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【INTERVIEW】変わる変わる変わる。『A.O.S/血漿』



二度とこんなヤツと会わねぇ

―:『A.O.S』で青栁さんがすぐに「自分のことをテーマにしている!」と思えるぐらい、二人の付き合いは長いということですけど、何年ぐらいの付き合いなんですか?
濱野:大体9年ぐらい? 高校で知り合ってからだから。
青栁:こんなに長く付き合うとは思わなかったよね。
濱野:そんなはずではなかった。(笑)
青栁:第一発目から「もう二度とこんなヤツと会わねぇ」って思ったし。
濱野:俺はマジで「次のスタジオ、バックレようかな」って思った。「なんちゅーヤツだ!」って。
青栁:俺は「暗いねぇこの人」って。
―:でも、濱野さんはスタジオをバックレなかったから、今があるんですよね。
濱野:第一印象は最悪でしたけど、ホント、良いドラムを叩くんですよ、こいつ。人間はどうかと思うけど、ドラムが良いなーって。
青栁:みんな言うんですよ。「青栁クンは、ホント一言も喋らないでドラムだけ叩いて、ちょっとたまにニッコリ笑うぐらいでいれば、もっと違うところに居たのにねー」って。
濱野:そう、それが一番幸せになれたよね。(笑)
―:最初に会ったときのこと、覚えてますか?
濱野:俺の目線からだと、当時スリーピースをやってて、諸事情あってドラムが抜けちゃったんです。そのときのベーシストが連れてきたのが、青栁を連れてきたんです。
青栁:そのベーシストは小学校からの知り合いで。中学校は別々だったんですけど、高校のときに再会して、音楽の趣味が一緒で盛り上がって。「ドラム叩けるヤツが居ないから一緒にやらないか?」って、最初コピーバンドやってたんです。そのコピーバンドが一区切りついてどうしようかなってときに、そういえば濱野って奴が居るんだけどって流れで会いました。
濱野:そんときの青栁は、ピンクシャツをインしてて、信じられないほどハイウエストだったんですよ。「えっ? どういうつもり? 気持ち悪い」って。
一同:(笑)
青栁:濱野は濱野で、全身ダルッダルの服装で真逆なの。
―:今日のお二人の服装も真逆ですものね。(笑)
青栁:来ちゃったし、やるかって始めたんですけど、そのときはまだ曲を聞いてなかったんです。
濱野:デモ流して、一回やってみて、正直、ドラムがめちゃくちゃかっこよかったんですよ。「変な服着てるけど、ドラムはかっこいいな」って。ここまでは良かったんですけど、バンド名を決めようってみんなでマックに入ったときに、独り言みたいにずっと喋ってたんです、シモネタを。
―:あー。今日の雰囲気から簡単に想像できますね。(笑)
濱野:ずっと一緒。あのときも今も変わってない。(笑) みんな無視してるのに、「いいじゃんー“スペルマミルクティー”で!」ってずっと言ってるんです。
一同:(笑)
青栁:あまりに決まらなすぎてイライラして、つい。

変わる変わる変わる。がライブをする理由

―:これまでは楽曲について聴いてきましたけど、ライブについて。ライブに立つときは、どういった気持ちでやってるんですか?
濱野:考えたことなかったですね。
青栁:根本として、俺らの曲は良いに決まってるんだけど、それをちゃんと知ってもらうためにやろうと思ってますね。
濱野:そうだね。俺が好きってことはみんなも好きだって思ってるし。
青栁:この人、女子大生のiPodに自分の楽曲が入ってないわけがないと思ってるんですよ。
―:それは自分の楽曲に自信があるからですよね。
濱野:そうですよね。どっかしらでこういう曲を好きっていう気持ちがあるだろうから。
―:毎日ではないんだ。(笑)
濱野:毎日は疲れちゃうから(笑) やっぱり、ライブを立つ直前とかにいろんなことを考えてないです。とにかく自分の曲を届けようと思っていて。
青栁:どんな人でも仕事して、給料を得て、いろいろ生活にお金使ってってあるじゃないですか。ライブって、大体2,500円以上するし、見てる時間、移動する時間ってもらってるわけじゃないですか。うまくプレイできても、下手にプレイしても、お客さんにはそのときがすべてじゃないですか。ライブやるということは見てもらうわけだし、そのときに最高点を届けたいなって思っていて。だから、自分が在りたい自分であろうと思ってます。そのなかで、濱野の曲を届けようって。

インタビュアー:タンヒロキ



『A.O.S/血漿』/ 変わる変わる変わる。
2017年4/21リリース
フォーマット:CD
レーベル:KGK RECORDS
カタログNo.:KGK-003
価格:¥1,000(税抜)
【Track List】
1.A.O.S
2.血漿
3.血漿 remix (イロハ from さらばルバート、空を飛ぶ)

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2017.5.11 22:00

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