入る事に80’sポップス的なものを感じますが、これは80’sポップスへのオマージュなのでしょうか。
また、そのあたりのポップミュージックに思い入れなどがあれば。

Theムッシュビ♂ト:

あ、それは言われて初めて気づきました(笑)
80年代ポップスと言うより、意識したのはミュージカルですね。
ただ、思い入れや詳しい知識は乏しいですけど、やっぱり黄金期のポップスの、完成度の高いエンターテイメント性は目指したいところです。
あの頃のポップスは、歌手も作詞家も作曲家も一流の職人だって思いますし。

>>「【INTERVIEW】Theムッシュビ♂ト (2/2)」に続く

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2015.2.15 1:54